周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

5月18―24日

2014年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム

20140511143241フェスタの大道芸は『南京玉すだれ』から始まり、『傘の上のボール回し』『ジャグリング』『手品』と進む。「見えてる」とか「人がいる」とか何かとうるさい最前列のガキども をいさめつつ、誰もが手に汗握る『皿回し』が始まった。なんで手に汗握るかと言うと「時々落として割る」らしいのである。それって結構反則技みたいな・・・。

5/18(日) 熊本のソンヒョ牧師から久しぶりに電話。彼は面白そうな事があると、いつも遠まわしに語る癖がある。紆余曲折の末、語った用件は夏に熊本で開かれる信徒大会に出席しないかとのこと。先に日程を言わんかい。同じ日にこちらでも信徒大会や。でもどう考えても熊本の方が楽しそうやな。かなり心が動いている。

19(月) 教会の樋掃除。もう何年もサボっていたので樋の中で落ち葉が土になっている。梅雨に入る前にやらにゃ。手すりに登って腐葉土と化した落ち葉をかき出す。落ちたらシャレにならん高さや。濡れた手すりはツルツル滑る。死なずとも骨折は免れまい。などと落ちた自分を想像しながら作業をする僕は高い所が大好き。

20(火) 夜中の0時22分。今年初めて耳にしたホトトギスの鳴き声。二声ほど鳴いて遠ざかって行った。一方アオバズクは2012年に友佳が聴いたらしいが僕は確認していない。最も棲息環境に敏感なのはコノハズク。この鳥の声を聴けたなら死んでもいいとはこれっぽっちも思わんが、人前で踊ってもいいくらいは思っている。

21(水) 先日の日曜に一時不通になった岩徳線の原因は落石やったという。しかもその原因は動物によるものだと発表されていた。熊や鹿はあの辺にはおらん。猿の習性からは考え難い。どうやら犯人はアイツに絞り込まれるな。周防の礼拝時間を威力業務妨害行為で半時間遅らせたのはおそらく猪や。すぐに手配しろ。

22(木) 亀の里の会計監査を受けに廿日市ケアセンターへ。内部監査ゆえに気は楽やが、いつものごとく複式簿記とか借方とか貸方とか、何度聞いてもサッパリ理解できん。「お代官さま!わしら悪いことはなんもやっておりゃせん」と言いながら今年もしのぐ。嘘じゃない証拠は「どうすれば悪い事が出来るかもわからない」。

23(金) プチ風邪を引いている。熱も痛みも無いが、喉が痛く、痰がからんで咳が出る。ついに出番が来たようやな。「咳・痰」に効くという薬局でしか買えないタバコモドキ第Ⅱ類医薬品『ネオシーダー』の登場。一服吸ってみた。おお、こ、これは!なんと不思議!咳も痰もピタッと!止まらんがな。なんやねんお前の正体は?

24(土) 朝起きたら熱が出ていた。中国地方の方言にブチ、ベリ、バリという言葉がある。大、強、最強という感じで用いるが、今日から僕の風邪はプチからブチへ。ところでギプスの母を介護に行っている妹から「人間はこんなにしゃべり続けられるもんか?目ぇ回ってきた」とのメール。どうやらバリの壁を超えたみたいや。


5月11―17日

2014年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo福ちゃんの周防ラストメッセージの日。ゆっくりした口調で語る分かり易い話は彼の持ち味。ただ関西限定の落語やお笑いネタは通でも聞きのがしてしまうこともあり、みんなに伝わらない時がある。でも難しくて伝わらない説教よりずっとマシや。かく言うあんたはどうなんや?って?先週語ったことも忘れる僕に何を問うてんねん。

5/11(日) 第15回亀の里フェスタ。今回初めての試み、全品千円で飲み放題/食い放題!その結果凄まじいことが起きた。行列や。そして毎年余って困っていた食べ物・飲み物が完売。不足の苦情すら出る始末。お前ら欲にまみれた餓鬼集団か!おそるべし放題の威力。ところで売上げは倍増!よっしゃ来年もこれで行くぞ。

12(月) 朝から激しい雨。もしもこの雨が昨日降っていたらフェスタはどうなっていたやろ?当初、昨日は雨予報やった。低気圧がゆっくり動いてくれたおかげで一日ズレただけ。思うにこれはやっぱり僕が神さんに晴れを予約しておいたおかげやろ。もし雨が降っていたらって?神仏とは信ずるもの。頼ってはいけない。

13(火) 母の足首にヒビが入ったという知らせ。なんでも実家の猫のケンカ相手が家の中に入り込み、それを追いかけ回した末の結果だとか。実に母らしい理由や。足をギプスで固定しているので外出もままならないという。でも僕の一番の心配は、せっかく教えたカーナビ操作がこれでリセットされるに違いないことです。

14(水) 保育園の礼拝へ。今日の紙芝居は『みんなでポイッ』というゴミ捨てについての道徳話し。難しいのはこれを聖書とどう結びつけるかや。『ゴミを捨ててはならない』という聖書の箇所ってあったっけ?毎回これで頭を悩ませている。まるで落語の三題噺やで。あ!ヨセフは兄弟に棄てられた!ちょっと・・・違うか。

15(木) 彩七からの電話に「猫は飼わんよ」と答えた。が・・・「神社の境内で見つけた。カラスに殺られたのか死んだ兄妹の側で鳴いている。このままじゃこの子も危ない。云々」。受話口からミーミーと消え入りそうな声。こ、こら!それは禁じ手や!と、「あ、あれは母猫かなあ」と彩七。危ない危ない。ほだされるとこやったぜ。

16(金) バイクで出かけた帰り道。涼しい風。鳥の声。新緑の香り。バイクを停めて山道を散策することにした。「何じゃこれは!」。不法投棄のゴミの山。これを捨てた大人たちには罪悪感が無いのか!園児にゴミは捨てないでと話したばかりの僕やが、心を痛めつつも「ええもん無いかいな♪」と物色する。のは・・・アウトか?

17(土) 昨日の大相撲で前代未聞の珍事があったという。取組の中ではなく、幕の内土俵入りの場面。西の関取たちを先導する役の行司が現れず、会場は騒然としていたらしい。担当行司が「自分の番ではないと勘違いして私服に着替えていた」とか。ちくしょう見たかったなあ~。その時間、僕は山でゴミをあさっていた。


5月4―10日

2014年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo僕の実家からほど近い風呂屋。ついに閉店してしまったらしい。子供の頃、ここではないがずっと銭湯通いやった。めったに飲むことができなかったが、湯上りのフルーツ牛乳の味は忘れられない。小4の時、母親に無理やり女湯に入れられた日、同級生に会った。あの時、メッチャ睨みつけられた軽蔑の視線も忘れられない。

5/4(日) 真夜中1時。教区総会で提出する資料を届けるため、僕は大島の海岸沿いを車で走っていた。突然、小さな黒い塊が道路を横切った。猫か!コツンという音がしたが轢いた感触は無い。車を停めて調べてみたが猫も居ないし血痕も無い。あのコツンは何やったんやろ?どうかコツン程度でありますように。

5(月) 教区総会に出発。え?下関インターで渋滞?海峡祭りも終わったし、今日は上りの方が混むやろうと思っていたが予想外やなあ。そう言えば下関には水族館や唐戸市場もある。九州からも観光客がやって来る。それでも渋滞が1km程度と知って安心していた。が・・現実は時速1kmで抜け出して当然総会には遅刻。

6(火) 総会二日目。昨夜は若手牧師から飲みのお誘いを受けたが断って、福ちゃんを部屋に呼んで語り合う。その福ちゃんは5日が誕生日やったので、普通は7500円のホテル代が誕生日特別割引で破格の1500円。ちなみにそのプランは僕が見つけてやりました。ところで若手牧師たちのお帰りは午前3時。断って正解や。

7(水) よく見たらうちの車の傷がメッチャ増えとる。おそらくほとんどが天語と友佳の作品である。中には「なんじゃこりゃ!」と言いたくなるような傷もある。だが二人とも「ぜんぜん心当たりが無い」としらばっくれる。この傷で心当たりが無いはずないがな。これはコツンどころじゃなくガリガリかボコッかメキメキやぞ。

8(木) 久しぶりに乗った原チャリ。花粉も完全終息し、これからは風を受けながら走ることができる。が、なんやおかしいぞ。こ、これは・・。空気こそあまり抜けていないが前輪がパンクしとる。天語の野郎、前カゴも取り付けてないし、パンクもそのままで石垣に行きやがって!颯爽と野山を走る計画が恐る恐る帰ることに。

9(金) パソコンを立ち上げるのにとんでもなく時間がかかるようになった。急にどないなってしもたんや?そう言えば・・先週僕が留守中に福ちゃんがいじくっとったなあ。並みの牧師なら「福ちゃんがあやしい」と考える。その点、僕のような並みではない牧師はこう考える。「僕が留守をしてパソコンがすねたんやろな」

10(土) 明日の亀の里フェスティバルを前に最終準備。当初は明日傘マークが出るような予報やったが見事に晴れ予報に変わった。ここで並みのクリスチャンなら「お祈りしたおかげ」なんて言うやろ。その点、僕のような並みではないクリスチャンはこう言う。「ああ天気ね。大丈夫。神さんに晴れで予約入れておいたから」


4月27日―5月3日

2014年05月04日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_2天王寺にそびえ立つ『ハルカス』。ビルでは日本一高く300mとか。でもこの辺のオッサンらはきっと「何ちゅうてもやっぱし通天閣がいっちゃん(一番)や」と言っている気がする。僕もそう思う。何を基準に一番かと言うと・・・。とにかく一番や。東京タワーよりもスカイツリーよりも一番や。と、この辺のオッサンは言っている筈。

4/27(日) 嫁の友香ちゃんが「内緒ですけど」と教えてくれたんやが、子供が生まれた時、走野はメッチャ泣いたらしい。確かにうちは娘らよりも息子らの方が泣き虫や。誰に似た?心当たりが無いでもない。でも僕は人前では決して泣かん子やった。一人ではテレビを観てよく泣く。毎日と言ってええほど泣く。

28(月) 昨日の夜、元副牧師で今は立派に宇部の主任牧師になられた福ちゃんが成長した姿を見せに来てくださった。さすが福ちゃん!なんてタイミングがええんや。今日から僕は急きょ大阪に行くことになったので留守番をしてもらえるぞ。てなわけで福ちゃん。しっかり番犬・・・番牧してね。ほなよろしゅう。

29(火) 敏が帰っとるということで近所の焼き鳥チェーン店に竹馬の友が集まってくれた。が「今日は混雑していまして2時間コースとなっております」と釘を刺される。2時間で話が尽きるわけないがな。どちらかといえば強面の親父が4人。店側は何も言って来ん。それでも遠慮して3時間でお開きにしてあげた。

30(水) 難波へ。目的は6月の牧師会旅行の下見。泊まるホテルとかマイクロバスが侵入できそうな道路とかナンバ花月の周辺とかを調べる。しかし相変わらず道頓堀界隈のなんちゅう人の多さよ。頭痛がしてきそうや。こんな人ごみの中を歩くのにご高齢牧師たちは大丈夫やろか。念のためリードを買っておくべきか?

1(木) 高校時代の親友を訪ねる。高2の秋、アメフトの試合中に大けがをした彼は今、障害者介護施設に入っている。記憶には無いがきっと僕も入部を勧めたに違いないと思う。そんな彼が入居者や職員に「こいつ高校時代のダチやねん」と紹介し楽しそうに当時の話をする。もうそれ以上言うな。泣いてまうがな。

2(金) 算盤の手ほどき番組を見ていた母が急に算盤に目覚めた。教えてくれとせがむのでテキストを買って与えると、母は昔の記憶をたどりながら珠をはじき出し、まるで子供のように夢中になってやり始めた。電卓で答え合わせをしてあげたら「そっちの方が便利やな」と母。あのな、そやから算盤は滅びつつあるんや。

3(土) 母の日のプレゼントにカーナビを取り付けてあげた。教えても端から忘れてしまう母ゆえ使いこなせるかどうかが問題やが、頭を悩ませながら格闘していた。山口に帰る僕を駅まで送ってくれた母から「駅から自宅にカーナビを入れて無事ついた」とメール。算盤とナビ。しばらく一人で遊んでもらえそうかな。