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”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「アメラジアン・スクール訪問」

2018年11月19日 | 「美ら島沖縄大使」便り

   
 先月、高校同窓会出席で沖縄に行った際、野入琉大教授の案内で宜野湾市人材育成交流センターにあるアメラジアン・スクールを訪問しました。切っ掛けは先日の日本女子大での野入教授の講演。アメラジアンとは主に在沖米軍属父親と沖縄女性の間に生まれた子供達で、通常の県内学校では言葉の不自由や様々な差別を受け、この学校に転人したのが大半とのこと。
 この日、多色様々ながら、皆さん、キラキラした眼で、英語、日本語を喋り,屈託なく近づいて来る教室の子供達を見ていると、米軍占領駐留の負の結果現象というより、多彩なルーツを持つ両親の視線を背負いつつ、来世紀と言わず、近々沖縄、日本をアメリカ、アジア、世界への津梁、橋頭堡の築き手、担い手を感じました。その予兆は今日本の芸能一線で活躍するアメラジアンルーツを持つ沖縄出身の多くのタレントの活躍です。現にこのスクールの卒業生の多くが、県立高校、本土の大学に進学していると言う。もう一つ、ビックリしたことはこの宜野湾市人材育成交流センターの敷地購入資金は沖縄にサミット開催を敢行したあの小渕恵三元首相が配慮したとのこと。改めて早大先輩・小渕氏の沖縄への思い遣りを感じました。
 さらに、京都出身ながら、沖縄移民、WUB、アメラジアンスクークル、ボランティア活動と幅広い“移動社会学”研究の野入教授の好奇・学究心には感嘆です。

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