二年ほど前、北の国からベラと一緒に流れて来たベム。彼らにはずいぶんとお世話になっている。なんせ小さなことから大きなことまで仕事の早い奴や。特に「値切り交渉」に関しては是非彼に依頼すべき。ええ仕事してくれまっせ。牧師にしておくのは実に惜しい人材。日頃の働きに感謝して大きなハンバーグを食べさせてあげました。
7/21(日) 憂鬱な選挙の日。結果は分かっているが国民の権利を放棄するのも悔しいし、天語が初めて投票する記念の選挙でもあるし、とにかく行くことにした。「誰に入れりゃあええん?」と尋ねる天語に「自分の名前でも書いとけ」と応える。残念やが今回は推したい候補に入れたとしても、お前の初選挙は負け戦や。
22(月) 六文銭の曲に♪キングサーモンの熱いステーキが食べたいな♪という歌詞があるが、この曲を初めて聴いたのは鮭の切り身しか食ったことがなかった高校生時代。キングサーモンが何たるかも知らず、ただ憧れていた。今日は♪天然うなぎを丸ごと一匹使ったうな重が食べたいな♪などと歌いつつ過ごした土用丑の日。
23(火) 7/9のジャーナルで「今年はセミが鳴かない」と書いたが、その時、僕が頭に思い浮かべていたのはアブラゼミのことやった。しかしそもそもアブラゼミが鳴き出すのは7月下旬。アブラゼミさんを始め、セミ全般、特にバルタン星人の陰謀だなどと疑いをかけましたことをここに深くお詫び申しあげます。どうも連日
24(水) の暑さで混乱していたようです。ちなみに『閑かさや岩にしみ入る蝉の声』で有名な芭蕉の句のセミを歌人の斎藤茂吉は当初アブラゼミだと主張していたが、句が詠まれた時期からして、後にニイニイゼミであったと訂正をしている。そう、素直に過ちを認めるのは立派なことですよ。すなわち僕も立派ってことやろね。
25(木) セミの話題が出たついで。昔、ウルトラQの『クモ男爵』編で観た巨大グモが強烈な記憶で残っている。当時クモ嫌いの僕にドキドキ便所行きの日々を送らせた作品や。男爵ほどデカくないが、うちの教会はやたらとクモが多い。玄関と便所など払っても払っても巣を張る。無理もない。クモは早い種で数分、通常は数十分も
26(金) あれば立派な網を完成させる。まともに相手しとったらクモに翻弄されるだけ。中でも一番困るのは自動ドアのセンサー部に巣を張る、ちっこいオニグモや。夜中に何度もドアを開閉させる。牧師としてしのびないが(実際マジ頭に来るんで)教会から追い出しに行く。こらあ!お前らクモの分際で電気のムダ使いしやがって!
27(土) 昨日退院されたボスの家を訪ねたらパクチーを頂いた。カメムシ草の異名をとるこの香菜を初めて食べた時、その凄まじい味に店内を駆け回った。今ではパクチーが無いアジア料理なんて僕のいない銀河系くらい空しい。しかしこれで最後のお下がりかと思うと、もうチョット入院して・・・。いや、ま、退院おめでとうございます!