周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

4月23―29日

2006年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

23(日) 岩国市長選挙!朝の礼拝~午後の大島教会。疲れと寝不足とで投票に行くのをすっかり忘れてしまった。それでも井原現市長の圧勝。だが井原さんは基地増強反対で基地そのものに反対している訳やない。応援する側の心境も複雑。でも今の日本じゃ、これが精一杯の抵抗か?

24(月) 家庭訪問日。今日は天語編「うちの子は学校の人質やないぞという親の姿勢を教師に告げ、かつ私らは教師の味方やから、上司や教育委員会、文部科学省から守ったげる」ということを伝える場が家庭訪問や。少なくとも親と教師が結託して子供の管理を相談する場ではない。

25(火) 沖縄在日米軍のグァムへの移転費用を日本が出す。約7000億。これに伴って在日米軍再編の日本側負担が3兆円。もしも~し!誰かいますか?まだ理性のカケラを持っているかもしれない与党の政治家さんは?あんたらがいう『愛国心』ちゅうのはアメリカも含めるんか?

26(水) 家庭訪問日。今日は帆波(ホナ)編「学校に行かない帆波をどうやって登校させるか教師と一緒にあれやこれやと考えた」ちゅうのは嘘。「学校に行かない帆波の気持ちを充分に尊重したいから、先生も解ってやって下さい」と、話しをつけといてやったからな。恩に着れよ帆波。

27(木) ホリえもんが3億円で保釈!ホリえもんが保釈されようが、ドラえもんが汚職しようが興味ないが、いつ考えても解らんのはあの「保釈金」。逃げない約束の身柄担保金で後日返金されることも知っとる。しかし釈然とせん。嘘ついたら針千本飲ます!って約束じゃいかんの?

28(金) 羽熊耳鼻科で首の後ろのホクロを二つ取ってもらう。なぜ耳鼻科でホクロ取りか?その説明はまた今度するとして、あの羽熊ドクターに勧められたんやからお願いしたわけです。ただちょっと痛かった。でも一つサービスしてくれるというのであそこは我慢のしどころでした。

29(土) ゴールデン・ウィークが始まった。青年らがドッと押しかけてくるやろと思い、ほとんど仕事は終わらせておいた。が…来たのはO嬢だけ。しかも出来上がっとる。やばいなあ…。そうや!帆波の宿題を見させよう!ええ迷惑なのは帆波。酔っ払いの家庭教師になすすべが無い。


4月16―22日

2006年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

4/16(日) イースター。礼拝後はお祝いの食事会。普通食が食べられない森東さんを病院にお送りして戻ったら、案の定、牧師などは関係なしで宴は始まっていた。思わず十字架の上のイエスの言葉が頭をよぎる。「父よ。許したまえ!彼らは何をしているか分からずにいるのです」

17(月) 下松の信徒だった掛石英樹さんが牧師になり、分区牧師会にデビュー。知られざる牧師の世界!ただ、一つだけ心配なのは「つまずかんやろか?」ということ。掛石さんの頭の中をよぎった言葉は、たぶん「父よ。許したまえ!彼らは何をしているか分からずにいるのです」

18(火) 走野(ソウヤ)と一緒に大阪のいとこのお見舞いに行った。20年くらい前に走野を連れて東京に旅したことを思い出す。あの時、都庁周辺で工事をしていたので「ほら映画で観たろう。ゴジラに壊されたから修理しとるんやぞ」と言うと「ほんまじゃあ!」と目を丸くしとったな。

19(水) せっかく大阪に来たので今日このまま帰るのはもったいない。切符は8日間も有効やのに。そこで、走野に色々見せてやろうと連れ回した。通天閣⇒新世界⇒道頓堀⇒黒門市場⇒法善寺横町…。右足がこむら返りを起こす強行観光ルート。走野よりも僕が見たかっただけかも。

20(木) 今日35年間営んできた母の店が閉じられた。僕を中学高校に入れ、神学校に入れ、牧師になった後も支えてくれた店。最後は不景気のあおりを食らって閉店。店番が終わってしまったおふくろに後は僕の出番や。え?母子家庭やったんかって?あ、親父がいること忘れとった。

21(金) 午後突然柳井の倉田さんより「今夜プロレスが来るんですが観に行きませんか?」との電話を受ける。え?チケットが余っている?ええ!タダ!行く行く!しかし、僕が最も興奮したのは試合よりも、いただいたチケットが[7000円のリングサイド]だったのを見た時やった。

22(土) 昨夜、プロレスの興奮の余韻を抱いたままビデオ屋に寄ったんやが、あるビデオのタイトルが目に飛び込んできた。『総会屋』。あ!総会や!大島教会の総会資料をまだ作っとらんかったのを思い出す。逆転のバックドロップ!もちろん余韻が吹き飛んだのは言うまでもない。


4月9―15日

2006年04月16日 | 日記・エッセイ・コラム

4/9(日) 今日は常連の欠席が多かった分、外部からの出席者が数を補填してくれた。うちは15名ほどで「今日の入りはまずまずやな」てな感じ。出席者名簿も20名書きゃ満杯。20を超えると満員御礼の垂れ幕こそ出んが別刷りの追加用紙が出される。次の20人超えはいつやろ?

10(月) 天語の中学入学式。朝からのハンパじゃない雨で冷え込む体育館。さらに冷え込む祝辞の数々。もっと楽しくできんのか?僕に保護者代表挨拶をさせりゃよかったんや。代表者がいなくて困ってた時、僕にも打診がきたんやが「何を言ってもいいか?」と問うたら避けられた。

11(火) 彩七(サイナ)の数学の宿題を手伝っていたらついつい夢中になり徹夜になってしまった。そのまま起きて弁当を作る。子供らを学校に送り出してから床に入ったのは9時。どうせすぐ電話か来訪者に起こされるやろ。こんな生活もういやだ!…って、一日で音を上げる僕です。

12(水) 教育基本法に『愛国心』。公明党もさすがに今回は食い下がったそうやが表現を少しウヤムヤにしただけ。法律にしてまで「国を愛させよう」とする魂胆は何や?法律で決めなければ国民に愛される自信がないんやな。でも本当の狙いはもっともっと恐ろしいところにあるぞ。

13(木) 知らんかった。不登校が警察の取締り対象になりかねない動きがあったとか。授業時間に理由も無く街をうろつく子供はたとえ不登校児でも補導するんだって。この手の考えは常軌を逸してるから日本中に広まるかもしれん。帆波(ホナ)!遊ぶなら街じゃなく野山や川にしろよ。

14(金) 体がだるいと訴えて天語がさっそく学校を休んだ。おお!帆波に続く不登校が始まるのか!しかし考えてみたら愛国心だの、不登校取締りだの、こんな国に黙って教育されるとおかしくなるのはごく当然なことや。まあそれはそれとして。天語!お前も遊ぶなら野山か川やぞ。

15(土) なぜかタケノコご飯を作りたくなって、夜の役員会後、みなさんにふるまう。生まれて初めてのチャレンジで味付けに失敗して超薄味になってしまったのに、みんな「おいしいおいしい」と食べてくれた。ううう…みんな…みんな…なんてウソつきなんや!次回にご期待を!


4月2―8日

2006年04月09日 | 日記・エッセイ・コラム

4/2(日) 教会の定期総会。今年も40分ほどの短い総会やった。短けりゃええという問題やないが、やっぱり短いのは「もめごとが無いから」とも言える。しかしそれとは逆に、よその教会が「もめた」なんてことを耳にするとがぜん興味が湧いてくる。罪深いけれど好奇心がまさる。

3(月) 総会が終わって気分がええ。たぶん今年も分区で一番早いはず。もっと気分良くするために、またフツフツと罪深い思いが湧いてくる。「まだ終わってないの?」と、よその教会を訪ねて優越感に浸るんや。でもガソリン代高騰の折、メールで浸ることにした。嫌な牧師でしょ?

4(火)寒い日に入る温泉が何より好きな僕にとって、そんな季節が終わろうとしている。春は三寒四温というが今日は肌寒い。よし!とばかり次男を連れ三丘(ミツオ)温泉へ。おお!露天の周りの桜が満開!予期せぬ歓待を受けたようで得した気分。いつもより長湯をし…そしてのぼせた。

5(水) 政治家の先生たちが言う「わたくしの政治生命を賭けて…云々」っていう言葉。あの「政治生命」って何や?もちろん「政治家としての威信をかけて」という意味らしいがほんまは用い方がおかしい。賭けるものを間違っとる。どうせ賭けるなら政治抜きの「生命」だけにせい。

6(木) 春の交通安全週間でドライバーに何かを配っとる。運悪く僕の車は呼ばれんかったので、もう一度Uターンして同じ場所へ戻った。やった、次は止めてくれた。なんや夜間反射ヒモか。昔はミカン一袋とか貰えたのに。あの頃は車を乗り換えたりして、何度も貰いに行ったなあ。

7(金) 義母の入院で妻は水曜から帰京中。そこで妻留守中の恒例行事!コインランドリーへ。尋常な量やない洗濯物をランドリーに持ち込む。天語(テンゴ)と帆波(ホナ)は大ハシャギ!僕は大人やから中ハシャギ!友佳(ユウカ)と彩七(サイナ)はもっと大人で、恥ずかしがって車から降りて来ん。

8(土) えらいこっちゃ!『ユダの福音書』が解読されたんやて!これがどれくらい「えらいこっちゃ」かと言うと、キリスト教会が根底から揺さぶられるくらい、えらいこっちゃ!キリスト教会の人たちはさぞ大変なことやろなあ…。え!うちもキリスト教会?そりゃえらいこっちゃ!