岩国駅と徳山駅間を海沿いでつなげるのが山陽本線。同じ駅同士を山の中を通してつなげるのが岩徳線。単線で朝夕の混雑時以外は一両で走っている。ディーゼル機関なので地元では「汽車」と呼んでいるが、乗り遅れると2時間待ちという目に。国鉄時代には乗り遅れそうになったら電話を一本いれると待っていてくれたことも。ええ時代やった。
2/21(日) 周防にて山口東分区の年度協議会。田舎の寄合いに近い和やかな雰囲気の中で開かれる。教会同士、互いに信頼がある証拠やろな。ところで新分区委員はすぐ決まったが牧師会長の選出が長引きそうなので、つい名乗り出てしまった。でも教団総会議長と同等の権力をこの僕が握ることになるけどええの?よし独裁政治やったんねん。
22(月) 僕の至福の時間「就寝読書」やが、世界動物文学は30巻中半分まで読み進んだ。人生の残り時間のことを考えると、去年オークションで入札した戸川幸夫動物文学全15巻を先に読むべきやろな。ということで、今は僕の愛してやまない幸夫ちゃんに夜の眠りをゆだねていいます。さあ狼さんに熊ちゃん、マタギさんも、いっぱい夢に出ておいで。
23(火) 差し入れ第二弾を携えて昇平のお見舞いへ。この週末にもう退院だという。そうか!じゃあ柔道の試合に間に合いそうやな。でもな昇平。大相撲の世界という選択もあるぞ。「月謝はいくらかかるんですか?」親思いな少年よ。心配するな金はかからん。飯も食い放題や。後はわしに任せろ。悪いようにはせん。二人で儲け・・・いや、羽ばたこうぜ!
24(水) ベムベラがうちの教会にマイク装置を取り付けに来てくれた。会堂が狭いので今までマイクは用いてこなかったけれど、補聴器をつけておられる人もいるので画期的な装置となるぞ。この二人には今まで表現しにくい変な珍品ばかりもらったけれど、こいつはええ。けど、お礼を言うのは実際に礼拝で使ってみて便利さを確かめてからですよ。
25(木) キナコが小鳥をくわえて帰って来た。いつもなら放っておくが、いったいどんな鳥を捕まえたのか調べたくなって取り上げた。ほう、アオジのオスか。まだ生きとる。こいつめ、目一杯遊んでから食うつもりやったんやな。毛布に包んでしばらく様子をみていたら元気を取り戻したので放してやると飛んでった。おい!忘れるな!恩返しやぞ恩返し。
26(金) 以前、10分前に東京駅にいたのに人ごみで動けず新幹線に乗り遅れたことがあった。これやから都会は嫌いや。今日、岩徳線で岩国へ出た。山陽本線への乗り換えは5分。余裕。だが試験で早い下校の高校生で大混雑。車内から出られんがな!ホームへ走ったが目の前でドアが閉まった。次の電車は30分後。これやから田舎は嫌いや。
27(土) 僕にも学習能力というのがある。昨日の教訓を生かして今日は列車の前のドア付近に乗ったのはええが、3分遅れで到着した上、出口で婆ちゃん渋滞。久しぶりに二段またぎで階段を上って山陽本線に飛び込んだ。おっさんにはキツイで。こうして観ることができた映画は『やくざと憲法』。やくざな牧師としても考えさせられる作品でした。