周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

8月19―25日

2007年08月26日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_54 誰が呼んだか(僕です)キャンプ場の最高峰『事切れ岩』。岩のテッペン(中央最上部・約8m)から飛び込む勇気は賞賛に値する。戸惑う奴には「後にクマがいる!」とか「スズメバチ!」とか言って飛ぶ気を誘おうとするが、そんなこと言われてもなあ。左下部、川面の白い部分は命を落とした人の霊ではなく、飛び込んだ天語の水しぶき。

8/19(日) エアコンの無い大島教会の礼拝堂は、チョットしたサウナ状態。いつも10分前後で説教を終える僕やが、出席するおばあちゃんたちの顔を見ていると、5分くらいで終わらせにゃ倒れるんちゃうか…という気になってしまう。ここで30分も話をしたら説教者ではなく犯罪者になるぞ。

20(月) 車の修理工場のご主人と話をしていたんやが、なぜか歯医者の話題になり、そのおかげで今日は歯医者の予約日だったことを思い出す。あぶないあぶない。すんでのことで、またすっぽかしてしまうとこやった。心の中で修理工場のご主人に感謝しつつ、そこでの用を忘れて帰った。

21(火) 大島の友希らを連れてキャンプ場の川で泳いでいたら、オケエさんから電話。「今日は役員会じゃないですか?」と。やってしまった!とあわてたが、後で彼女の勘違いと判明。心臓に悪いなあ。ただですら他人任せの無責任牧師なんやから、これからはくれぐれも気をつけるように。

22(水) サザエやアワビが獲り放題!と聞き、七輪と炭を車に積んでいざ大島へ!友希が言うポイントに潜った。が…どこにおるねん?まあ考えてみりゃ素人が獲れるよな場所におるわけないわな。友希に罪は無い。俺がアホやった。だが友希よ。次は事前にサザエを撒いておいてから案内しろよ。

23(木) 友佳(ユウカ)の誕生日で外食へ。「シナトラがいい」と言う。ちなみにそこはラーメン屋。誕生日にリクエストするような店ではない。親のふところ具合を考えてくれたんやなあ。父さんは泣けてくるぞ!…と言いたいとこやが、ただ単にラーメンとギョウザが食べたかっただけの24歳。

24(金) 日本海の益田までミッキー(神学生)を連れてきたのは、実習最後の試練を遂行してもらうため。さあ『フリーフォール滑り台』へ!斜度80度。落差3m。20分ほどためらった末、彼女は果敢に滑った!ブラボー!ただ、これが実習と何の関係があるのか…。決して聴いてはなるまいぞ。

25(土) ガキ共は錦帯橋の花火大会に行った。僕も行きたいが仕事がたまっとる。レベル3の誘惑をはねのけた。保男からゲーセンへのお誘いメールが届く。これはレベル4やで。つ…辛いな。何!その後、映画にも行くって?レベル5や!うう~怨敵退散!なんとか我慢した!誰かほめてくれよ。


8月12―18

2007年08月19日 | 株式

1_3 今年の教会キャンプの光景。奥のテント周辺はビバリーヒルズと名付けられるほど寝心地がええ。場所はそれなりに広いんやが、傾斜地ゆえ、張れるテントは4~5張が限界。今年は4張りのテントをめぐって46名が争いそうになったので、高額寄付者,女,老人,子ども,障害者の順で優先することにした。

8/12(日) 明日からのキャンプのため夕方《場所取り先発隊》を派遣。今年はお盆の只中ゆえ、先客がテントを張っているのではないかと心配やったが無事に確保できた。もし先客が居た場合でも奥の手「この辺は熊が出ますよ作戦」がある。作戦内容は秘密やが…だいたい想像つくやろ。

13(月) さて『第25回教会キャンプ』の始まり始まり。正直な気持ちを言うと毎年「もう今年でやめよ」と思う。しかし、はしゃぐ子供らと、いやされ解放されている大人たちを見ると思いは揺れる。今夜は雲ひとつ無い新月。夜空に流れるペルセウス座流星群。やっぱやめられんわ。

14(火) 2日目。夜明けが近づくとともに河川敷に寝転がっている人の輪郭が一人ずつ浮かび上がってくる。その姿はまるで土左衛門。テントを張れるスペースが限られているので、半数以上は車か外で寝るハメとなる。「いつかはテントで!」は参加者のあこがれ。ちなみに僕はここ数年ずっと土左衛門。

15(水) 最終日。子供らは毎年3mほどの岩場から川に飛び込んで遊んでいたんやが、今年は勇者が現れ、なんと6mにステップアップ。そしてついにキャンプ場の最高地点8mも成功させた。僕は「おお!」と喚声をあげながらも来年の保険金掛け金アップのことを考えざるを得なかった。敗戦の日。

16(木) 頭ん中が沸くような暑さの中、親戚連中を連れ大島の『なぎさ水族館』へ。屋台で買ったサツマアゲの芯が凍っていたのでクレームをつけて新しいのをもらう。「凍っているのを捨てましょう」と言われたが、「こちらで捨てますから」と言って甥にあげた。そんなのは関西人の常識やろ。

17(金) 帰京する義母一行を山口宇部空港まで送る。飛び立つ飛行機っていうのは寂しさをかきたてる。みんないっぺんに帰ってしまうと寂しさが増すので、今日帰る予定やった姪っ子らを強引に引き止めた。まだまだ続く帰省ラッシュ。日本全国あちこちで引き止めあってるんやろな。

18(土) 引き止めたせいか新幹線が全て満席。かわいい姪と甥のためや「ええい!ままよ」とグリーン席を取ってやる。後で妹から苦情メールが届いた。以下その内容…「私でも乗ったことがないのに!これで贅沢を覚えたらどうしてくれるねん!」素直に「おおきに」と言えんのは父親ゆずり。


8月5―11日

2007年08月11日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_53 去る8月2日に山口を襲った台風5号を避けて、朽ちた家で暮らしている信徒や関係者が教会に泊まりに来、礼拝堂はにわか避難所となった。しかし予報ほどの台風ではなく、この夜は避難所というよりもサロンと化し、被害はうちの家計にのみ及んだ。次はカラオケセットでも用意して有料化せんと収拾つかへんで。(画面をクリックすると大きくなるよ。左すみで寝ているガキが見つけられるかな?)

8/5(日) 4年間牧師室に置かれていた熱帯魚の水槽がもらわれていった。去年、僕のミスで何度も水温40度を超える灼熱地獄となった水槽で、ただ一匹生き残ったラミーノーズも一緒にもらわれていった。ちょっとだけ心残りやったが本音はうれしさに小躍りしている。育てる生き物は子供らだけでこりごりや。

6(月) 彩七(サイナ)の目イボを切開する日。診察室でチョイチョイやろと思ったら、なんと手術室に通され、手術着に着替えさせられ、ベッドに寝かされたというからお笑いや。目イボ取るだけでこれか!いったいなんぼ請求されるんやろと覚悟していたら、3000円ちょっと。あの大げさな行為はサービスやろか?広島の日。

7(火) 深夜、牧師室に遊びに来ていた保男がええあんばいに酔って、帰ったのは午前3時。そして4時間後の7時には出勤や。若いなあ。無謀やなあ。保男やなあ。彼との付き合いはもう25年。僕が周防に来た時は坊主頭の中学生やった。その保男が牧師室で酔っている。予想だにせんかったわい。

8(水) 水槽の後をさっそく本棚に改造した。130冊ほどの本を並べることができた。ひそかにこの日が来るのを夢見ていただけに嬉しさが込みあがってくる。余ったスペースには光り物(ネオン等)を置いてムードも満点。しかし、悲しいかなここまで飾っても、来るのは保男くらいや。保男とムードか。ムフフやな。

9(木) 夜、韓国冷麺を食べている最中になんやら酔ったような感覚におそわれ、気分が悪くなり寝てしまった。目覚めて冷麺の袋を見ると小さく「麺に酒精が入っていますので、お子さまやアルコールに弱い方はお気をつけ…云々」と書いてある。もうちょっと大きな字で書いとけよ!長崎の日。 (酒精=エチルアルコール)

10(金) 教育委員会からテントとキャンプセットを借りてきた。ラーメン、花火、ジュース、オガライトは購入済み。明後日は野菜や生鮮食料を買い出す予定。約40人×3日分。部分参加を加えると50人を超える勢い。ゆえに、もうキャンセルはきかんよ!…と南海に居座る3つの台風の卵に訴えたい。

11(土) 小郡教会を借りて霊感商法被害者の相談を受けている時、突然扇風機の羽根がもげてブッ飛んだ。「これ以上首を突っ込むな!」という霊界からの脅しかもしれんな。しかしエアコンの無い部屋で扇風機までめげて暑いのなんの。もしもこれが「脅し」ならセコいぞ霊界!東京より義母一行が来山。


7月29日―8月4日

2007年08月04日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_52

帆波(ホナ)の誕生日プレゼント。この薄汚いバッグをもらった帆波は喜び踊った!というのも、これは5月に上京した際、東京モノレールの中に置き忘れたカバン。あきらめた頃、港区警察から電話があった。手がかりはプリクラノートに書いていた「お父さんのけいたいばんごう」。そのバッグを誕生日に渡したって寸法よ。帆波の全財産2万6千円も無事やった!(サイフは無かったことにすりゃよかったなあ)

7/29(日) 天語(テンゴ)の同級生が島根に引っ越すので、昨日の晩、うちに泊まり、礼拝にも出席し、名残りが尽きんのか大島教会にまでついて来た。しかしどうやら目的は友希のモデルガン。礼拝後、庭でマシンガンを撃ちまくっていた。教会の庭では撃つなよな。せめてお寺か神社に行けよ。

30(月) 自民大敗で夜が明けた。89年の「消費税問題」で与野党が逆転して以来や。今回の敗因は「年金問題」に尽きる。銭がからんだ時の国民は恐い。このヒョウタンからコマ的な「ありがたい年金騒動」がなけりゃ民主も勝てんかったやろ。平和より金。9条で勝てる日は来るんかね。

31 (火) 当然のように惨敗の「原因探し」が始まっている。安倍首相の責任は問わず、赤城農相の事務費不正問題に目が向いている。「赤城の山も今宵限りか…」。しかし「金のうらみ」はいつか喉元を過ぎ、国民はまた元通り飼いならされ、自民は返り咲くやろ。9条はいっつも窮状。

8/1(水) どうもモヤモヤしたものがあって、念のため手帳を確認したら、歯医者の予約は今日の16時。今19時。あかんがな。明日やとばかり思っていた。前回もあやうくすっぽかすとこやったし…「歯の痛み」が喉元を過ぎてしまった僕は元通り横着になり、虫歯は返り咲くことやろ。

2(木) 非常に強い台風5号は今夜9時に山口上陸の予報。夕方、県内に暴風雨警報が発令され、車椅子連中が教会に避難してきた。台風のおかげで今夜は楽しい宴が始まるぞ!だが僕は大島も周防も捨てて、一人『松元ヒロ・ソロライブ』を観に岩国へ。そんな僕って…罪な牧師?

3(金) 結局5号は上陸予定に3時間も遅刻したばかりか、午前中いっぱい山口でグズグズして去って行った。間髪いれず教区が被害状況を収集。もしかして見舞金とか出るんかなあ?非常用に買ったラーメン,パン,菓子,ドリンク。まだ青いギンナンの落下。しめて1万円ってとこか。

4(土) 錦川花火大会が大雨の増水で延期になった。とんだ台風の置き土産や。ところで…気になる事がある。大会会場の目の前のホテルは、花火当日の宿泊料金が倍近くになっとった。中止の場合はどうなるんやろ?また延期開催日=8月26日の晩の料金はどうなるんやろ?ああ気になる!