周防教会・牧会ジャーナル

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11月8―14日

2020年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム

コロナ禍で開催が危ぶまれた文化祭やったが、例年(とは言っても僕には初めて)二日間行われる予定が一日限りとなり、11月13日《愛校祭》が開催された。写真は筝曲部による琴の演奏。密室を避ける事情で屋外での演奏やったがなかなかの腕前。僕は高校生時代、ピアノを弾ける子、琴を奏でる子、歌手のバックダンサーに憧れていた。その願いは全て叶わなかった。

 

11/8(日) 本棚を寄付してもらったのは7月下旬のこと。教会和室の本棚が壊れているので交換整理をしなければ・・・と思いつつ4カ月も重い腰は上がらんかった。そんな中、ヤノイチ牧師の掛け声に押され、唐突に作業が始まる。本棚だけでなく和室全体の大掃除となった。長いこと不明だった貴重な『連れション人形』まで発見!どんな人形かって?まさかここでは書けません。

 

9(月) 本の分類は僕にしかできないので今日は一人で気長に整理をする。本とは言ってもほとんどが漫画。20年以上の歳月の間にボロボロになっているものや、途中が抜けていて全巻そろっていないのも多い。それが僕の大切にしている漫画だったりすると怒りまでが込み上げてくる。犯人はたぶんうちの子供らや。全巻見つかった時の喜びと、怒りを繰り返しつつ夜中まで作業。

 

10(火) 明日の学校健診を前に検便を採る。ポッチャン便所の小学生時代以来のこと。洋式の方法も書いてあるがどうも自信が無い。そこで床に紙を敷いて試みた。すなわち野糞方式や。昔は3cmくらいの便をマッチの空き箱に入れ、それを紐でぶら下げ振り回しながら学校に持って行ったのに、今は耳かき程度の量。ほんまにこんなんでええのかなあ?多めにサービスしておこう。

 

11(水) 学校健診。検便を提出したまでは良かった。保健の先生に「問診票を入れ忘れてますよ」と言われ、箱に集められた検便袋の中から自分のを探す。大量の検便袋をまさぐる二人。申し訳ないやら恥ずかしいやら、今まで味わったことのない感覚。小学生時代やったら間違いなく「検便男」などと呼ばれたに違いない。もしかして今ごろ保健室でそう呼ばれているかも知れん。

 

12(木) 次女の彩七と『鬼滅の刃』を観に行った。この歳になって一人で行くのが恥ずかしかったからや。三女の帆波から「泣けた」と聞いていたので、周囲を気にせずに心置きなく泣くため最後列の席を取った。準備万端。さあ泣かせてもらいまひょ。しかしBGMのスピーカーが近すぎてセリフがよく聞こえん。それに構え過ぎたせいか、吉本でも泣く僕なのに泣けんかった。

 

13(金) 高校の文化祭。ホールに入ると女子生徒が「こっちこっち」と僕を招くので隣の席に座ったら、なんと腕組みをしてきた。やっぱ、おっちゃんモテるやんか!周囲の目を気にしながらも、しみじみと思う「今まで生きてきた甲斐があった」。続けてその生徒が言う「若い先生にこんなことしたらセクハラって言われるもんねえ」。生きがいが崩れ、一瞬にして寅さんになる。

 

14(土) それは木曜の夜のこと。期待して待った甲斐があった。ハイエナのような白いうんこが出たのである。これがバリウム効果というものなのか。感動のあまり写メを撮り忘れて流してしまった。先日ある方から届いたハガキに(このジャーナルを読んで)「教会員の皆さんはハラハラドキドキでしょう」などと書かれていた。うちの信徒はこんな程度じゃ屁とも思ってませんよ。


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