周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

1月24―30日

2010年01月31日 | 日記・エッセイ・コラム

Hard_rock_cafe_2 もう時効やと思うので告白します。亀の里フェスティバルでハードロックカフェのマグカップが50円で売られていたので、僕は2000円に書き換えてその横に「知る人ぞ知る超プレミア商品」と書いておいた。そこに来たのがハードロックカフェ好きのB君。「ええ買い物ができた」と喜んどった。まもなく渡米するB君!ペテンにゃ気をつけろよ!

1/24(日) クラブ帰りの天語から「事故った」と電話。夜道を自転車で走っていて、駐車してあったオートバイに接触し、ぶっ倒してしまったと。なんという天語らしい事故や。まあケガ人が無かったのが不幸中の幸いやな。そんな天語が歯切れ悪く言う「どうせ週報のネタにしよう思っとるやろ?」。当たり前じゃ!トップ記事やぞ。

25(月) ボイジャー2号が天王星に最接近したのが1986年の今日。その3年半後に海王星に最接近し、宇宙から得た様々な情報を地球に送り続けて、現在は太陽系から離脱しようとしている。コタツに入って菓子を食ってるあんた!人類のために何をしている?とりあえず僕は世界のために今から牧師室の掃除をします。

26(火) 会堂の壁紙が見事に修復された。徹巡査部長の作品である。こういう手先が器用でよく働いてくださる人が一人いると教会は大助かり。なんにもお礼ができない代わりと言っては何ですが、先日山ん中の凍った道路でパトカーを立ち往生させて、妻と息子がスコップ担いで救助に向かった話は内緒にしといてやろう。

27(水) 風呂でゆっくり温まった後、真夜中のベンチで涼むのがこの時期の一番の楽しみ。今日は特に冷え込んどるから、いつもより長く湯に浸かって体を温めた。氷点下5.4℃か。うう…たまらんなあ~。そういえば先日ドイツの知人から手紙が届いて「こちらは-30℃です」と書いてあった。そりゃあ~たまらん!やろ。

28(木) 午前4時。僕は亀の里の屋根裏に居た。そんな時間にそんなところで何しとんねん?雨漏りですよ。バケツが4ケ所も必要となりこれ以上バケツが無いので天井裏に上ったわけや。しかし思い出すなあ。旧亀の里の屋根裏にも何度上ったことか。これでまた出費がかさむ。亀だけに手も足も出んわ。チャンチャン!

29(金) 「教会までは行けると思うけど…下松にある店まで行く自信がないけえ、おっちゃん連れてって」…と真理が大島の実家から車でやって来た。どうしても豆子郎(羊かんを一口大にした山口銘菓)が食いたいという。どうでもええけど医師から「1週間以内ですよ」って注意されたんやろ?食い気は産気を上回るんかい?

30(土) 看護師国家試験まで1ケ月を切って彩七が焦っとる。就職先が内定しているだけに、ここで落ちる訳にゃいかんからな。ある友達は内定先の病院から合格祈願のお守りが送られてきたという。看護師不足の現状は分かるけれど、病院がお守りねえ…。実におもろいがな!手術の時もお守りを配ったりしてるんかな?


1月17―23日

2010年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 「カモメが百羽います。一羽はカモメのジョナサン。では残りは?」なんて質問を聞いたことがあるあなたは結構ええ歳やろな。旅先でエサをあげると飛びながら手から直接食べるカモメに出会った。え?あたしゃカモメじゃなくてウミネコよって?口ばしの先に赤と黒の模様があればウミネコや。ところでさっきの答えは「カモメのミナサン」です。

1/17(日) 今日は分区の交換講壇日。僕の担当の岩国教会でスリッパに履き替えたらベタベタする。別のに履き替えてもベタベタする。掃除くらいしとけよな!と我慢して講壇に座った。しばらくしてあることに気付く。もしかして…と自分の靴下を見たら直径3cmの穴。原因はこれか!人はいつも自分が正しいと思いこむ。

18(月) 海辺の松並木を歩いていたらドラミングが聞こえてきた。こんな場所でキツツキがおるの?と、夢中で探し回ったらアオゲラを発見!普通は山間部にいるのに珍しいな。偶然に自然の生き物に出会えたら、僕はしばらく幸せな気分にひたれる。夏に出会ったオオゴキブリのことが今も忘れられないくらいやからな。

19(火) 僕の叔母はユーミンが大嫌いやった。あの声を聴くと背筋が寒くなるらしい。有名になるということは、その分、批判も背負うということやから仕方がない。ところで、画家のNさんもユーミン嫌い。金持ちをひけらかすからやという。あんたそれは単なるヤッカミちゅうもんやで。今日は僕の好きなユーミンの56歳の誕生日。

20(水) 所用で行った町で「この辺じゃ最低気温は何度くらいになりますか?」と尋ねた。最初の人「さあ?」。次の人「さあ?」。3人目「さあどれほどですかねえ。1度くらい?」。僕に聞くなよ。自分が暮らす土地の気温くらい把握しときなさい。まあここが何度になろうと僕には無関係やが、今日は『大寒』やから気になっただけ。

21(木) 北海道で市有地を神社が使っていた問題で、昨日最高裁は違憲判決を出した。画期的だと言うが、誰が見ても政教分離違反で、明らかに国や市の方が間違っていて15人も裁判官が雁首そろえて出すような判決とちゃうで。原告はクリスチャンらしいが…うちの場合は天神さんの境内を私有地のごとく使っております。

22(金) その人は目を輝かせて言った、「もうあきらめていました」。家族がカルトに入って、何度も説得をしたけれど全く反応がなく、説得はもちろん、家族としての普通の生活や会話すらもあきらめていたと言う。今、その人は見えないゴールへのスタートラインに立ってくれた。僕も伴走しますよ。ただ…よく迷走するけど。

23(土) 寝たのは午前4時過ぎやったのに、朝早くから何度も電話が鳴っては2回だけコールして切れる。朝からいたずら電話かよ。5回目の電話が鳴った時、頭に来てすぐに出た。ん?FAXや!もしかして…と確認したら用紙が切れとるがな!それで相手が何度も鳴らしてきたのか。人はいつも自分が正しいと思いこむ。「僕は」かな?


1月10―16日

2010年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 携帯で、しかもズームにして撮ったのでピントはボケボケやが1月2日(土)の午後、津和野の町を快走するSLやまぐち号(C57=愛称貴婦人)を太鼓谷稲荷の境内から激写した。そんな日のそんな時間にそんなとこで何しとんねん?と聞かれたら「初詣ではない」と否定しても通用せんやろな。おみくじは大吉やったが…初詣はしとらん。

1/10(日) 「リュウイチを連れて行きます」と言って埼玉のU牧師が夕方に来会。初代の愛犬リュウの二代目か。しかしその「リュウイチ」は上手にオカリナを吹くという特技を持つ実に珍しい「リュウイチ」で、おまけに前足で上手に箸まで持ってチゲ鍋をつつき、美味そうにビールまで飲む。まるで人間みたいや!って…人間やがな。

11(月) うちの子と角田牧師一家とでカラオケに行ったのはええが、角田家の末っ子の芽生(メイ)がジュースの入ったコップを倒すわ,床に落として割るわ,ウンチをこいて部屋中に悪臭が蔓延し、みんな気を失いそうになるわ…。んんん…なんという見事なまでのクソガキよ!楳図かずおの『まことちゃん』の世界が広がる。

12(火) 1911年のこの日、日本に初めてスキーが伝わったので『スキーの日』と呼ばれている。暖冬予想を裏切って今年は何度も寒波が押し寄せ、雪国では豪雪。おりしも今、山口にも寒波が到来。南極では去年の倍の氷が張って、観測船しらせが立ち往生したとか。地球温暖化を認めない学者もおるが…実際どうなんや?

13(水) 携帯に見知らぬ着信番号。大阪からや。「もしもしこちらはNTTドコモと申しますが、村田悦子さんの息子さんでしょうか?」「は、はい」。オカンがまた何かやらかしたに違いない。え!叔母の名前まで出てきたぞ。最強のおばはんコンビや!おそるおそる応対したが家族割引の確認だけやった。ほんまに寿命が縮むで。

14(木) 寒風吹きすさぶ中、洗車をした。手の感覚がないくらいかじかむ。思い出すなあ。学生時代、ガソリンスタンドでバイトしていて、冬はあかぎれがたえんかったことを。しかしこの車、安かったのはええが、時間が経つにつれ故障が続出や。カーナビが壊れ、カーステが壊れ、ドアロックが壊れ…この先どこまで壊れるねん。

15(金) おふくろから電話。「今日はジイちゃんの誕生日やから墓参りに行くねん」と。そうか、あと6ヶ月生きていたら親父は今日で米寿か。ところで先週作った献金箱やけど、中に骨壷を入れておこうかな。へたに小銭を入れるとチャリ~ンなんて音がしてカッコ悪いから、もしかしてみんなお札を入れてくれるかもしれんぞ。

16(土) 防府の病院の精神科に大将を見舞いに行く。「村田さんだ!」と泣いて喜んでくれた。こっちも泣けてくるぜ。しかしこの2ヶ月で、すっかり痩せたなあ。そこまで痩せりゃ大将じゃなく少将やがな。夜、統合失調症の友人とウツの友人から電話があった。今日の3人の共通点はみんな僕のことを心配してくれていること。


1月3―9日

2010年01月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 松山山越教会では礼拝での席上献金はせず、後ろに献金箱を置いといて自由に献金をしてもらっている。こりゃいいや!と周防でもそうすることにした。お金が無い時の献金って困るよね。それに新来会者も戸惑わんぞ。一石二鳥や!よその教会のええとこはどんどん学ぶべし!ところでこれは周防の新しい献金箱やけど…いかがかな?

1/3(日) これから大阪に帰るというのに、広島⇒岡山4時間,宝塚⇒吹田5時間なんて渋滞表示を見ると気が萎える。13時の出発を延期し、パソコン画面から渋滞の表示が消え去るのを待つことにしたが、一向に消えるようすがない。待ちに待って、やっと出発したのは21時。でも尿瓶があるというだけで何やろこの安心感は。

4(月) 実家到着は午前2時半。大きな渋滞に巻き込まれることもなく、安心アイテムの世話になることもなかったが、明日の夜には再び山口に戻らにゃいけんのが情けない。これも「千円高速」の恩恵にあやかろうとする小市民の悲しさ。そこまでして人は帰省する。兎こそ追ったことないけれど「ふるさと」ってそんなとこや。

5(火) 去年母が「身に覚えのない違反」で捕まった件で警察署に異議申し立てに行く。しかし母と警官双方の話を聴いているうちに(どうやら非はオカンにあるぞ)と判断した。母も納得したまではよかった。が…帰り際に「カレンダー頂戴よ」と警官にねだって2本もせしめる。恐るべし大阪のオバハン!一度逮捕してやってくれ。

6(水) 叔父夫婦と母が観た後で気分が悪くなったという立体映画『アバター』を観に行く。気分は悪くないし、映画も楽しめたけれど、上映時間2:40というのがなあ。そこで天語のポップコーンのカップが臨時安心アイテムに変身!もちろん天語は離れた席に避難している。こんな時、田舎の映画館は空いていて助かるわい。

7(木) 今回の帰省の目的の一つに『親父の納骨』があったんやが、墓地に納めようとしたら入り口が狭くて骨壷が入らない。小さな骨壷に換えて出直そうや、と言ったら母が「こうしたらええねん」と骨を壷から出して直接布で包んで納めた。「どうせ土に返るんや」というのが母の言い分。親父…無事に成仏してくれよ。

8(金) 親父の骨壷が入っていた箱を改造して献金箱を作った。なかなかええ出来や。「ケチったら呪われるで!」なんて言っとけば献金が増えるかもしれんな。まあ呪いを恐れるくらい、うちの連中がウブなら世話ないけどね。ところで壷の方は何に使おうか?形からして梅干を保管するのにピッタリのような気がする。

9(土) 役員会。教会トイレの便座がやや高いので、もう少し低く出来ないだろうかという声が出され、業者に見積もりを出してもらったら「30万円です」との回答を受け、一同絶句。この件は無かったことにして、とりあえず徹巡査部長に何とかしてもらおうではないかということで一致した。てなわけで、よろしくね。便座部長殿。


12月27日―1月2日

2010年01月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo百円均一で真っ赤なサングラスを見つけたので迷わず購入した。それをかけると世の中が真っ赤っかに見える。とりわけ夕焼け時にかけると超真っ赤っか。その写真がこれや。そこで夕焼け倍増メガネと名付けた。ただあまりにも強烈なので、これに慣れたら普通の夕焼けでは満足できんようになるかもしれん。かけ過ぎに注意しましょう。

12/27(日) 午後9時。妻子が帰省のため玖珂インターから東京行き高速バスに乗った瞬間に年末年始単身生活がスタートした。誰もいない機会を有効に利用してやろうと、光熱用水費を最小限に留めることにする。たぶん不気味な光景やろなあ。省エネとは言え、真っ暗で冷え切った部屋に白い息だけがゆれてるんやから。

28(月) 今年最後のゴミ収集日。キレイ好きの僕に反して、牧師室も事務室も12月に入った頃からワヤクチャで部屋中がゴミ箱状態。でも手馴れたもんよ、アッと言う間に片付いたわい。あれ?大事な書類が無いぞ!再びゴミ袋をあさる。無い!無い!無い!やばい!!!!!引き出しにあるのを思い出したのは夜明け前やった。

29(火) 関西弁でしゃべるドリンクの自動販売機がある。「まいど~!久しぶりやね。待ってたで」と言われたので、「すまんなあ。最近忙しゅうてなあ」と応えた。「次は早よ来てや」と言われたから、「近いうちにまた寄らせてもらうわ」と応えた。周囲には誰もおらんはずやったのに、振り返ると知らん婆ちゃんが笑っていた。

30(水) 当初は3人ほどでチョット贅沢な鍋を囲もうと思っていたが最終的に10人集合。g980円の和牛を580円の国産牛に変更。こういうのを京都弁で「びびんちょ」などと言う。ところで夜間配達に来た郵便屋さんが礼拝堂で大勢が鍋をつつく姿を見て戸惑っておられたけれど、きっと礼拝堂ではなく食堂に見えたに違いない。

31(木) 月曜の夜に現れた横山牧師夫婦が今朝鹿児島の志布志へ帰った時から再び単身生活状態となる。除夜の鐘でも聞いて大晦日の夜を楽しむか…と窓を開けた。「ゴーン」を期待していたが聞こえたのは「カーン」。K1のゴングかいな。拍子抜けしてしまう。まあ煩悩さえ払えりゃチーンでもポーンでもええんやろけど。

1/1(金) 年明けと共に煩悩を抱えた2青年が現れた。よし、今年最初の不夜城の開城じゃ!寝床に就いたのは朝の5時。昼過ぎまでは爆睡やなと思っていたが9時に目が覚めてしまい、起きた勢いで大島教会の元旦礼拝へ。その後、お節料理が振る舞われた。え!これ全部、辻牧師の手作り?本格的に目が覚めた。

2(土) 関西人が蕎麦なんか食うて年越せるかい!と意気込みながら年末に買った年越しうどんのことをすっかり忘れていて、今日の昼にボソボソ食べた。ところで悩み事が一つ。明日から車で大阪に帰省する予定なんやが、Uターンラッシュのピークとモロに重なりそうや。そこで、尿瓶にするか‥ペットボトルにするか‥。