巣立ちにチョット失敗したキジバトの子。ガッカリするなよ。チャンスが潰えたわけじゃない。めかりにではなく、僕に拾われたことがお前の人生最大のラッキーや。それから、飛び切りの美人になって恩返しに来てくれたとしても、僕にはもう長年連れ添った古女房がいるから「どうしてもお礼を」って思うなら、できれば小判か米俵にしてくれい。
6/19(日) 誕生日や記念日などとは違うから、別に待ち遠しくもないし、期待しているのでもない。母の日とは違ってなんとなく地味な気もする。僕は酒を飲まんし、ハンカチも持たん。ネクタイもせんし、肩も凝らんので、たぶん子供らにとっては「プレゼントしにくい難儀なオヤジ」なんやろな…と思う今日は父の日。
20(月) 夜中に下痢住…もとい!有住君から電話。今、狂団…もとい!教団の新任教師リハビリテーション…もとい!オリエンテーションで伊豆は天城山荘に来ていて、全館禁酒禁煙ゆえ玄関を出たところで祈祷会…もとい!宴会をしとるだと?ああ、罪深き若手牧師たちよ。くれぐれも天使に魂を売るんじゃねえぞ。
21(火) 頭上4mのイチョウの枝にキジバトの巣を見つけた。2羽のヒナは巣立ちも間際。そうとは知らず、木の真下で薪を割ったり、チェーンソーをブン回したりで、ヒナも親もパニックに違いない。古巣を利用することも多いキジバト。来年も来るかなあ。え?毎週聞かされるヘタな讃美歌よりゃ騒音の方がマシってか?
22(水) 取り外した古いデッキ(二百本以上の角材)を割ると三千本以上の薪になる計算。腐りにくいカナダヒバは堅くて割りにくいし、次第に腕も痛くなってくる。でも割れば割るほど快楽物質が脳内をかけ巡り、出かけた小便のように止まらなくなる。人には破壊行動が必要なんやなということが分かる一撃。
23(木) 薪割りに使いなさいと言って棟梁が斧をくださった。しかし最初の一撃で柄がポッキリ。なんとか修理をしてもらった後、再びポッキリ。さすがに棟梁には言えず、こっそり隠れながら悪戦苦闘して修理した。直った斧は調子よく、堅い木が面白いように割れる。あかん。棟梁!ドーパミンが大噴出します。
24(金) 気温が32℃を超える中、ついに亀の里のデッキ工事が完了。ちょうど開かれていた亀の里委員会のメンバーにも披露することができた。震災の影響で思うように材料が入らず、延べ1ヶ月もの期間を要したが、ありがとう棟梁!本当にご苦労さま。ところで短くなった斧のこと…気付かれたかなあ。
25(土) デッキは完成したが薪割りはまだまだ続く。昨日を上回る猛暑を避けて斧を振った。竹を割ったよう…という言葉があるが、薪に節が雑ざっていると手に負えん。その堅さたるや時には道具まで壊れるし、仮に割れたとしてもイビツやし…。ま、そういう意味で言うと節でしか出来ていない人間が牧師になる。