周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

7月20―26日

2014年07月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Photoうちの教会は礼拝堂も牧師館も24時間開けっ放し。だからこのようなお客が訪ねて来る。こんなかわいい(?)お客ばっかりならええんやが、とにかく色んなお客が来るのが教会。虫でも動物でも人間でも「ここに来てよかったなあ」と思っていただきたい。誰がどんな用で訪ねて来ても、「ウェルカム!」と言えりゃここは教会になる。

7/20(日) 山口で暮らしている間、エアコン無しの部屋で過ごしていた天語は自信満々石垣でエアコンの無いアパートを借りていたが、どうやら最近取り付けたらしい。あなどったらいかん。そこは亜熱帯やぞ。冷房の無い部屋に誰が遊びに来てくれるねん?ま、これで僕も安心して石垣に行けるようになった。

21(月) この歳になっても7/21と聞くとなんかウキウキしてしまう。それだけ夏休みが嬉しかった。嬉しさのあまり、休みに入った当初はラジオ体操にも通った。せいぜい三日程しか続かんかったが。そんな中、毎日通って褒美をもらった強者もいた。きっとどこにも連れてってもらえんかったんやろなあ。今日山口は梅雨明け。

22(火) 年頃になると鬼でも美しく見え、品質が悪い番茶でも入れた瞬間は香り立つという諺『鬼も十八、番茶も出花』。一縷の希望を与えるのが目的か、皮肉るのが目的か、よく分からん諺やが帆波が今日で鬼・・・いや18になった。彼氏に買ってもらったケーキでお祝い。何も買ってやらん父親の僕の方が鬼かもな。

23(水) 福ちゃんが夜遊びしに来てくれたので、録画していた『裸の大将/塚地版』を観る。雁之助版同様、突っ込みどころ満載の脚本にわくわくしながら見入る。差別!差別!と声を張り上げた時代と、歪んだ平等を受け入れ沈黙する現代。どっちがええのか分からんが、このドラマを観るとどうしてもおにぎりが食いたくなる。

24(木) 彩七が四泊五日の新婚旅行から帰ってきた。なにも真夏の京都に行かんでもと思ったが、目的は骨折で動けない(はず)の大阪の母の見舞いだったのかもしれん。実家では二泊してくれた。どえらい新婚旅行や。おかげで二人の株は上昇。それに対して一度も帰らん僕の株は下落。やっぱり鬼かもしれんな。

25(金) 獄中で無実を訴える星野文昭さんの絵画展に行った。恨み骨髄の地獄絵ではなく、爽やかで美しい絵。教団新報で北村裁判の事を議長が「国家権力に訴えて信教の自由を脅かせた」と非難していた。そしてお定まりの「謝ったら許してやる」との締め括り。あんたが信じる神って怖いな。僕の神はもうちょい優しい。

26(土) 日本に生息する哺乳類約百種の中、三割以上がコウモリ類。牧師館の玄関の中でコウモリが居た。おそらくアブラコウモリやと思われるが生物好きの僕としては「あんたは何コウモリ?」と聞きたい。ところで福ちゃんは自分に「蝠(コウモリ)」という字を用いる。出所はイソップ物語。いつかは僕を裏切る気なんやな。


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