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☆日本史の勉強

2006年08月16日 23時04分13秒 | 文学
一冊でわかるイラストでわかる図解日本史―オールカラー学生でもないのに、日本史の資料集のようなものが欲しくなって、「一冊でわかるイラストでわかる図解日本史」(成美堂出版)を購入。
それぞれの時代の10大ニュースが載っている。オールカラーが嬉しい。
こんな本をいったい誰が買うんだろうと馬鹿にしていたら自分が買った。
過去の自分よ、裏切ってごめんなさい。最近歴史に興味があるのです。
司馬遼太郎を読んでよく判らないことはこの本でチェックする。
特に小説で判らないのが地理の位置関係。幕末の各藩が日本地図のどこにあるのかがわからないことが多い。
いま最も興味のある時代は南北朝だな。
人物では菅原道真、平将門、崇徳上皇の三大怨霊と、足利尊氏ですね。偏りすぎている。
赤線は引かない。学生ではないので。
年号も憶えない。大人なので。
勉強というのはこのように好きなようにやるのが理想的ですな。

実家でもらってきた米に虫(コクゾウムシ)がわいていた。
たいへんだ。
あれほど気分が落ち込む出来事はあまりない。
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☆「チャップリンの船乗り生活」感想

2006年08月16日 12時56分38秒 | 映画
午前中、バランスボールに座って、録画していた20分ほどの映画「チャップリンの船乗り生活」を見た。
最後がすこし録れていなかった。
画面が揺れるし、バランスボールに座っている自分も揺れるので少し酔った。
喋らないのがいらいらする。
チャップリンがおもしろいのかどうかこの作品だけでは判らない。
いまのところ、これを見るくらいなら「Mr.ビーン」を見てたほうがいいなあ、という感想。
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☆1960年代の「青春」

2006年08月16日 00時35分51秒 | 文学
いま三浦雅士の「青春の終焉」(講談社)という本を読んでいる。
三浦雅士の本を読むのはたぶん初めてのはず。何度か気になったことはあるが初めてのはず。たぶん。最近記憶が定かでないことが結構ある。
500ページ近くある評論で、1960年代を「青春」というキーワードで読み解いているものです。
長い。
現在184ページ。
三島由紀夫、小林秀雄、太宰治、江藤淳、吉本隆明、ドストエフスキーなど興味のある作家について書かれてある。
特に小林秀雄と太宰治については一時期、同時にふたりの全集を読んでいたことがあり、なぜ小林秀雄は太宰治について何も語らないのだろうと思ったことがあったので、彼らふたりについて書かれているところは面白かった。
僕の調べた限りでは、太宰治の側から小林秀雄について語ったものはほとんどない(座談会でちょっと言ってるだけ)。
小林秀雄のほうは文芸月評でいくつか語っていたと思うけれど、きちんと語っているのは「現代文学の診断」(「小林秀雄全作品16」所収)で、太宰治が入水自殺したあとに世間が騒いでいるので彼の作品を読んでみて面白く、それまで読んでいなかったことを知人に迂闊だと笑われたと書いてあった。これを読んだときに僕も確かに小林秀雄は迂闊だと思った。骨董に凝ってる暇があったら太宰治くらい読んどけよ、と思った。
正宗白鳥との対談「大作家論」(前掲書所収)にも太宰治について出てきた。
興味のある人がいるかもしれないので詳しく書いてみました。

「青春の終焉」はなかなか面白い本だが、だからどうしたという感じの本のような気もする。
何かに驚いたというようなことは僕にはいまのところない。
強いて言えば夏目漱石の「吾輩は猫である」が自殺についての小説であるという説は初めて聞いた。読んでみなければ。
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