枝からぶら下がっているのはシャクトリムシで有名なシャクガの幼虫。必死に枝のフリをしていたが、周りに枝が無いので却って目立っているぞ。ところで子供にも大人気のユニークな動きとは裏腹に、シャクトリムシに全身の長さを測られた人は死ぬという、おどろおどろしい伝説がある。好きやなあ…こういう、どっちつかずの生きものって。
4/20(日) 彩七(サイナ)がタンスの角に足の中指をぶつけた(普通は小指やろ?)。あまりに痛がるので念のため病院へ。しかし休日診療は高いぞ。車椅子に乗せられたがあれは別料金やろか?看護師が二人も来たが治療費も倍かな?さて診断はただの打撲。いや。ただじゃなく有料の打撲。
21(月) 先週大阪に帰っている時、母が「これなんの書類か見て」と言って一通の郵便物を差し出した。『後期高齢者医療制度が始まったので年金から天引きをする』という通知やった。小泉時代に強行採決された悪法が今、自分の親を襲う。身内に降りかかってはじめて気付く愚かしさよ。
22(火) 帆波(ホナ)が午前中に制服を着て登校した。どうしたんや?ついに不登校に終止符か?妻に聞いたら「全国一斉学力テスト」だという。あの管理教育県、愛知の中で犬山市の教育委員会が毅然と拒否しているというのに。不登校児としてのプライドを持って、そんなテストは断れよな。
23(水) 今朝は3時間しか眠っとらんので、所用が終わったら帰ろうと思ったが、天気が悪くなってきて嬉しくなりドライブすることにした。羅漢山の麓、雨で花粉を飛ばせんヒノキ林の中を走る。今年の花粉ももう少しで終了。その時、僕の春が来る。わあ!この辺はまだ桜が満開や!
24(木) 一昨日は日中26度を超え、早くも夏日を記録したのに、今朝は急激に冷えこんで3.3度。たまらず暖房のスイッチを入れたら「冬期営業は終了させていただきました」と言わんばかりにエアコンが動かん。仕方なく風呂に入って暖をとる。僕の好きな寒い季節の風呂もこれが今シーズンの入り納めか。
25(金) 注文した料理が来た時に携帯が鳴った。やば!相談電話や。長くなりそう。約15分の電話が終わって席に戻ったが、映画が始まるまで10分しかない。えらいこっちゃ。冷めた料理をあごが痛くなるほどかき込む。どこに入ったか分からん。そのあと…映画の間、腹が痛くてあぶら汗。
26(土) 昨夜子供らと行った映画は『ライラの冒険』というファンタジーやったが、今朝その映画の中に出てきた熊に襲われるという恐ろしい夢を見て目が覚めた。冷めた料理に、腹痛に、悪夢…。なんという単純かつ完璧な連鎖反応よ。でもこういう単純な自分であることがなぜか嬉しい。