周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

1月21―27日

2007年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム

1/21(日) 今日は分区内交換講壇の日。今年の僕の担当は柳井教会。礼拝開始の時間が10時15分。僕の説教はほんの10分ほどやから、終わったのが11時前。そんな時間から昼食なんやが、まだ充分に腹が減ってない。周防じゃ掛石牧師が熱弁を振るっている頃やろな…なんて考えながらいただく。

22(月) 広島で開かれた集会に北海道の清水和恵さん(新発寒教会牧師)が来た。黙って北へ帰らせるわけにゃいかん。集会が終わったあと、さっそく周防に連れ帰る。20年ぶりの山口だとか。あの豪快な笑い声も健在。でも…どことなく元気が無い。それもそのはず、今日は朝方まで飲んでいたらしい。

23(火) 話は尽きずアッという間に時が流れ、広島空港まで送る時間となってしまった。今度はぜひ札幌で会いたいね!と約束し、彼女は出発ゲートへ。手荷物検査でひっかかり、何度も探知機の枠をくぐらされている彼女の姿を見送りながら別れた。最後まで楽しませてくれる人や。

24(水) 野郎ども!亀の里の事務所の洋式便所のフタに《立小便禁止》のステッカーが貼ってあるのを知っとるか?牧師のジョークやと思っている奴らもおるが、この件に関しては大真面目やぞ。洋式で立ちションをすると、必ず小便が飛び散る。ゆえに立ちションは固く禁止。方法

25(木) としては、パンツを脱いで座って用を足すべし。もしくは会堂トイレの男性用便器を利用すること。立ちションごときで洋式に座るなんてまっぴらごめんの保男などは、教会周辺の植え込みで用を足している。見上げた信仰…もとい!あきれた行動やが飛び散らすよりゃええ。

26(金) コーベヤで不二家の菓子が店頭に並びはじめた。さっそく購入する。たしかに国民をバカにした事件やが僕はそれ以上に『バッシング王国日本』の方が怖い。いじめに飲酒に建築に期限切れ菓子。一時の感情に走らず、もっとていねいに取り組まんで解決せんと、思わぬデッカイ落とし穴に落ちるぞ!

27(土) 明日の講師、黒多牧師が京都より来山。新岩国駅に迎えに行く。13年前は男で今は女。帆波(ホナ)が「本物のオカマを見るのは初めてだからドキドキする」と言って迎えについて来た。僕も楽しみでワクワクしている。いざ黒多牧師と再会!昔と変わらず、ええ男?女?…とにかくええ人やった。


1月14―20日

2007年01月21日 | 日記・エッセイ・コラム

1/14(日) 大島教会に時々出席される女性がいる。礼拝中、何度も「主よ主よ」と言われるので、誰が呼んだか(僕かも知れん)『主よバア』。今日、その「主よバア」さんに「よくご準備されたのが伝わってきました」と説教をほめられた。原稿を書かない僕への皮肉やとすればなかなか痛烈な一言やが…真意はいかに?

15(月) 大阪の親父が今日『喜寿』を迎えた。平均寿命は日本人男子が79歳で世界一タイに並んでいる。父方は短命な人が多いので77歳まで生きられりゃ「よし」という感じか。それに親父の場合、一度は拾った命。後2年も生きられりゃ御の字やろ。だが人間欲が出る。ついでに、ひ孫の顔を見てから往生してくれよ。

16(火) 岩国の新庁舎建設の補助金をカットするって?基地反対に対する見せしめの兵糧攻めってやつか。でも補助をするっていうのは1996年に国が交わした約束やろ?汚いことしやがる。だけど、もともとは基地拡大に関連する補助金。いらんわいそんなもん!しかし岩国市に合併してからろくな事がないで。

17(水) 知人から男子出産のメールが届いた。でも今は午前3時やで。よほど嬉しかったんやろな。それもそのはず44歳での初産。世界では67歳で双子を産んだという記録もあるが、何歳で産んでもそこから新しい人生が始まるのは言うまでもない。あれから12年たったこの人たちの人生はどうやろか?震災の日。

18(木) 彩七(サイナ)の友達がコンビニでバイトをしている。今日、その店に買いに行ったら賞味時間が切れて廃棄される運命の肉まんをドッサリ分けてくれた。その昔、慎も弁当を持ってきてくれたが、本当はこういう行為は禁止されているんやけど、それはまあそれとして…彩七よ。こういう友達は大事にしなさい。

19(金) 初場所13日目。相撲をみる度に懸賞金が気になる。1本6万円。5千円天引きされるが、残りは3万手取りの2万5千が自動貯蓄。いずれにせよ全額勝ったもん勝ちや。去年の9月場所朝青龍vs白鵬戦には50本の懸賞がかけられた。勝てば275万円!天語(テンゴ)の友達が力士を目指している。こういう友達は大事にしなさい。

20(土) 不祥事で商品販売中止の不二家だが、庶民の間ではネットオークションで1500件近い出品があり、値段もどんどん急騰中。事件早々、問屋が田舎の店まで軒並み商品を回収して回ったらしく高値がついたんや。無いと欲しがる庶民感情を利用した巧い?商売やな。ペコちゃんポコちゃんの運命やいかに!


1月7―13日

2007年01月14日 | 日記・エッセイ・コラム

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木の根元に不自然にあるゴミの固まりは、うちの帆波(ホナ)です。僕は最近、「もしもこの子が“学校に行く”なんて言い出したらどうしよう」という思いが50%以上になってきたような気がしています。 ちなみに、前回のジャーナルの写真=電車(大阪のJR阪和線)の中で手を頭の後ろに組んでいるオバQも帆波です。                 

                                            1/7(日) 「13時からじゃ無理ですよ」と断ったら「12時半にしますので」と返答してきたので「う~ん…まあそれなら何とかなるでしょう」と引き受けたら、時間がどんどん押して、結局13時に。でも一生一度の『大安』にゃ勝てまへん。はしょらずに式を務めさせていただきます!おかげで大島の礼拝は25分遅れの開会。

8(月) 今日明日と店主が留守で走野(ソウヤ)が初めて店を任されることになり、土曜日から仕込みに行って準備をしていた。心配で様子を見がてら食事に行く。どうせ店主の作り置きを温め直して出すだけやろと思っていたが、なんと茶碗蒸しも豆腐あんかけも揚げ物も寿司も自分で作ったという。知らんうちに成長したのう。

9(火) 2~3日前に突然あらわれた恰幅のいい黒猫は、玄関もサッシも勝手に開けては部屋の中に入りこみ、まるで自分の家のごとくドッカと寝てしまう。こんな図々しい猫は初めてや。こいつのせいで教会新築後10年目にして、ついに2階牧師館の玄関のカギが閉められたのでした。 (その後、なぜか姿を消してしまった)

10(水) 天語(テンゴ)に数学を教えていて思った。子供の頃よく「何のため数学なんか勉強するんやろ?」と自問したが、その理由は将来子供に教えてやった時(父さんは数学ができるんやぞ!エッヘン!)と自慢するため…とちゃうやろか?実際、僕はそれ以外に習った数学が役に立ったためしがない。(注⇒エッヘン≠役に立つ)

11(木) こんな会話を聞いたことがある「ええ!お宅のご主人、高校の数学も解るの?うらやましいわ。塾に行かせないですむでしょ?」「いいえ。行かせてるわよ。やっぱり塾は塾。教え方が違うもの」。天語よ。まあこんなもんや。やっぱり数学なんてできんでも、世に出りゃ大した差は無いみたいやぞ。

12(金) 下松健康パークで新年牧師家族会が開かれた。そこで大人にのみ配られる入浴券をドサクサに紛れて、まんまと小学生の帆波(ホナ)の分までせしめて(今年も上々のすべり出しやぞ!)と喜んでいたら、後であっさりとバレてしまった。悪いことはできんもんや。てな僕ですが、今年もよろしくお願いします。

13(土) ところで昨日の入浴券のことですが…。僕がまんまと1枚余分に手に入れたことを妻に話した時、妻も「やったね!」と喜んでくれておりましたので、念のため一応ご報告しておきます。何で念なのかは分かりませんが、こうしてチクルことにより少しモヤモヤが晴れました。てな妻ですが、今年もよろしくお願いします。 


12月31日―1月6日

2007年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_15 12/31(日) 大島の礼拝を終え450km先の大阪へ。17時20分に出発し、岸和田の実家に到着したのは23時20分。そして寅さんたちに会うため妹一家と一緒に電車で鳳(オオトリ)大社へ。トルコ系の外国人が出していた屋台のシシカバブが一番うまかった。テキヤの世界もグローバルの波。

Photo_16 1(月) 帰ってきたのは午前4時。帆波(ホナ)が切符を無くした。駅員から80円を要求される。自動改札から入ったんや不正は無い!と僕。規則ですと駅員。じゃあ鳳から入った証明はどうするんや!と僕。沈黙する駅員。帆波そこで服を脱げ!と僕。無言の駅員。しぶしぶ80円払う僕。

Photo_22  2(火) 和歌山の病院に入院している従兄弟の見舞いに行く。21歳の彼は去年の4月に交通事故に遭い未だ目覚めていない。そのあと親戚20人で食事をした。もし全員が集まりゃ50人近くになる。一同が会せる日はいつか来るやろか?彩七(サイナ)がバイトのため、一人で山口に帰る。

Photo_18 3(水) いったい何人おるんや?毎日どこかに出かけるたびに10数人がゾロゾロとついて来る。今日は道頓堀に行ったんやが、正月の人ゴミをかき分けて歩くのは至難の業。もしも携帯電話が無けりゃ、お互いの腰を持ちながらジャコウネズミさながらに移動せにゃならんとこやった。

Photo_19 4(木) 最近はスーパー銭湯などと呼ぶらしいが『だんじり湯』という風呂屋から帰ったのは午前3時(いつもどの場面でも小学4年の帆波がおる。どういうこっちゃ)。正月の帰阪を異常なくらいに待っていたから一分一秒でも無駄にしたくないんやろ。仕事のため友佳(ユウカ)が帰宅。

Photo_20 5(金) 山口に帰る日が来た。母が帆波に言ったらしい「今回は大晦日の31日が日曜やからあかんかったけど来年は30日が日曜やから、もう1日長く居れるで」。この会話には大きな勘違いが隠されているが、帆波は素直に喜んでいた。こうしてチンドン道中ドタバタ正月が終わった。

Photo_21 6(土) 毎日何かがあってアッと言う間に過ぎた一週間。そんな中で一番気が落ち着いたのは31日の深夜。子供の頃よく遊びに行った寺から聞こえる除夜の鐘を聞いた時やった。百八の煩悩を祓うという除夜の鐘。いつも思う。百七で止めたり百九鳴らしたらどうなるんやろ?…って。