周防教会・牧会ジャーナル

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6月9―15日

2024年06月16日 | 日記・エッセイ・コラム

高校の庭で見つけた山芋のツル。矢印の葉っぱが特徴。晩秋のころにこのツルの根元を掘れば山芋にありつける。とは言ってもリスクがある。掘り出すにはそれ相応の「努力」と「賭け」が必要や。努力は文字通り地道に掘ること。賭けとは期待通りの芋が出るかどうか。学生時代、先輩と4時間がかりで掘って、大いにガッカリした。

 

6/9(日) 今日は教会歴の「子どもの日/花の日」。花と言えば去年の秋に妻が入院した頃は何度か花を持って行った。しかし12月に入ったあたりから一度も花を買っとらん。愛情を失った訳ではない。いつかは枯れてしまう花よりも愛を携えて行けばいい。と言いつつも「もったいないし」との本音は言えん。

 

10(月) 妻の見舞いへ。たった15分間の面会のため往復4時間近くかけて通うのは言うまでもなく、愛を携えているからに他ならない。とは言え瀬戸内海を望む国道2号線は何度走っても気持ちがええ。特にこの季節、天気の良い日に潮風を受けての快適さは最高や。「バイクに乗りたいから」との本音は言えん。

 

11(火) 高校で花の日礼拝。ピンクの花柄のアロハを着て行ったところ、校長が「花の日にピッタリですね」と言ってくださった。一方で「なんたる牧師や」と思っている先生もおられるかも知れん。だが僕は花の日やからこれを着たのではない。自分の教会でも夏はアロハ。だって暑いやんか。ハワイじゃ正装。

 

12(水) 今日は荷物があるので車で見舞いに行った。バイクに比べると疲れ方が違う。エアコンで快適。サザンを流し大声で歌いながら運転。ところで先日信号待ちで止まった時、歩行者が一斉に僕を見た。気付いた時には遅かった。大声で歌っていたからや。しかも車の中ではなくて、その時はバイクやった。

 

13(木) 言い訳をしますが、バイクのヘルメットにはビーコムという装置が付けてあり、これを通すとスマホから色々音楽が聴ける。ヘルメットがそのままライブハウスになったみたいで、ついつい曲に合わせて大声で歌ってしまうのである。ライダーが何か叫んでいるとすればビーコムを付けているに違いない。

 

14(金) 授業で『羆嵐』の一部を朗読した。1915年冬、実際に北海道で起きた羆による事件の小説である。教室の電気を消して雰囲気を作る。そしてリアルな描写を読んだ後に「わあ!」と大きな声を上げてやると生徒はみんな「ビックリした」と驚く。僕はビックリさせたことに満足する。一体何の授業や。

 

15(土) 小4の孫はまだ泳げない。爺ちゃんも小6まで泳げんかったが知らん間に覚えて中2の水泳大会の背泳部門で学年2位になったんやぞ。心配せんでもいつかは泳げる。ただ我流で泳いだのでゴールの仕方が分からず、プールの壁に思いっきり手をぶつけ、三日ほど泣き暮らしたことは言わないでおいた。


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