周防教会・牧会ジャーナル

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8月3―9日

2014年08月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 連続して襲い来る台風と台風の合間とは思えない穏やかな瀬戸内海のビーチ。本来ならば海ではなく清流の写真が載るはずやったが、川は増水していて泳げるような状態ではなかった。しかし子供たちは水さえあれば何時間でも過ごす。夜は夜で蛾のように火に群がる。そして大人たちは夜、ビールサーバーに群がっていた。

8/3(日) 矢江子さんが働いているラーメン屋は昔その日のスープの味を採点し公表していた。その後、点数じゃなく「まあまあかな」とか「どうですか?」と、言葉での評価になったが、説教もそんな風にしたら・・・と考えたりする。そのラーメン屋は出来が悪い日は閉店していた。教会でそんなことをしたら毎週閉店ガラガラやな。

4(月) 朝早く「主人が亡くなりました」との知らせ。うちの信徒ではないが「最後の時」を僕に任されていた方である。ガンと闘いながらご自分の生い立ちを詳しく書き残され、完成とともに旅立たってゆかれた。「一神教は間違い。神は全ての存在を受け止める」という一節が広い心を表現している。高德宗忠さん/享年71。

5(火) 台風12号が対馬海峡付近を通過中。さすがに今日から二泊三日の河川敷キャンプは中止。となると遠く滋賀は水口からきた子供らの張り裂けんばかりのエネルギーをどうやって吐き出させるかが問題や。明日は下松のプールでエネルギー放出することに決定。僕は葬儀で頭も体力も回らず早々とリタイア。

6(水) 気象庁は一時間に80ミリ以上で「息苦しくなるような圧迫感があり恐怖を感じる」と定義しているが今朝未明の玖珂の降雨量は110ミリ。確かに深夜数時間続く豪雨に恐怖を感じた。市内では土砂災害も発生。今日は(代筆文ゆえ当然安倍本人の記憶に無いまま去年と同じスピーチをして人々を愚弄した)広島の日。

7(木) だめとは分かっていたが未練たらたら川に行ってみた。濁流を確認してやっとあきらめをつけ、海へ。大雨の影響で多少の濁りはあったが瀬戸内海は静かに子供らのエネルギーを迎え入れてくれた。夜、なじみの無宿氏が来会。「今夜は大騒ぎやで」と忠告したが「それでもいい」とザコ寝の会堂へ。さすが野宿の達人。

8(金) 朝、水口の子供らが帰途につく。礼拝堂が一気に静けさを取り戻した。水口台風が去った後、次の台風11号が接近中。休んでいる暇はない。キャンプの後始末をせにゃ。今回もみんな本当によく働いてくれました。しかし、今思うと、もしも晴れていて河原キャンプをしていたら・・・間違いなく僕はダウンしていたやろな。

9(土) 今日の長崎スピーチも使い回しやった。そりゃそうやろ。違った言葉を語ったりしたら、広島の愚弄を認めてしまうことになるからな。「集団的自衛権は平和憲法を踏みにじる暴挙!」と痛烈に語られた被爆者代表の城台美弥子さんの言葉を聴いたか安倍!どうせ心の無い代筆コピペなら、せめて全文暗誦して語れ。


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2 コメント

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髙德宗忠の兄です。先日は本当に素晴らしい式辞を頂... (髙德芳忠)
2014-08-16 10:20:49
髙德宗忠の兄です。先日は本当に素晴らしい式辞を頂き有難う御座居ました。不肖の弟にも関わりませず、良く話を聞いて頂き、それらを簡潔に纏められた上に実に解りやすく述べて下さいました。3人の息子たちにも、親父がやって来たこと、考えていた事が十分に伝えられたと思い感謝です。本当に有難う五大ました。キャンプにも不参加となられたこと、申し訳ありませんでした。千葉県鎌ケ谷市在住 髙德芳忠
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宗忠の長男、宗典です。 (髙德宗典)
2014-08-24 22:45:40
宗忠の長男、宗典です。
先日は父のために素晴らしい式をとりおこなっていただき、本当に感謝しております。
父の「どうだ、いい牧師さんだったろう?」と自慢気な顔が、今でも目に浮かぶようです。
先生のブログを読んで、もしかしたら親父もこれを読んで、先生にお願いすることに決めたんじゃなかろうかと、想像してしまいました。
末永いご活躍を期待しております。
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