周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

3月20―26日

2016年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

ここまで近づいても逃げる気配は全く無い。両者見合ったまま待った無し状態。本日の大一番は桝席よりも近い砂かぶり席。こいつらが先日僕を三度も起こしたサイレン猫。今日もウーウーうなりあっていた。一触即発の緊張感が伝わってくる。でも君たち、教会の前での喧嘩はいかんな。天神に行きなさい。おい!無視かよ?僕って存在感無いんか?

 

3/20(日) 教会で信徒の友から届いたFAXの件を相談したら「牧師に一任します」とのこと。一任された以上は周防の思いを込めて「できればそのまま掲載していただきたい」という内容の、なるたけ丁重な返事を書いた。もしかしたら読む側の中には「どうか周防教会が正常な信仰を持てますように」と祈ってくれる人たちがおるかもしれんしね。

 

21(月) 去年、一昨年と同様に「反論無し」研修会を今年は呉平安教会の小林克哉牧師をお招きして開催した。聖餐の在り方を、洗礼を受けるということの意味から語って下さった。どうです。周防の皆さんいかがでしたか?34年もの間、ここで一方的に聞かされてきた僕の言葉に騙されてはいませんか?しっかり聞いて自分の頭で考えてくださいよ。

 

22(火) 春の選抜が始まった。前からの疑問なんやが、なんでどの学校も坊主頭なんやろ?花形満とかドカベンの殿馬一人とかは結構な長髪やのに。高校球児は高校生の模範との声もあるから余計に気になる。そんな中、小豆島高校の選手の半分が坊主ではない普通の髪型やったのが新鮮。これを契機に花形や殿馬の登場を期待しています。

 

23(水) 年度末ともなれば事務仕事が溜まってくる。と言うか溜めてしまったんやが。ぼちぼち手をつけないと尻に火がつきそうや。そこで徹夜で奮闘。でもわざわざここに書くほどの仕事量ではない。世間ではこれくらいの事務仕事なんざ、みんな毎日やっている。と、自戒をしていた矢先、机から落ちた原稿がストーブに!尻にも原稿にも火がついた!

 

24(木) イエスが十字架刑に処される前の晩の食事が『最後の晩餐』。そう教団で問題原因になっている儀式。今夜は間もなく転任してしまうベムベラと最後の晩餐。メニューはパンとブドウ酒ならぬ関西風お好み焼き。僕としてはアニメみたいに「人々に誤解され怪しまれ嫌われて街を去って」ほしかったんやがなあ・・・。惜しい人材を手離すことになった。

 

25(金) 信徒の友から再び丁重なFAXが届く。「教憲教規のくだりを削除してもらえれば」「一致を祈る欄が不一致の主張を掲載する欄になってしまう」「公平性を保つ当方の努力をお察しください」と。攻める相手は編集部ではないので「今日はこれくらいにしといたろ」と僕の心が動く。しかし祈ってもらうのって、なんでこんなに難しいんやろ。

 

26(土) 名古屋から福井智さんが「僕に牛丼をおごるため」に来山。ついでに明日の礼拝説教を担当していただくことにした。最近、偕成社から『5分間だけの彼氏』という本を出版されたが内容はなんと児童文学!僕が知っている福井さんからどう想像してよいものやら。今お買い上げの方には福井さんのサインと同時に僕もサインしてあげます。


3月13―19日

2016年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

ああ!もたもたしている間に一番おいしそうな瞬間の写真タイミングを逸してしまったがな。カキは焼き過ぎに注意!しかし「まあまあ、一つや二つくらい」と言いたくなるほど大つぶのカキがドッサリある。もはやベムベラの送別会なのか、カキを食うための集まりなのか、そんなこたぁどうでもよい宴は午前0時を過ぎても続いたのでした。

 

3/13(日) 夕方から「ベムベラ送別カキ尽くし夕食会」が始まった。カキを買い過ぎてどないしょうと思っていたが、匂いをかぎつけてやって来たのか、どこからともなく集まった猫や杓子が殻つきカキ150個と生ガキ5kgを6時間かけてすっかり食い尽くしてくれた。生ガキに至っては足りなかったくらいや。広島の焼きガキ専門店の壁に『焼き方不足

 

14(月) で当たっても自己責任』という警告が掲げてあったが、念のためうちの教会にも貼っておくべきやったかな。さて、一夜明けて散乱したカキの残骸を片付ける。今のところどこからも大当たり電話はかかってこない。ま、実際当たったところで電話をかけてくる勇気のある奴ぁいまい。だって二千円で食い放題に飲み放題で、誰もが

 

15(火) こんなに「大きなカキ食ったことがない!」「美味い!美味い!」と目を輝かせて食っていたのに、今さら当たりもハズレもないやろ。ということで今日の火曜日をもちまして当選受け付けは締め切らせていただきます。万が一、当たられた方がおられましたら、僕がお手かざしをしに伺います。もちろん別途料金請求させていただきます。

 

16(水) 何年前のことやったかな?信徒の友の『日毎の糧』欄に「礼拝を守ることよりも悩める人の隣人になれるように」というような内容の「周防の祈り」を送ったら、編集部から「誤解を招くから書き換えてほしい」と言われてしまった。結局書き換えなかったのに編集部はそのまま掲載してくださった。そして今日再び書き換え要請のFAXが

 

17(木) 届いた。今回はこんなことを書いた。「人を増やす伝道より人々が生きる伝道を目指せますように。全国の教会が《糧》を分かち合い小さな教会を守れますように。教憲教規ではなく心で通い合える教団になれますように」。引っかかったのは最後の一節らしい。その理由とは「『信徒の友』ではこの祈祷課題は教団全教会の信徒が共に祈る

 

18(金) ことのできる《各個教会の課題》ということを特に配慮しています。この基本線に従い、いただきました祈りの課題の末尾の一文(略)を周防教会固有の祈祷課題に書き換えてほしい(略)。もちろん『信徒の友』編集部がなんらかの政治的立場を推奨するということはありません。あくまで、さまざまな立場の教会の信徒が一致して祈ることのできる

 

19(土) 祈りの課題欄にしたいと願ってのことです」とのこと。 少しだけ略したが丁寧なFAXやった。しかしそう言われても周防教会はこのことを何よりも大事な祈りの課題にしているんやがなあ。どうしますか?周防のみなさん。明日の礼拝後に一緒に考えましょうね。けどおかげで本来かくあるべき「牧会ジャーナル」っぽい記事になったような気も。

 

 


3月6―12日

2016年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

春休みの間くらい自由にすると言って、帆波が友達に髪を染めてもらっていた。我が娘にあるまじき軟弱者よ。教師の目など気にせず、自分のやりたいように生きろ!生き様で相手を納得させろ!と、この歳になったから言える。僕の学生時代はいたって真面目な生徒でした。しかしその頭は何や?イカ大王に変身か?なんか・・・電気でも流したくなる。

 

3/6(日) 突然、酎ハイを飲んでみたくなった。学生時代に周囲から飲む練習を勧められ、毎晩小さじ一杯程度のウィスキーを養命酒のごとく試してみたことがある。あれから30数年。オレンジ酎ハイを口にしてみた。「これならイケそうや」と一気にゴクゴクと飲み干して、数分後にブッ倒れた。やっぱり、いきなり大さじ一杯は多過ぎたみたいやな。

 

7(月) 寝ている耳元で断末魔の叫び。昼寝をして寝ぼけていたので最初はふざけた着信音かと思ったが、あきらかにヒヨドリの鳴き声。キナコやな。ハイエナの獲物を横取りするライオンのごとく奪い取った。まだ元気や。窓から放つと勢いよく飛んでった。しつこいようやが助けたのは僕やで。そういえば先日のアオジはまだ恩返しに来とらんな。

 

8(火) 窮鳥懐に入れば猟師も殺さずということわざがあるが・・・。せっかくヒヨドリを助けてやったのに恩を仇で返された。昨日はあわれな悲鳴を聞いて、牧師のくせに仏心などを出してしまったのが甘かった。恩知らずヒヨドリに苛立ちながら、フロントガラスにビッシリとこびりついた糞を拭く。覚えとけ!この次はキナコのおやつにくれてやるわ。

 

9(水) ドラマで悪夢にうなされて叫びながら起きるというシーンが時々ある。「んなアホな」とバカにしていたが今朝それを実体験。布団の中で寝ている僕をウサギと勘違いしたオオカミがかぶりついてきた。そこで驚かしてやろうと布団をガバッと剥いで「ぎゃおー!」。戸川先生!あなたの小説のおかげで真実を知りました。人間って、叫びながら起きるんやな。

 

10(木) ついでに言うと、泣きながら目を覚ましたことは過去に何度もある。ほとんどが悲しい夢やが、感動して泣いたこともしばしば。中でも僕が群衆の前で大演説をし、そんな自分に感動して涙を流しながら目覚めたことが一度あった。何を語ったのかは全く思い出せんが、これは「あんた、ぼちぼち独立して教祖になりなはれ」というお告げに違いない。

 

11(金) 5年目の『3・11』追悼式典。つい昨日原発は推進すべきと語った同じ口から福島の復興を語る安倍の気が知れん。安倍や、イカレたアメリカ大統領候補のトランプを道頓堀あたりに連れてきたら、きっとおるぞ。あのブルドッグのような頬を引っ張って「誰が言うてんのや!」「どの口が言わしてんのや!」と叱ってくれる恐~いオバちゃんが。

 

12(土) 明日はベムベラの送別会。二人が大好きなカキで送ろうと大量購入した。でもちょっと買い過ぎたかな。生モノやし、余ったらシャレにならんで。そこでや!明日18時から、焼きガキ,酢ガキ,カキ飯にカキフライ!二千円で食べ放題!飲み放題!さあ、ベムベラのことは嫌いでも、カキ好きの猫や杓子の方々はどうぞ周防教会へ!宿泊も承ります。


2月28日―3月5日

2016年03月06日 | 日記・エッセイ・コラム

礼拝堂でドタバタ走り回る音がしていた。近所の子供らが遊びに来ているらしい。へたに相手すれば疲れるので放っておいた。そして夜。玄関のホワイトボードを見てビックリ。こんなことしていたのか。おやつでもあげればよかった。しかし困ったぞ。こんな力作を描かれた日にゃ、しばらく消せんがな。桜が散る時までこのままにしておくか。

 

2/28(日) 先週ベムベラが設置してくれたマイクを初使用。ボリュームを大きくし過ぎたせいでスピーカーノイズが気になったらしいが「礼を言うに値する」という評価が下される。おめでとうございます。ところで牧師がわざとマイクスイッチを切らずに大声で讃美歌を歌って嫌がらせをする教会があったが、今春辞任に追い込んだとか。めでたし、めでたし。

 

29(月) 教区事務所で月報の発送作業手伝いをする。周防教会研修会のチラシを同封してもらうので、魚心あれば水心や。ん?ちょっとニュアンスが違うな。金襴の契り?これではない。蛇の道は蛇。んんん・・・。Love is the loadstone of love.(愛は愛の磁石)。何を言いたいのか分からんようになった。要するに感謝をあらわしたちゅうこっちゃ。

 

1(火) 歯医者に行ったら「予約は午後ですよ」と言われた。んなアホな。診察券に「9時」と書いてあるで。けどそれは「4時」だという。手書きの「4」が「9」に酷似しとる。しかし今回は僕に非がある気がする。何故なら治療後に次回の予約日を口頭でもちゃんと告げてくれるからや。けどね、治療後、麻酔で痺れた僕は話しを聴く余裕なんか無いんよ。

 

2(水) 明け方の4時過ぎのこと。遠くからウーウーとサイレンの音が聞こえてきて目が覚めた。だんだん近づいてくる。気になって外に出たらピタッと止んだ。空耳か?布団に入るとまた聞こえる。三度目に外に出た時に理由が判明。ノラ猫の喧嘩や。確かにそんな季節にはなったけどね。お前ら時々フギャーとかシャーとかを混ぜながら喧嘩しろ。

 

3(木) 確定申告へ。今年は担当メンバーの中にいちいち細かいことを言うオッサンの姿がなかったので安心した。うちみたいな弱小教会にも巨大悪徳宗教法人の不正を暴くマルサのような対応をしよるからな。おそらく宗教嫌いなんやろ。今年当たったのは女性の担当者。あなたは宗教はお嫌いですか?もちろん僕はどちらかと言えば嫌いです。

 

4(金) 玖珂駅の便所の男性小便器は外から丸見え。まあ、こんな便所は田舎に行けばどこにでもあるし懐かしさすら感じるが、それは見知らぬ田舎やから許せる。先週利用した時のこと。ふと横を見たら知り合いのおばちゃんと目が合った。「見ぃたぁなぁ~」「見ぃたぁでぇ~」。お互いの間に気まずい空気が流れた。こんな時って会釈すべきか?

 

5(土) 新岩国駅にエレベーターが出来たという新聞記事を読む。やっとかよ!全国の新幹線駅でエレベーターが無かったのはここだけやったらしい。「車椅子利用者は事前に予約をしてくれ」とまで言われ、過去何度この駅で声を荒げてきたことか。発車時間がせまり、車椅子を片手に本人を肩に担いで階段を駆け上がった若き日よ。感無量や。