センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

女性の癌検診の勧め!

2011-04-26 00:00:40 | 感覚
3年前の5月に病院のスロープの手すりから滑って墜落した。人気女性歌手「坂井泉さん」当時40歳も子宮頸がんを発症し、肺に転移して再入院しました。
そして、4月22日に乳がんで亡くなられた、元キャンデーズの田中好子さん、55歳は乳がんと20年近く戦ったのです。
私は2年前にコンダックS研究所からの依頼で、「花粉症と嗅覚」鼻詰まりの関係のイベントを監修、出演した経緯から、英国の製薬会社「グラクソ・スミスクライン」が子宮頸がんのワクチンの開発に成功して、世界各地で認可され、ワクチン摂取で多くの女性が子宮頸がんから救われているのです。
私は2年前にこれら製薬会社との関係から、ファンでもあった坂井泉さんの死にショックを受けた私は、日本での子宮頸がんのワクチンの認可を求めたのです。そして、昨年に日本で認可がされ、国費でワクチン接種の3割負担に至ったのです。
他にも、余命一ヶ月の花嫁という映画が話題になりましたが、これらは乳がん患者の物語で話題になり、この映画の収益金によって「ピンクのリボン」運動が始まったのです。
日本では女性の癌検診の低さが指摘されています。
がん検診の国際比較を見ても、日本の乳がん検診、子宮頸がん検診は、OECD(経済協力開発機構)加盟国30カ国の中で最低レベルに位置しています。欧米の検診受診率が70%以上であるのに対し、日本は20~30%ととても受診率が低いのが現状です。例えば、米国では子宮頸がん検診の場合、83・5%の女性が検診を受診しているのに対して、日本では21・3%にとどまっています。特に、20歳代の女性で子宮頸がん検診を受診しているのは11%という極めて低い状況です。
では、なぜ日本ではこのように女性の癌検診率が低いのかという「恥じらいの分化」があるからです。少なからず産婦人科の医師は女性ばかりとは限りません。これらから、恥ずかしい気持ちから面倒くさいという感情になるのです。乳がんなどは若い頃には進行も転移も早いのが特徴です。定期的な検診で「早期発見、早期治療」で癌は治せるのです。
現在は乳がんの検査も痛みを伴わず下着を着けたまま検査する乳がん検査器機も開発されております。
また、インターネットなので女医さんがいる産婦人科を捜すなどで安心して検査、相談が可能になっております。
女性の皆様、母親、祖母などが乳がんで亡くなった方々が居られたら、遺伝性も高いので定期的な検診がこれら乳がん、子宮頸がんの死亡率を低減できるのです。まずは定期的な癌検診から始めて、健康維持に努めたいものです。
私共は、特有の癌、病気の紹介をして参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

http://www.pinkribbonfestival.jp/

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