周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

11月21—27日

2021年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム

近所の人が子供に「見てごらん。黄色い絨毯だよ」と言って通り過ぎて行かれた。教会の駐車場の風物詩。毎日掃除してもしばらくはキリが無い。今年のギンナンの数から言うと取引は成立しないほどの落葉。でも道行く人にきれいな光景を見せてくれるから差し引きゼロということにしてやろう。

 

11/21(日) 柳井教会の角ちゃん夫婦がお母さんのお見舞いで長野へ出かけているので、残された兄弟に餌をやりに行く。「何がええ?」と尋ねるとすぐさま「焼肉!」との返答。二人とも100kg級の体格。覚悟をして店に入る。え?もう腹いっぱい?4~50kg級の大島姉弟はもっと食ったぞ。僕への配慮か?

 

22(月) 久しぶりの雨。「君子は危うきに近寄らず」という。僕が君子であるかどうかは意見が分かれるかも知れないが…え?分かれない?全員一致しての評価は君子どころか「タチの悪い策士」だって?まあそれはそれとして、要するに今日はバイクには乗らんということや。良い子は雨の日を避けるのです。

 

23(火) 今日は兄の方はクラブで留守。そこで淋しく残された弟に餌をやりに行く。ココイチのカレーや。味覚はまだ戻らんが食欲は戻っているのでライスを標準(300g)で注文…したけど、甘かったなあ。甘口ということではなく量の判断が甘かった。未だに自分が爺さんになったという自覚が足りんみたいや。

 

24(水) 保育園での礼拝。今回は小道具が必要で絵具をお借りした。混ぜ合わせて色の変化を見せ驚かせるという趣向。僕「赤と黄を混ぜると…」園児「ミドリ~!」「混ぜてから言ってね」。気を取り直して「黄色と赤を混ぜ…」「オレンジ~!」。「赤と青を…」「ムラサキ~!」。園児をガキとあなどるなかれ。

 

25(木) 授業。さあて授業の合間に買い物にでも行くかと駐車場のバイクの所に向かう。だがなんか胸騒ぎというか妙な感覚に襲われる。始業のチャイムが鳴った。念のため職員室に戻って日課表を確認。あ!授業や!あわてて教室へ向かう。またこんな事があった時のため何か良い言い訳だけは考えておこう。

 

26(金) 授業。生徒に弁当を食べに来いと誘われて某クラスに行くと担任の先生もおられた。「すみません」と参加させてもらう。「どうも職員室での弁当は苦手で」と言うと、その先生も「私もですよ」と応えられた。ここにも同士がいたんやと嬉しくなる。職員室は怒られる所という記憶。僕の小さなPTSD。

 

27(土) 4教会合同墓地の掃除に行く。急斜面の方向に直径20cmほどの朽ち果てた木が倒れていて、かろうじて竹に支えられている。木が誘う「渡る勇気があるなら渡ってみな」と。渡らいでか!ミシミシッという音。バラバラッと崩れる朽木。心臓をバクバクさせ先端へ。自覚が無いからこそ爺さんなんや。


11月14—20日

2021年11月21日 | 日記・エッセイ・コラム

菅原道真ゆかりの牛さんも、さすがにコロナ禍でマスクを余儀なくされている。最初に見たときはパンツと見間違えて「誰やこんな大胆なイタズラをしたのは」と思ったが、氏子さんの作品やった。そんな日曜の早朝、天神さんの境内清掃が行なわれ参加した。しかし今年も祭りは中止。うちもクリスマス・・・どうしょう?

 

11/14(日) バイクの風よけ取り付け作業でミラーのねじ山を潰してしまった。ド素人がなせる業や。車屋に相談してNO。バイク屋に相談してもNO。最後に頼ったのが次女の嫁ぎ先のお父さん。鉄鋼業を営まれている。見事に修理してくださった。親戚は飲食業に限ると思っていたけど鉄鋼業者も捨てがたい。

 

15(月) オケーさんの家にお見舞いに行った時のこと。結構な音を立てて天井裏で何かが走る。オケーさんいわくイタチだとのこと。時々ネズミの断末魔の叫びが聞こえて大いに困っているらしい。「ええなあ~!」そんなことを聞いたらうらやましくてたまらない。うちも天井裏でネズミとイタチを飼いたい!

 

16(火) 前から楽しみにしていた。一度都会の道路をバイクで走ってみたかった。今日は天気もええし絶好の都会ツーリング日和や。2号線をひたすら広島へ向かう。憧れの三車線。路面電車。ビルに囲まれた街中を疾走する。そしてついでに広島女学院高校に寄って授業も行なう。こっちの方がメインやんか。

 

17(水) バイクに乗るのもそれなりの衣装?があるとか。そういえばライダーたちは黒を基準にした皮の衣装?を着けているなあ。あれは防寒はもちろん、転倒した時にも身を守ってくれるらしい。でも見るからに高そうやな。スクーターには必要ないやろ。ということで、今ありったけの服を着て走っている。

 

18(木) 長男の走野はバイク乗りたさで高校を定時制にしたが、そもそも16歳になると免許OKが日本の法律。現実はほとんどの学校が許可を出さない。事故の懸念が主な理由。卒業後ならどうなってもええんやろな。中学生の自転車ヘルメット義務も同じ理由。卒業したらヘルは無用。この支配からの卒業~♪

 

19(金) 今夜は「ほぼ皆既月食」とか。北海道から沖縄まで日本中どこからも観測できる月食は140年ぶりとか。なぜ「ほぼ」かと言うと100%ではなく97.8%まで欠けるからだとか。それで「ほぼ」なのか。ほぼ爺さんの僕にはほぼ分かったような分からんような。次回は65年後か。楽しみにしておこう。

 

20(土) 一昨日、岩国基地に強襲揚陸艦アメリカが入港した。ヘリやステルス戦闘機などを艦載する。強襲とは文字通り敵国に強制上陸するのが目的。艦長は言う「日本との相互運用性を高めるため」。はあ?本当に日本のことを思うならば即刻出てってくれ。土産にイカれたこの国の政治家たちも艦載してな。


11月7—13日

2021年11月14日 | 日記・エッセイ・コラム

うちの青年の旬が乗っているホンダPCX125。かっこええなあ。ちょっこし乗せてもらった。足も延ばせるし、これなら遠出にも耐えられるやろなあ。実は僕もこれにしようか、今のバイクにしようかと一時迷ったことがある。決めたのは、PCXはどう見てもオッサン向きではないと思ったからや。

 

11/7(日) 大島教会の礼拝にバイクで向かった。念願のロード。前を走るのは娘が運転する車。結構飛ばすのう。ハンドルを持つと人格が変わる人もいるが普段温厚で内気な性格の娘もその部類か。ひんぱんに親父ライダーたちとすれ違う。チラチラ僕を見る。「何や、スクーターかよ」と思っているに違いない。

 

8(月) 午後の周防教会に教区から3名の来訪者。援助金を受けている教会との対談に来られたのである。この教区はとてもよく支援をしてくださる。ありがたいことや。が、それはそれ、これはこれ。言いたかったことをしゃべりまくった。このままじゃ全国の小教会は次々滅びる!支え合うという基本に帰れ!

 

9(火) 学校の健診を前に検便を採る。手術後は便が硬くなってしまい、ひねり出すのに苦労している。教会のトイレで頭の血管が切れるんちゃうか?という不安を抑えて叫びながらいきんだ。もしその声を誰かに聞かれたら出産と勘違いされるかも。大山鳴動して鼠一匹。コロッとウサギの糞みたいなのが出た。

 

10(水) 心臓の検診。NT-proBNPとかいう数値が先月は1000台やったのに3400にハネ上がり。これは心不全の危険数値で正常は125以下。手術直後は8000もあった。「大丈夫ですか?」「まあ上がったり下がったりしますからねえ」ジェットコースターじゃあるまいし、この数値を見るだけで心臓に悪い。

 

11(木) 学校検診。ひねり出した検便を献上品のように上納する。後は内臓エコー検査と胃がん検診。人生二度目のバリウムを飲む。そこまでは良かった。下剤を渡されて飲んだのがことの始まり。4限の授業を終えた頃から効き出した。ガマンして帰りかけたがたまらず光教会のトイレへ。滑り込み!アウト!

 

12(金) 授業にて「聖書の授業は他の科目と違ってどうでもええ科目やろ?」と生徒らに尋ねたら「はい」と返答された。おい!そこはお世辞でも「いいえ」と言うか、せめて黙っているかやろ。まあ正直でよろしい。その返答は間違いではない。おかげで逆に心が軽くなった。さあどうでもええ授業を始めるぞ。

 

13(土) 広島へ。途中、渋滞に出くわしたのは宮島付近。紅葉真っ盛りということもあり、驚くほどの数の観光客でひしめいていた。さて何年かぶりでデパ地下の弁当を買いに行く。色んな種類があるが僕の場合は「どうせ何を食べても苦い」が結論。それでも見かけで美味そうなのを買って矢野牧師宅を訪問。


10月31日—11月6日

2021年11月07日 | 日記・エッセイ・コラム

教会研修会で角島へ。神秘の池、別府弁天池に寄った頃はまだご機嫌ななめやったが、アドレス125で角島大橋を渡ったり、電気バイクのブレイズ50(こいつは糞ジャジャ馬)で遊んでいるうちええ気分に。二輪はドーパミンを大放出するんやな。いつのまにか高齢暴走族になってしまわんよう、気をつけねば。

 

10/31(日) 夜、僕の二輪免許取得と、ついでに十月生まれの人たち4人の祝いを兼ねて宴を開く。ま、僕のわがままで開催しただけやけど。久しぶりに庭での焼肉会!・・・ん?あ~思い出したぞ!僕が倒れてまだ意識が無い時にここで息子の焼肉誕生会が開かれていたのであった!く~っ!諸行無常の響きあり。

 

1(月) 今日は教会研修会で遠出をする日やが朝から僕は不機嫌。昨日の総選挙の結果に心が憂えている。「もはやこの国は変わらん」「国民はみんなマインドコントロールされとる」「亡命したい」等々。でも角島に行って広瀬さんちにあったスクーターに乗ってすっかり気分が晴れたわい。そんな自分に憂える。

 

2(火) 4kg増。順調に体重が戻っている。先々月は薬の副作用で全く飯が食えずとんでもない目に遭ったが薬の種類を変えてもらったおかげでだいぶ食べられるようになった。まだ味覚にはかなり異常が残っているがそれくらい我慢せにゃ。これは多くの方々に迷惑をかけたバチやと思う。え?軽すぎるって?

 

3(水) なにかバイクに乗る口実はないかといつもチャンスを伺っている。と言うのも、用も無いのに乗るのは何か気が引けるし「一気に味わうのはもったいない。楽しみは少しずつ」というのは僕の子供の頃からのクセでもある。世間ではこんな性格を貧乏性と言う。寒さは深まるけどオモチャはまだ楽しいや。

 

4(木) 授業へ行く。正確に言うとバイクに乗るついでに授業をしに行くって感じ。3限目が終わった後、昼まで時間があるのでバイクに乗って走り回った。ガソリンが高騰している昨今やが、こいつはリッター50kmほど走ってくれるんで財布にも優しい。あかん!うっかりえらい遠くまで来てしもた!遅刻や!

 

5(金) インフル注射を打つため、半年ぶりに診療所へ。ドクター「心室が破裂したんですって?」僕「そうらしいです」(だって見てないもん)。ドクター「死にかかったんですって?」僕「はい、おかげさまで」(この返答はさすがにおかしいな)。久しぶりに会ったドクターに恥じらいを感じてしまった会話です。

 

6(土) 神学校の先輩で防府で暮らしている綱島牧師を訪ねる。入学試験を受けに行った僕を見て、綱島さんがこう言った「お若い!」。高校新卒での入学者は滅多に無かった農伝で僕は珍種やった。あれから45年。お互い歳を取りましたなあ。あ、見送りは結構ですよ。だって先輩、社会の窓が全開状態だし。