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小松左京『SF魂』

2011年03月27日 22時57分07秒 | 文学
小松左京『SF魂』(新潮新書)を図書館で借りて読む。SFそのものではなくSFについての本の三冊目。
どれだけ準備をすれば気が済むんだ! もうそろそろSF小説そのものを読めよ、という気分に自分でもなるのだけれど、読みません。このまま最後までSF小説そのものは読まないかもしれない。ちょうど野球はやらないのに、野球についてのお話には興味があるのに似ている。
そういえば今日テレビで高校野球を見ていたら、ストライクとボールとアウトの数を表示するテロップ(というのでしょうか? テレビ画面の右下に出てるやつ)が、上からSBOではなく、BSOの順番になっていた。あれはいつからなのだろう。オリンピックか世界野球大会(WBC)での試合を見たときに、日本とは違ってアメリカではBSOの順番なのだなと思ったけれど、いつのまにか高校野球まで順番が変わっていたとは。アナウンサーも「ツーボール、ツーストライク」とか言っていた。知らないうちにアメリカナイズされていた。いったい誰の指示だ? ナベツネか?
小松左京の『SF魂』は長山靖生の『日本SF精神史』で読んだ話もいくつかあった。『SF魂』のほうがおもしろかった。やはりその時代に実際に生きていた人の話はおもしろい。最近、NHKの岡本太郎のドラマを録画して見てみようと思っているのだが、ちょうどあの時代の大阪万博あたりの話も出てきて興味を惹かれた。たしかNHKのドラマではカンニング竹山が小松左京役をやっていたように思うけれど、当時の写真を見ると雰囲気がある。
小松左京の小説では『日本沈没』がいちばん有名なようで、読むとすればこれなのだろうけれど、ちょっと長いので読まないだろう。地震の話をいま読むのもちょっとつらいし。
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