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谷岡一郎『SFはこれを読め!』

2011年03月23日 22時16分59秒 | 文学
藤子・F・不二雄、『インセプション』(クリストファー・ノーラン監督)と、たまたまなのだが最近SF作品に目がいっている。
これまでSFの小説を熱心に読んだことがあるのはマイクル・クライトンくらいしかいない。いくつか他の作家のものも読んだことはあるのだけれど、カート・ヴォネガットにしてもフィリップ・K・ディックにしてもおもしろさを感じることがなかった。映画も、有名な『ブレードランナー』も『2001年宇宙の旅』もどこを見たらよいのかよくわからない。筒井康隆は読むけれどSFものはあまり読んでなく、小松左京などは読んだことはない。日本のSF小説でとっさに思い浮かぶのは三島由紀夫の『美しい星』と大江健三郎の『治療塔』という、純文学作家が気まぐれで書いたようなものしか思い浮かばないような(しかも読んでない)、大袈裟に言えばそういう感じです。
で、SFについて勉強しようと思って谷岡一郎『SFはこれを読め!』(ちくまプリマー新書)を図書館で借りて読んだ。
おもしろそうな本がたくさんあったのでメモしておく。
広瀬正『マイナス・ゼロ』
ハインライン『夏への扉』
テッド・チャン『あなたの人生の物語』
ホーガン『星を継ぐもの』
ダン・シモンズ『ハイペリオン』
このあたりがおもしろそうだと思った。
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クリストファー・ノーラン監督『インセプション』

2011年03月23日 21時47分17秒 | 映画
クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』を見た。アカデミー賞授賞式を見て興味を持って見た。
吉本ばななの『キッチン』と高橋源一郎の『ペンギン村に陽は落ちて』とウォシャウスキー兄弟の映画『マトリックス』とスピルバーグ監督の『マイノリティ・リポート』などの作品を思い出した。雪原の世界は『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』を思わせた。
思ったほどはおもしろくはなかったのだが、おもしろい映画ではあった。
夢が二重三重四重になっているのがおもしろい。
夢の世界で死んだら目が覚めるという設定もおもしろかった。
無重力の映像が良いと思った。
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