周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

6月18―24日

2006年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

6/18(日) 19:00現地到着の予定が来客との話しが延び、1時間遅れの15:30に帆波(ホナ)を連れて教会を出発。切符を忘れたことに気づいて、もう1時間遅れ。三重県津市の角田牧師宅(久居新生教会)に着いたのは結局21:30。みんな夕食をとらずに待ってくれていた!ええ一家やねぇ。

19(月) 今日から3日間、愛知県知多半島の先っぽで『農村伝道神学校同窓会研修会』が開かれる。角田牧師と一緒に会場へ。懐かしい顔がチラホラ。太ったやら、やせたやら、ふけたやら、ハゲたやら、久しぶりに交わす会話は自分のことを棚に上げて言うセリフばかり。しかし、

20(火) うちの同窓生に共通して言えることは、みんな見事に田舎くさい(センス悪い)!ああ、わが同窓よ。みんなそれぞれ、各地で苦労しとるんやなあ。とくに昨今、保守化した教団や教区の中で、孤軍奮闘している話しを聞くと、助け合いたい気持ちになる。次回会う時は、みんな

21(水) 今日よりもヤツレていませんように!と願いつつ散会。僕と角田君は、次の同窓生に会うべく名古屋方面へ。そこで会った三人の同窓生との会話は、太った、やせたの他に、今どんな病気を持っているか、どんな薬を飲んでいるか、どんな治療をしているかが新たに加わった。

22(木) 久居新生で留守番してくれていた角田牧師の家族と帆波の慰労で伊勢観光へ。2週間前に来た場所にまた居る。変な感覚や。ところで帆波が来たので娘のゆうちゃんは今週小学校を全休してくれていた。ええ一家やねえ~!ただ…帆波の不登校が伝染(ウツ)っても知りまへんで。

23(金) お昼の列車で津をあとにする。角田ファミリー、お世話になりました。また来るよ。しかし、泣くな帆波。お前はええけど、父さんはまるで今はやりの「不審者」か、昔ハヤった(?)「人さらい」みたいに見えるがな!え?何なに?「わたしの本当の家は角ちゃんち」やと?

24(土) さて、やるべき事がドッサリたまっていたのは言うまでもない。夏休みの宿題みたいや。オマケにこんな時に限って、朝から大島教会で月一回の集会。夜は関学の学生4人が来泊。旅の疲れか、睡魔と脱力感が襲う。僕も…だんだん言いたくなってきたぞ。「僕の本当の教会は…角ちゃんとこや!」


6月11―17日

2006年06月18日 | 日記・エッセイ・コラム

6/11(日) 大阪の母は昨日から神戸の妹の家に転がり込んでいる。仕事をやめてから、とにかく暇を持て余しているのや。妹は忙しくて相手ができんので「山口に来たらええ」とすすめた。しかし行き慣れている妹のところがええのやろ。残念やなあ…掃除してもらおと思ってたのに。

12(月) お昼に来客があり『山賊』へ食事にお連れした。お客が来るとたいてい『山賊』へ連れていく。そこで注文するメニューもだいたい同じで「山賊焼き・山賊うどん・山賊むすび」。そして夜、別の来客。もちろん『山賊』へ。同じメニューを注文。さすがにうんざりやで僕は。

13(火) 昨夜のお客とは、去年下関丸山教会に着任した上垣旅人牧師と、3月に結婚したばかりの新妻の明美さん。しかし旅人君よ。午前3時に寝たのに6時に起きてくるなよな。若いのに年寄りみたいなやっちゃ。夕方睡魔が襲ってきた。寝てしまいそうや。危うし僕のバイオリズム。

14(水) 原理問題の集まりで福岡へ。久しぶりに岩徳線の下りに乗った。自分で運転する車からの景色とは違った光景が列車の窓から飛び込んでくる。生い茂った雑草や枝々が列車の窓に当たってガサゴソ音をたてる。へぇ~こんな田舎に僕は住んどったんやな。得した気分になった。

15(木) 『昭和45年クイズ』という本を買った。その中の問題を一つ『洋画【ある愛の詩】の名ゼリフ「愛とはけっして○○しないこと」。○○は何?』漢字二文字です。40代後半以上の方なら簡単やろな。もう一つ『【細うで繁盛記】銭の花の色は?』解答を知りたい方は牧師まで。

16(金) 玖珂クリニックへ。例の高熱騒ぎ以来の診察。Dr木村が「あの点滴がズバリ効いたね」と、したり顔で言うので、僕は内心(ちょうど熱が下がるタイミングやったかもしれんがな…)と思いながら「お蔭様でご面倒かけしました」と言っといた。これからもお世話になるしね。

17(土) 精神科医の香山リカの講演会を聴きに岩国へ。日本の自殺者は8年前から3万人を超えている。以前は生命保険に入って1年以上たてば保険金が下りたが、自殺者増加のために3年以上でないと下りなくなった。泣きっ面に蜂。踏んだり蹴ったり。今の社会は弱い人に冷たい。


6月4―10日

2006年06月11日 | 日記・エッセイ・コラム

6/4(日) 日曜の夕方はドッと疲れが押し寄せ、いつも仮眠してしまう。ゆえに最近『笑点』をまともに見たことがない。歌丸が司会者になっていて驚いた。しかしその何倍も驚いたのは、助さん(里見浩太朗)がいつの間にか黄門に昇格していたのを知った時や。個人的には…許せない。

5(月) アルツハイマー病をテーマにした『明日の記憶』をいう映画を観た。主演の渡辺謙は『ラストサムライ』で辟易(ヘキエキ)していたんやが、その評価が逆転するくらいの熱演ぶりやった。ただひとつ…この映画に松村邦洋(山口県田布施出身)を出演させた理由がどこにも見当たらん。

6(火) 母校、浪速高校より送られてきた学報を開いて見たら林家ペーが写っていた。少子化で子供を取り合う学校経営。卒業生に有名人がおりゃ利用せん手はない。そう言えばうちは男子校やったのに共学になっていた。30年前も共学やったら…僕の人生は変わっていたかもしれんな。

7(水) 大阪の父母と妹の4人で今日から伊勢に一泊旅行。母の退職慰労の旅である。なぜ伊勢なのかというと42年前に家族4人でここに来たから。その時、僕は小学1年で旅の記憶は何も残っていないが、今回の旅のことはたぶん生涯忘れんやろ。宿だけは最低やったが、まるで

8(木) 修学旅行のような夜を過ごした。特に母のはしゃぎようは子供のそれ。覚えてはいないが、42年前の僕もきっと今の母以上にはしゃいだに違いない。そんな僕を見て母はきっと満足したはずや。今僕は、はしゃぐ母を見て満足する。伊勢に来てよかった。宿は…最低やったが。

9(金) 今日は父の通院日。5年前に余命まで告げられたのに今は別人のように元気。夜9時に叔母(母の妹)が訪ねて来た。僕の知らんかった祖父母の事を色々教えてもらう。気がつきゃ2時。しかしこの歳やから聞けるが、若い頃に聞いてりゃ「鼻から牛乳」レベルの話がいっぱいや。

10(土) 叔母が帰った後も母は興奮したのか、昔のアルバムを見ながら饒舌ぶりを発揮した。みるみる時間は過ぎ、4時になったと同時に母は僕の布団の上で倒れこむようにして眠ってしまった。午後、帰路へ。はちきれんばかりのバッグは旅の土産。思い出も…はちきれんほどある。


スケベは長寿の素

2006年06月05日 | 日記・エッセイ・コラム

ジュンよ。なかなかするどいコメントありがとよ。人間スケベ心が薄らぐと、いっきに老け込むぞ。今、天語が時々「中学校に行くのが嫌になる」とボヤいておるから、僕は「6月中に好きな女の子を作れ!」と課題を出した。うまくいくと、学校生活は毎日バラ色や!…てなわけで、スケベ心は大切なんや。


5月28日―6月3日

2006年06月04日 | 日記・エッセイ・コラム

5/28(日) 僕が高熱でウンウンうなっていた頃、アオバズクの初鳴きが聞こえたらしい。今年も遠く東南アジアから渡ってきたんや。ただ山口県では準絶滅危惧種となっている。日本だけやなく東南アジアの環境悪化も原因。生き物に国境は無い。人間の愚かさを伝えに来る夏の鳥よ。

29(月) 2階の屋根の雨樋に2年分のイチョウの落ち葉が溜まっていて、詰まった葉っぱのせいで樋のあちこちから雨水が滝のように落ちていた。ベランダの手すりに上り、樋に手をつっ込み葉っぱを取り除く。おお!これぞ2年間サボった賜物。熟成されて立派な堆肥になっとった。

30(火) 急に思い立ち、天語(テンゴ)と帆波(ホナ)を『スペース・ワールド』に連れて行く。以前は「絶叫マシーン」が大好きやった僕も、寄る年波には勝てん。乗り物を一つこなす度に体力と気力が目減りしてゆく。ベンチがある度に休む。芝生を見ると寝転びたくなる。日陰がオアシスに見える。

31(水) ブッシュがまたしても乱心!自らがもたらした戦争で原油価格が高騰したアメリカで、大きく支持率を下げてしまった彼は、あろうことか封印されつつあった原子力を引っぱり出して「原発は安全だ!」と熱弁し始めた。アメリカ国民よ。まだ野放しにしとくの?このオヤジ。

6/1(木) 「遅くなりましたが書類送検ということで」「はい。わかりました。お手数かけますね」「こちらこそ夜分にすみません」という会話で電話を切った。去年6月、ネズミとりで捕まったが、否認を続けて罰金を払わんので僕は書類送検されるらしい。しかしけったいな会話や。

2(金) 今年はホタルが多いとのこと。近くのポイントへ出かける。ホタルの見ごろは結構むずかしい。雨の日はダメ。冷えこむ日も不可。風の強い日もNG。月明かりも良くない。午前中に雨が止んで蒸し暑くなった夜の8時前後がベスト。でもホタルが見られる町に住めてよかった。

3(土) 帆波とその友達2人を連れて通津(ツヅ)海水浴場へ。若い外国人女性が3人、遠くで日光浴をしている。トップレスや!虫眼鏡と老眼鏡を使い望遠鏡代わりにならんか試したが…見えん。「オジさん何してんの?」と帆波の友達。「お、お前らが溺れんよう、監視しとるんじゃ」