センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

人体の不思議(ミステリー)!

2011-04-20 00:00:40 | 感覚、五感
「アイスマン」の異名を持つ“超耐寒男”(オランダ)
氷の男「アイスマン」の異名を持つ52歳のオランダ人男性、ヴィム・ホフ。
普通の人間であれば、低体温を起こし数分後には死に至るような気温マイナス25℃という極寒の環境の中で、彼は裸で氷の張った湖の中を潜水で泳いだのである。
なんと彼は、氷の下の潜水で57mという世界記録を持つ人物なのだ!
さらに、アイスマン・ヴィムは、パンツ一丁でアフリカ大陸最高峰、標高5895mのキリマンジャロの登頂に成功するという驚くべき偉業を成し遂げている!
専門家によると、一般に人間は体温が30℃以下で錯乱・幻覚症状を起こし、
25度以下で昏睡、仮死状態となり、さらに20度以下になるとほぼ死亡するというのだ。
それなのになぜヴィムは死に至るような極寒の世界で生きていられるのだろうか?
人間の常識を超えた超耐寒能力の秘密に迫る!
17日(日)テレビ東京「人体の奇跡SP3」より引用紹介!
この番組は私の好きなバイブル的な番組で毎回参考にしている。SP1では、聴覚などの五感に関わる内容で監修をしたこともあります。
番組の中では超軟体の身体を持つ美女の紹介や視覚障害者がエコローション(クリック音)で物の位置や形を理解出来るなどを紹介しております。
その中から身体の不可思議として、アイスマンと言われ男性の持つ能力を私が特別に詳しくご説明致します。
氷の男「アイスマン」の異名を持つ52歳のオランダ人男性、ヴィム・ホフ氏は子供の頃にオランダの冬の寒いときに、氷に穴を開け、そこに30秒入ったことで寒さに快感を感じたというのです。
私たちが寒い状態では、例えば一般に人間は体温が30℃以下で錯乱・幻覚症状を起こし25度以下で昏睡、仮死状態となり、さらに20度以下になるとほぼ死亡します。つまり、低体温症で脳死します。
では、彼は幾ら訓練したからと人間は寒さに耐えられるかというとそれは特殊な能力です。
能力と言うよりも「体質」に近いのです。彼は「褐色脂肪細胞」という、細胞が首や肩の周りに多く有りますが、ヴィム・ホフ氏はこれら褐色脂肪細胞の活性化が著しく働くことが分かっています。
この褐色脂肪細胞は、体温も基礎代謝を上げる時に活動する細胞で、体内に60兆個もある細胞の中にある「ミトコンドリア」というコアを活発化させ、体温調節をするのです。
普通私たちの身体では気温が0度前後で身体がブルブルと震え始めます。これが褐色脂肪細胞が体温を上げるためにブルブルと身体をふるわせ、運動する働きで身体を温めるのです。
この褐色脂肪細胞は体温と基礎代謝を上げるときに働きますので「痩せの大食い」の人達が1回の食事に1万カロリー以上を食べても太らないのは、この褐色脂肪細胞の働きが良いからなのです。
私のブログでも詳しく「大食いと脳の働き」で説明しております。
他に2ヶ月も眠り続ける女性なども居られます。この眠れる美女のことを「クライン・レビン症候群」と呼びます。
また、瞑想によって「痛み」を低減することも可能な人も居られます。遺伝的に無痛症の人はとても危険で、生命の危機に関わるので長く生きられないのです。このような状態の人の脳は痛みや寒さ、眠りなど我々の身体や精神をコントロールしている重要な臓器です。
これら人体の不思議は、人の脳の不思議と深い関係にあるのです。これら人体の不思議を我々は「人体の奇跡」と呼びます。
世界には、私たちでは理解出来ないこと、中には科学的に解明出来ない体質、特質などを持って居る人たちが世界中に居られます。
持って生まれた体質、長年の訓練を積んで鍛えられ人達など様々居られます。
人は身体や精神を鍛えると人の脳は順応性が高まり、適応します。但し、これらの状態に鍛錬することは並大抵では出来ません。先ほど説明した超人達は日々の努力や持って生まれた体質などが積み重なって普通では考えられない能力を発揮できるのです。ですから、テレビで見て、自分にも出来そうと思わないことです。つまり、決して真似をしないことです。
今後とも人体の不思議、人体の奇跡を紹介して参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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