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鳥飼玖美子『「英語公用語」は何が問題か』

2011年03月05日 13時24分22秒 | 文学
鳥飼玖美子『「英語公用語」は何が問題か』(角川oneテーマ21)を読んだ。
このひとのNHKの番組を見て英語に再び興味を持ったので、一応の礼儀として(?)書いた本も読んでみた。通訳の経験があるので何かというと、「難しければ通訳に頼むという方法もある」と通訳を勧めていた。こういうのはおもしろい。
もうすこし、英語をどうやって勉強すべきかについて突っ込んだ話があるのかと期待していたが、そういう本ではなかった。
ユニクロと楽天が会社で英語を公用語にするという話から、それはあまりよくないのではないか、という話だった。トーイックについても英語の能力は数値では計るのは難しいというニュアンスだった。シャドーイングにも否定的だった。多読は勧めていた。
僕自身は会社で英語を使うこともないし、英語が公用語になりそうな雰囲気も全くないので、趣味としてやる以外にない。会社で英語が公用語になったらいやでもやるだろうからそれはそれでいいかもしれないな、とも思うが、日本人しかいない会社でなんのためにそんなことをするのかと考えたら、馬鹿馬鹿しくなるだろうなと思う。
毎日少しずつ英語を聴いているが、よくわかるときと全くわからないときがある。話題と、体調によるのだろう。

最近英語学習に関する本をよく読むが、なかなかいいと思える本に出会えない。
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