周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

6月23―29日

2013年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

20130627160255柳井の大型店で見つけた看板。飲酒、大声は分かる。スケボーやうんこ座り禁止ならまだしも、将棋は迷惑行為か?僕には見える。女房や嫁から逃れ、やっと見つけたオアシスで将棋に夢中になっていた爺さん達が、再び路頭に迷う姿が。でも、よく見ると「御遠慮下さい」と書いてあるだけや。遠慮せずに指せ、指すんだ爺~!

6/23(日) 最近『なんでも鑑定団』を録画しては楽しんでいる。家宝や、高い金をつぎ込んで買った品が二束三文の価値しかなかったという結果を見たいがため。品物を持ち込むのはたいてい金持ちばっかりやから偽物であってもダメージが少ないみたいやが、それでも「ざまぁみろ」と思って喜ぶ僕は性悪でしょうか?

24(月) 退院を来月に控えた桝田ボスのお見舞いに行く。もう今日にでも退院できそうなくらいの状態。事故から約半年。しかしまあよくぞここまで復活したもんやと感心してしまう快復力。病室の窓から手を振り見送ってくださるお姿に心うたれつつも(やっぱ若い姉ちゃんに手を振ってもらえる方がええな)と思うのだった。

25(火) パソコンが壊れて(壊したとも言う)から、Mさんの寄贈に続いて、B牧師からもノート型パソコンをいただいた。しかしこれがまたチッチャイのなんのってあんた、カーナビかよ!と思うくらいの大きさ。B牧師もあまりの小ささに「もういらんわい!」とくださった。でもみんなありがとう。これからも安心して壊せます。

26(水) ボタン付けの達人がテレビに出ていたが、その人の技が僕がやっていた事とほとんど同じなのに驚いた。誰も褒めてくれんのでここで自慢します。今でも買った服のボタンが不安な時は全て外して付け直している。小学生の頃、体育と家庭科だけが得意やったが、実際大人になっても役に立つのはこの二科目くらいやろ。

27(木) 6月は外出が多かったので録画番組がえらいことになっとる。密かな楽しみのドラマ『愛の嵐』に至っては12回分も溜まっとる。これを一挙に観るにはそれ相当の覚悟がいる。以前『ぬかるみの女』を続けて観たら倫理感覚がおかしくなってしまった。誰ひとり膨らむバブルに気づかなかった、あな恐ろしき80年代番組よ。

28(金) 今一番したいことは伸び。五十肩になって以来ここ数年、全身で伸びをしていない。右肩が治ったと思ったら交代するかのように左肩が痛み出した。うかつに伸びをしてしまうと激痛でのた打ち回る。怖いのは寝起きに無意識で伸びをしてしまうこと。痛みで転げ回ることしばし。でもそのおかげで一気に目が覚める。

29(土) 教会カレンダーを作った。7/21欄にスミレ色の背景に黄文字で『磯野千尋卒業』と書いてある。その日に退団する宝ジェンヌの名前や。てな訳で、うちのカレンダーには詐欺・誹謗中傷・特定政党の宣伝・牧師の意に反すること以外なら何でも載せます。ただし原則、教会関係者からのリクエストに限るので悪しからず。


6月16―22日

2013年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo この箱の中に入っている『おばけの金太』を作っているのは、今や日本でただ一人、厚賀新八郎氏。西陣屋彦七から伝えられた技法で製作しているという。先日偶然にも熊本の土産物店で手に入れた。もはや家宝にするしかないと思って子供らに公開したら、完全に無視されてしまった。悔しいから封印して誰にも見せてやんないんだから。

6/16(日) みなさん。教会カレンダーの今日の誕生日欄に見知らぬ人の名前が書かれてあることにお気づきになられましたか?あれは僕が中学生時代好きだった人の名前です。いつか誰かが「これはどなた?」と問うてくれると思っておりました。誰もかからぬ落とし穴の作者,ギャグが滑った芸人・・・というのが今の心境です。

17(月) 三年ぶりに開かれる『6WD同窓会』に出席するために名古屋へ。遠くから、石垣島,山口,千葉,静岡,そして地元愛知より農伝の同窓生有志6人の集まりに、今年は一人加わって『6WD+スペアタイヤ』の会となった。しかし今日全員が集まれる訳ではない。明日以降ボチボチと集まり、同じく順々に帰って

18(火) しまうため、全員の顔が揃うのは火曜だけかと思っていたら、「葬儀が入って遅れます」という牧師がいて、結局7名全員が揃える日は無くなってしまった。それはそうと、それぞれに歳を重ねた牧師たちの話題というのは、神ではなく髪のことであり、病気や薬、葬儀、ついには恋バナまでが飛び交う。まるで

19(水) 修学旅行みたい!と言いたいが、夜遅くまでの楽しい語らいは、悲しいかな、遅く寝ても早く目が覚めてしまうという高年齢相応の悲劇を生んでしまい、寝不足が容赦なく体力を奪う。スパにも行って岩盤浴や風呂に浸かったら、気持ちこそ良かったけれど体力はますます消耗してしまった。どうか誰も倒れませんように。

20(木) 名古屋名物の喫茶モーニングを食べてみようということで雨がそぼ降る中、教会から歩いて20分程の喫茶店に向かう4人のおっさん。帰りは少しでも楽をしようと、近道に見えた道路に入った結果、逆に大まわりさせられるハメになった情けない4人のおっさん。午後になってまた一人帰り、3WDとなって今夜も恋バナ。

21(金) 石垣島に帰る牧師を見送りにセントレアの愛称を持つ中部国際空港へ。空港に来ると自分が偉い人になったみたいな気分になるのは、昔、飛行機に乗った町内のおっさんが一躍ヒーロー視されるような時代を経験している世代が共通して感じる意識。「偉い」ではなく単に「エラく」なった体を引きずるように山口へ。

22(土) 天語がキッズ携帯のレベルからスマホに急進化し独立していった。よくぞ二十歳まで我慢した。誉めてやる。今日からネットが出来るぞ。危ないサイトも自由に見られる。でもな、その責任も支払いも全てお前が担うんや。もう未成年ではない。ところで、えげつない無料サイトがあったら内緒で父さんにも教えなさい。


6月9―15日

2013年06月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo6/15に浦部頼子さんの葬儀が行われる前、やまぐち号に乗った。彼女のお見舞いに行くのは決まって日曜日の午後だった。17時を過ぎると彼女の家の側をSLが通過する。今日はそのSLから彼女の家を見たかった。汽笛を鳴らして浦部邸の横を通ったSLは、まるで魂を乗せた999のように僕には思えた。行ってらっしゃい。頼子さん。

6/9(日) 行きつけのコンビニで天語の元カノが働いていたが最近全く見ない。それだけではない。天語のいいなづけも働いていたが見なくなった。辞めたんやろか。もっともこの「いいなづけ」説は僕が一方的に決めただけで本人同士は何も知らん。もしかしたら馴れ馴れしい僕がウザくて辞めたのかも知れない。

10(月) 今年の牧師会旅行は道後温泉。地元の人から「お客さん詳しいですね」と言われるほど僕は道後通。そうよ。坊ちゃんと呼んでくれたまえ。小説『坊ちゃん』は東京出の教師が伊予弁を使う人々を馬鹿にするような内容やったと記憶しているが、何ぶん中学生時代の記憶やから「あまり自信が無いぞなもし」

11(火) 30℃の猛暑に打ちのめされ、松山城見物をあきらめ、屋根のあるアーケード街をうろうろして時間をつぶす牧師らの姿を想像してくれたまえ。皆もう若くはない。そんな疲れを一気に吹き飛ばしてくれたのは帰りのフェリーから見たスナメリ。目撃者は9名中3名。日頃の行ないが良い牧師ばかりやった。

12(水) 幼児礼拝。今月の紙芝居は『モモちゃんが赤ちゃんだったとき』。ふふん。これはまだ誰も知らんみたいや。先月の『チョコレートカステラだいじけん』はほとんどの子が知っていて悔しい思いをしたからな。食い入るような園児たちの瞳の美しさよ。日曜の礼拝説教でもあんな瞳に出会いたいぞなもし。

13(木) パソコンがぶっ壊れた!正確に言えば「ぶっ壊した!」。でも原因はパソコンのカスタマーサービス姉ちゃんが悪い。「コンセントを抜いて10秒待って再び入れよ」との言葉通り何回もやった。なんでその時「電源を落としてから」と一言、言ってくれんかったの?僕がド素人だってことを知らなかったのかよ。

14(金) 亀の里のパソコンがぶっ壊れた(正しくはぶっ壊した)という悲劇を知ったMさんがノート型パソコンを寄付して下さった。しかもほとんど使っとらん新品同様のやつ。これを『けがの功名』と言わずして何と例える!あの壊れたパソコンはK原K藏という怪しい牧師からもらった怪しい物やったしな。

15(土) 隣の教区のK教会のF島Y人牧師から「俺は無実や!」という直訴があった。周防のオルガンに変な手を加えたのは僕ではない(5/20記事参照)との冤罪抗議やった。それは申し訳ありません。証拠不十分で不起訴にします。しかし隣の教区K教会F島Y人というだけで、よく君であることが分かったね。


6月2―8日

2013年06月09日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo狭い高千穂渓谷でボートをこぐには多少のテクニックが要る。実際ぶつけまくったり、岩に挟まれるシーンがあちこちで見られた。全国で「××でボートに乗ったカップルは別れる」なんてのを耳にするが、腕に自信のない人はここで(30分2000円もボッタくる)ボートに乗るな。片道400mを30分で行って戻ろうと焦ると君も別れの憂き目に遭うぞ。

6/2(日) 最近出かける先でSLの姿をよく見かける。新山口(旧小郡)⇔津和野を往復する山口号。鉄道オタクではなくとも見たらちょっと興奮する。おお!SLがバックしてきよった。レアなシーンや。でもオタクではない。おおお!SLの向こうを新幹線がゆくではないか!激レアシーンやん!でもオタクではない。

3(月) 明日からの旅を前にしていつものように眠れない。荷物もつめたし、おやつも買った。テルテル坊主のおかげで天気も良さそう。今日は万全を期して睡眠剤を飲んだ。さあ寝ようとしたところで・・・あーっ!パーキング作戦を忘れとった!今夜中に車を高速のパーキングに停めておき深夜料金にする作戦を!

4(火) ドタバタはあったがパーキング作戦を無事決行し、玖珂⇒熊本間を半額で走ることができた。憧れの高千穂に着いて、トイレに入った時に見た貼り紙。『急ぐとも 慌てずそっと 手を添えて 外に漏らすな 松茸の露』。おお!隣の便器にも貼ってあるぞ。『君のはそんなに長くない。もうちょっと前へ』。おおお!

5(水) 感動したのは無理もない。うちの教会の便器にも似たようなものが貼ってある。『おそれずにもう一歩前に出よう。そして全てを水に流しなさい』。観光地よりも僕はあの貼り紙が一番気に入ったまま大韓熊本教会へ。夜、キム牧師をはじめ色んな方々が集まってくださり、安い牛肉のバーベキューで歓迎してくれた。

6(木) 熊本市内観光に連れて行っていただく。ジェーンズ邸,水前寺公園,花岡山,熊本城,でも一番気に行ったのは、土産に買った『おばけの金太』。三千円近い品物やったが、一人しかいない作者は高齢でプレミア物だとのこと。今回の旅の思い出は便所の貼り紙とおばけ玩具に尽きるが、皆さん大変お世話になりました!

7(金) 昨夜パーキングまで帰って来て、午前0時を過ぎたら車を取りに行こうという作戦を忘れたまま、疲れて寝てしまう。あのね。『パーキング作戦』は時々登場しますが、いちいち説明すると長くなりますので、意味がよく理解できない方は直接僕にお尋ね下さい。とにかく賢い作戦なので覚えておいた方が得です。

8(土) 広島の神父さんが来会。うちに到着するまで迷いに迷ったらしい。ここから2kmの高森から45分かかったのは過去最迷記録かも知れない。カーナビが明後日の方向を指しているので「おかしい」と気付き、神の導きだけを信じて来たのはさすが神父様!ま、教会に来られる方のほとんどは人生に迷った人やけどね。


5月26日―6月1日

2013年06月02日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo まさかここまでオルガンがバラバラにされるとは思ってなかった。一つだけ心配やったのは修理をして下さる仁平さんが84歳のご高齢であること(もしも途中でなにかあったらどないすんねん)。しかし歳を思わせぬ集中ぶりで無事修理は完了。オルガンは見事甦った「あと30年は持つでしょう」と。ま、いずれにせよ僕の方が持たんわ。

5/26(日) 福岡で開かれた東方神起(韓国出身のグループ)とやらのコンサートから彩七(サイナ)と帆波(ホナ)が帰ってきたのは明け方近く。こんな時間まで遊び歩くような子を持つなんて・・・父さんは本当に嬉しいぞ!日韓関係を壊す一方の政府より、お前らや、ヨン様とかビョン様に群がるおばはんらの方がずっと頼もしいわい。

27(月) 中国地方は平年より十日以上早く今日梅雨入り。ここ数日の夏日から解放されるのは嬉しいが逆に梅雨が早く明けてしまうと真夏日が長くなるのかな?せめて来週の熊本旅行と再来週の道後旅行の日だけは晴れるように願ってテルテル坊主でも作るか。旅行前の興奮癖は物心ついた頃から。ほんまに坊主作ってたりして。

28(火) 気になって気になって仕方がないことがある。先日埼玉に住むという女性から突然電話があって「一万五千円送ってもらえませんか」と言われた。生活に困窮して食べる物も無いらしい。生活保護は申請しているとのこと。金は送ってあげられんけど、食うに困っていたら僕から役所に連絡をしてあげるし、

29(水) 近くの教会を紹介するから食べ物だけでももらうようにと告げたら電話を切られた。なるべく丁寧に話したとは思うが心配でならない。99%詐欺まがいであっても、1%本当なら僕の応対は正しかったのか?こんなに悩むくらいなら送金した方がよかったかなとも思う。もし埼玉で餓死者が出たら僕のせいや。

30(木) 原チャリのナンバープレートに貼ってある自賠責証明シールが盗まれ、陸運局から無保険車警告通知を受けた。盗まれた上に叱られるとは何事か!頭に来たので返信ハガキに「すぐにはがされるようなシールではなく、別な方法を考えろ」と書く。お上は国民に喧嘩売りたいのか?おもろいやないか。安けりゃ買うで。

31(金) 昨夜電話で遠くに住むD青年に頼み事をしたら、今日あらためて彼から電話があった。えらい早い対応やなと思ったら、「ゆうべの電話内容はなんですか?」という。え?あんなにしっかり説明したがな!覚えてないの?寝ぼけていたって?お前は周防教会の牧師か!さすが我が一番弟子。将来きっと大物になるぞ。

1(土) 小学校4年生の担任だった仁尾先生から「贈り物が届いた」とのお礼電話を頂く。小中高と色んな先生にお世話になったが、今でもこの先生とだけ交流が続いている。僕が超問題児やった時の担任や。人と人とがぶつかる中で生まれる熱意と愛情が人を救う。宗教の教義や儀式なんかじゃ、人を誤魔化せるが救えない。