次女彩七の彼が初めてうちに挨拶にやって来た時、手土産に鯵の開きを持ってきた。思わず彼に鯵男(アジオ)という呼称を付けてしまったが、そんな彼は料理好きでこのサンマも彼が庭で焼いてくれた。今秋の初サンマや。今サンマは高級魚レベルに高いし、漁獲量も少ないので、これはたぶん去年の冷凍もんやろ。でも美味かったぞ。
9/18(日) 角田家の長女で天才ピアニストゆう(少なくとも僕は彼女より上手な演奏を聴いたことがない。ただし僕はクラシック音痴でピアノのことは全く分からないし、そもそも10本の指で別々の鍵盤をたたくなんて奇術としか思えないというレベルでの感想)が家族で来訪。さっそくお好み焼きでもてなす。
19(月) 当初「史上空前の超大型」と警報が下った台風14号が山口を通過。ニュースで岩国の錦川の増水映像が放映されていたことから大阪や愛知の友人から心配メールが届いた。ありがたいことや。しかしほぼ無傷?で済んだ玖珂ゆえ申し訳ない気もする。ギンナンが落ちた!は、被害というよりも収穫やな。
20(火) 眼医者の帰りに彩七の家に立ち寄る。孫たちはみんな僕の訪問よりも妻の方を歓迎する。たとえば二人で訪問した時など「さて帰るか」と言うと「爺ちゃんだけ帰れ」と言われてしまう。それでも帰るとまるで婆さんを無理やり連れ去る鬼爺とばかり泣きわめく。二十歳になっても泣いたら鬼爺を認めよう。
21(水) カーナビがうるさい。ちょっとアクセルをふかして発進すると「急発進です!ご注意ください」なんて言いやがる。そのくせ踏切を渡ってる最中に「この先踏切です」なんて言う。遅い!ちゅうの。それにそれくらい知ってる!ちゅうの。できればこいつを黙らせたいけど操作方法が分からん!ちゅうの。
22(木) 授業で昔のインドの処刑方法を話したところ二人の男子生徒が「気分が悪くなった」と退室してしまった。死刑制度について考えてもらおうと話したんやが思わぬ結果を招くことに。そういえば耳をふさいでいる生徒もいた。それも男子。一方で女子生徒たちはというと、興味津々に目を輝かせていた。
23(金) バイクで走ると色んな香りを楽しめる。田舎ゆえ糞尿収集車の臭いもまた楽しい。昼間はまだまだ暑いが夜ともなればすっかり涼しくなった。この夏もエアコンの無い寝室で過ごしたが、窓から入る涼しい夜気はたまらない。田舎ゆえ風向きによって遠くの鶏舎から鶏糞の臭いが。くさ…いや、楽しい。
24(土) 所用で下松教会へ。林牧師が幼稚園の木に発生した毛虫の駆除をしておられた。感心!ところで「牧師先生は土曜日お忙しいので用事を頼むなかれ」なんて風潮がある。きっと多くの牧師は平日は多忙で(ほんまかいな?)土曜は説教作りに励んでおられるんやろ。でもそれを聴く信徒はたぶん寝てまっせ。