センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

脳と情報(人の心は何処にある)⁉︎

2016-10-28 00:00:30 | 人の脳
*人間の心は脳の中にある‼︎
「心から」と言う時、胸に手を当てて気持ちを込めませんか?頭に手をやる人は、ほとんどいないでしょう!
しかし、脳科学的には頭が正しいのです。
*心の在り処の考え方な心臓から脳へ!
心が高ぶっている時は、心臓がドキドキします。心にある想いを表したい時は、無意識の内に心臓のある左胸のあたりを手で押さえてしまうように、「心は心臓にある」という考えがかつては支配的でした。
しかし、脳の研究が進むにつれて、心の動きは脳無しにはあり得ないという考え方が一般的になり、今では「心は脳にある」という考えが主流になっています。
ドイツの哲学者テーテンスは、心の働きは「知」「情」「意」の3つに分けられるとしています。「知」は知能のこと。
考えて判断する高度な精神活動で、脳では大脳皮質、特に前頭連合野が中心になっています。
「情」は感情のこと。快、不快や好き嫌い、喜怒哀楽などの心の動きは、大脳辺縁系から生じて来ます。「意」は意思や生きる意欲のこと。間脳の視床、視床下部、脳下垂体、脳幹の働きが支えています。
「知」「情」「意」の3つの心の働きは、脳の働きそのものです。このことからも「心は脳にある」ということが出来ます。
*扁桃体が判断した快、不快に人間はさ従っている!
私たちは、日頃、様々な表情から感情を読み取り、気持ちを理解しています。この機能には、大脳辺縁系が大きな役割を果たしています。
中でも「扁桃体」は快、不快を判断し、喜怒哀楽の感情を司る部位です。
左脳側は「私はあなたが好きです」。というように言葉を使って感情を刺激し、右脳側では「好きかも知れない」という、漠然とした感情が刺激されます。
病気などによって扁桃体の働きが低下すると、相手の表情が読み取れなくなってしまうことが分かっています。
現在、若者たちに「空気が読めない」という人たちが多いのは、人との関わり合いやコミュニケーション脳力が低下しているからでもあります。
つまり、扁桃体の脳部が特に低下が顕著な現れいます。
相手の表情が読み取れない、言われている言葉の意味、理解が鈍い!文字などにすると理解されるなど、脳の働きがアンバランスな人たちが実に多いものです。
一方では、記憶力(知識)が高いために、誤った判断をする人たちも多いでのです。
自分の想いを上手く伝えられずに、イライラする人たちも多くいます。
だから、私は「心育」の重要性を痛感しております。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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