開演まで後2時間。無情にも降り出した雪を見た僕もスタッフも思った「終わったな」。クリスマス寒波や。ところが、開演間近、妙な光景が目に入った。氷点下の会場に向かう途切れぬヘッドライトの灯りと、大わらわの車誘導係。ほんまかいな?みんな来てくれたのか!あんたら、クリスマスやのに行くとこないんかよ!写真はリハ風景。
12/23(日) 泣いても笑っても本番の日が来た。うちの青年が「おっちゃん、最後の挨拶で泣いとったやろ」と言ったが残念ながら泣いてはいない。どちらかと言えば嬉し過ぎて笑みがこぼれた。でも出演者の歌や演奏,フラを見て、何度もこみあげたのも事実。総勢430人以上の人たちと迎えた生涯忘れられないXmas!
24(月) 余韻が冷めぬどころか熱したまま柳井教会のイヴ礼拝に行く。今年は昨日のコンサートに全時間を費やしたので、周防教会のクリスマス行事は縮小したのである。思えば牧師になって以来、よその教会のイヴ礼拝に出席するなんて初めてのこと。出席するだけってのはメッチャ楽ちんやがな。よし、来年もこの手や。
25(火) 今年最後の幼児礼拝。今日のお題は十戒より「嘘をついてはならない」。うちの教会では決して話せませ~ん。日常的にホラ吹き牧師ってことを皆が知っているからで~す。最後まで話を聞いてくれたごほうびに「お正月にお年玉をあげるよ」と言うとみんな大喜び。さて静まったところで「嘘でした~」にて話は終わり。
26(水) ところでコンサートの日に最も恐れていた雪が降り、本番直前に「天は我を見離したか」(実際雪で断念した人が少なくとも数十人いた)とも思ったが、500人で満席の会場やのにチケットを876枚も売ったんやから、もし雪が降ってなけりゃえらいことになっとったで。ま、それも計算済やったがね。天はいつも僕の味方よ。
27(木) やっと、腫レルヤから解放された嬉しさで、アロハ・オレンジにステーキを食いに行く。前回、胃が破裂しそうになった教訓から、今日はライスを半分にしてもらった。それでも300gはキッツイなあ。そんな僕の隣で角ちゃんが500gを完食。向かい側の女子も500g完食。もう若くないという現実が真実味を帯びてくる。
28(金) 今週は暇やと思っていたがコンサートの後処理に追われまくる。相変わらずカーステからは『ハレルヤ』が流れる。何百回歌ったやろか?もう僕の頭は腫レルヤから解放されているが、猛練習した日々を思い出しながら今日も歌う。同乗者が「またか」という顔をする。今度は僕以外の人間の頭が腫レルヤ♪
29(土) コンサートの集合写真が出来た。あの日の感動が鮮やかによみがえってくる。なんと言っても目玉の『100人で奏でるハレルヤコーラス』。そしてエンディングのフラを交えた『きよしこの夜』。あかん。また泣きそうになるがな。こんな満ち足りた気分で今年を終えてしまうのは実に僕らしくないが、みなさん良いお年を!