突然祈り出した福ちゃんにさすがの僕も驚いた。十両取り組みで千代丸の必勝祈願だそうな。しかし祈り空しく千代丸は敗れた。「僕の祈りが悪かった」と、しきりに嘆く福ちゃん。そして次の千代鳳の時はゲンが悪いからと祈らなかったら見事勝利。大相撲を観戦するよりも隣で一喜一憂している福ちゃんを観ている方が断然おもしろい。
11/17(日) 天語が太鼓をたたいていることは知っていたが、今日初めて短大の学園祭でそれを観た。最後の代表挨拶で感極まる天語。まさか親への感謝まで語るとは思わんかった。先にそれを言えよ。寒風吹きすさぶ屋外演奏やったので、さっきあまりの寒さに舞台の天語に「寒いから早よ終われ!」と叫んでしもたがな。
18(月) 今日から松江で教区の牧師研修会。山陽は晴れていい天気やったのに、山を越えて山陰に近づくにつれ雲が垂れ込め雪まで舞う。「これが冬の山陰ですよ」と地元の鎌ちゃんが得意気に語る。出雲の神さんが怪しげな耶蘇集団を威嚇したのか、夜には風神が雷神を呼んだ。どうすんねん明日のソフトボール。
19(火) ソフトボールの中止が決まった瞬間から心はゲゲゲ。水木記念館に向かう。同行者を募ったが集まったのは福ちゃんと中山先生だけとは。みんな夢が無いなあ。なんとなくねずみ男と猫娘を連れて歩くような感じやが、きっと妖怪さんが三人を招いてくれたに違いない。着ぐるみさんとの記念写メも撮れたし。満足満足。
20(水) 研修を終えて帰路につく。冬用装備をしていなかったので松江自動車道をおろされ一般道へ。出雲大社ではなく、ゲゲゲに行ったから神さんが怒っておられるのかもしれん。でもなんと言っても一番恐いのは聖書の神さんやな。その神さんの信者たちが裁き合うとる。許してなんぼのキリスト教がすっかり鬼神と化しとるぞ。
21(木) 九州教区事務所に到着したのは夕方。駐車場に車を停め、九州教区を代表した書記長の新堀牧師がお出迎え下さった。西中国教区代表は僕と福ちゃん。三人で近くの居酒屋にて参謀会議。マンボウの天ぷらとハリハリ鍋はなかなか旨かった。明日は教団を代表して福岡国際センターに行くことになっている。
22(金) となりにいる福ちゃんの興奮には及ばないが福岡国際センターには活気がみなぎっていた。眼前の巨漢を見ると「ここでは病気のことを忘れて、なんでも好きなものを好きなだけ食べにゃ」という気分になってしまう。そして目的の一つ『幕の内の取り組みを観ながら幕の内弁当を食べるミッション』も遂行。満足満足。
23(土) 午前様で戻った玖珂は氷点下の町やった。寝る前に昨日録画した大相撲を観る。目的はただひとつ。全国放送に自分が映っていないかをチェックするため。調べると、なんと6回も出演していたのはええが全て福ちゃんだけ!主任を差し置いて無礼な奴や。こんな時、座高が高いと得なんやなあ。けど、超悔しい~。