♪青いリンゴを~抱きしめても~思い出さえ帰らない~♪野口五郎の『青いリンゴ』を思い出す。でも誰が見ても緑にしか見えんのに何で青リンゴって呼ぶんや?信号も緑やのに青と呼ぶし。不思議や。でも昔「みどりのおばさん」は確かに緑色のスモックを着ていた。「ほら、はよ渡らんかいな!」と急かせる、それはそれは恐いおばはんやった。
9/22(日) H教会が献堂式で餅撒きをするという。餅撒きは普通棟上げの時にのみ行なう。完成後に撒くとは!しかもこれは異教の神事ではないか。神をも畏れぬ不届きな教会め!そこで密かに拾った餅を投げ返してやろうと楽しみにしていたが残念なことに急用が入り行けなかった。ちなみにうちは正しく上棟式で撒きました。
23(月) 分区の遠足。リンゴ狩りのあと、江戸末期のキリスト教弾圧殉教地・津和野の乙女峠に行った時のこと。何気なく「僕なら拷問された末に転ぶなら最初からやめますって言うけどなあ」と言ったのを聞いたバスガイドさんが「え~」と驚きの声を上げた。すんまへん。クリスチャンにも色々とおるんですよ。痛いの嫌やし。
24(火) Y山J牧師は志布志出身の兄弟十両力士、千代丸と千代鳳のひいき衆やが十両になると月給が百万円だとか。そうと知って黙っちゃおられん。山口県で有望視されている柔道少年の昇平を大相撲に行かせようと話はまとまった(僕一人でやけどね)。いんや、百万と聞くと父親のT牧師の賛成も目に見えている。
25(水) ネットで買った格安本が続々と届く。秋の夜長は読書に限る。ほとんどが動物もの。少し紹介すると『白色山塊』(虎さん),『人喰鉄道』(ライオンさん), 『邂逅(カイコウ)の森』(ツキノワグマさん),『ウェンカムイの爪』(羆さん)。その他『本当に江戸の浪人は傘張りの内職をしていたのか?』(お侍さん)。ああ楽しみ。
26(木) カトリック教会から機関紙の寄稿を頼まれている。神父さんからは「歯に衣着せず、何でもお書きください」との伝言を受けてはいるが、宗教弾圧があったら簡単に棄教してしまうような僕が書いてよいものやろか?衣を何枚か着せて丁度ええかもしれん。僕を嫌う相手はどっかの教団だけにしてもらいたいからな。
27(金) 天語が保育実習へ原チャリで通うのに、親が許可申請書類を学校に提出しなければいけないという。書類に「よきかな」とだけ書いて天語に渡したところ(この親に言ってもダメだ)と諦めたのか自分で書き直していた。本当は「陰毛まで生えた二十歳男に原チャリの許可もへったくれもあるかい!」と書きたかった。
28(土) 今日で『あまちゃん』最終回。15分間ぶっ通しで泣きながら観てしまった。このあと来週から始まる『ごちそうさん』のプレッシャーはいかばかりぞや。ところでカトリックの編集者さんに電話で「原稿楽しみにしています」と言われた。この期に及んでそういうこと言います?人のプレッシャーを心配しとる場合やないで。