命日の意味は「ある人が死亡した日を言う。忌日(きにち)という。通常は、死亡した月を指す祥月と組み合わせて、一周忌以後の当月の命日である「祥月命日」を指すことが多い。
祥月に関わらない月のことの命日を「月命日」という。
皆さんにも経験があると思いますが、最愛の人が亡くなった命日が来る度に、悲しく、辛い想いが込み上げてくるものです。
楽しかった思い出などを思い出すと余計に辛くなるものです。これらを「記念日反応(命日反応)」と呼ばれているものです。
亡くなった人の命日や誕生日、結婚記念日など、思い出が深い特別な日が近づくと、気持ちが落ち込んだり、体調が崩れたりするなど、亡くなった直後のような症状が再現することがあります。
これらは「記念日(命日)反応」と言って大切な人を亡くした方にはよく起こりうる自然な反応です。
他にも、愛犬の命日を思い出し、悲しみにふけることもあります。これらは「ペットブルー」という心理で、可愛がっていた愛犬の悲しみを中々忘れられないことで起きる人の感情心理です。
私は、50歳までに両親、最愛の人に先立たれて悲しい思いも辛い思いも引きずったこともあります。
不思議な事なのですが、両親が亡くなる前に、よく枕元に立っていたとか、霊的な知らせなどがあったという経験をしている人も居られると思います。
残念ながら、私には両親からの「霊的な知らせ(胸騒ぎ)」など一切なく、電話での連絡で知ったものです。
だからか両親の命日がよく分からない!今となっては、命日を忘れてしまったほどです。親子でありながら「親子の縁が希薄」だったのかも知れません。
逆に絶対に忘れる事の出来ない命日「記念日反応」があります。それは、最愛の人の事故死の同時刻に「正夢」で現れたことに在ります。
日時まではっきりと分かり、私との魂の繋がり合いのある人だから忘れる事なんて絶対にありません。
今月の27日で14回忌になるのに、出逢い、繋がったのは昨日のことのように分かります。分かるだけではありません。痛みさえも感じることが出来るものでした!
命日が近い日には、不思議な出来事や皆さんには想像も出来ない体験もしています。両親が亡くなっても、何も感じない、分からなかった私が14年前に魂の繋がりをしてから「霊的覚醒」に目覚めたように、私の「スピリチャル能力」潜在的能力が引き出されたように活性化しました。
以前にも、ツインソウル相手の愛犬が亡くなる5日前ほどに「胸騒ぎ」を感じて、写真を見ながら、手を翳して「頑張れ、長生きしてと励まして」いました。ところが「僕は、間もなく、亡くなるけど、僕の代わりに飼い主(相手)を護って欲しい」と伝わったものです。
逢ったことも無い、電話で私が○○○と呼びかけたら、ワンワンと何度も吠えて、甘えるように吠えていました。彼には私の存在を分かっていたようです。
その愛犬が亡くなってから何年も経っているのに、命日が近いのか私に飼い主が心配なのか?
助けて上げて欲しいと伝わりました。ゴールディウィーク前には、夢にまで現れ、私に何か言いたげでした。
可愛がってくれたお礼をしたい、だからあなたが代わりに飼い主が辛い思いをしているから「助けて上げて欲しい」と言っているように思えたものです。
但し、私からツインソウル相手に連絡が取れないので、助けようにも助けられないもどかしさがあります。
両親の命日が近づいても何も感じないのに、ソウル繋がりした人との関係ではこうして、命日が近くなると不思議な出来事や現象なども起きます。何より、普通ではない感じ方です。
最近は、悲しいことや怖いことなど一切ない、愛を感じる幸せでもあります。
今年も、後二週間ほどで14回忌の命日が来ますが、巷では14回忌イベントやデビュー30周年記念などの「記念日反応」を利用したようなビジネスと思われる芸能事務所の方針なのでしょうが、当の本人は蚊帳の外のように無関係なところで盛り上げっていることに私たちは「そっとして欲しい」とも思いがあります。
今年の命日は、二人で「好きな音楽、歌を聴いて」過ごしたいと思います。そして、大好きなイチゴのショートケーキに、カフェオレを飲んで寛ぎます。
センスプロデュース研究所、葛西行彦