周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

10月23―29日

2011年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo もうすぐハロウィンやからと言って出やがったな!霊験あらたかなエクソシスト村田牧師が退治してくれるわ!迷わず成仏しやがれ!つーか、最近の携帯は写真を色んな加工できるんやな。あるイタズラ好きの牧師が、ある高名な牧師の写真をこんな風に加工して送ってくれた。でもなあ、これがバレりゃ「悪魔に取り憑かれた方が幸せです」ってことになるやも知れんぞ。

10/23(日) トラックの運転手をしていた親父は体こそ小さかったが腕っ節は強かった。そんな親父に腕相撲で勝ったのは高1の時。今日高3の天語と腕相撲をして負けた。五十肩で無ければ勝っていたが、負けは負けや。約束通り携帯電話を買ってやるぞ。ただし父さんが指定した機種(キッズ携帯か0円携帯)に限るからな。

24(月) 浴びるほどあると思っていたサーバーのビールが、たった二日間で瞬く間に空になってしもうた。酒飲みって月になんぼほど酒代がかかるんや?あな怖ろしや。思えば何の財産も残してくれんかった親やが、よくぞ僕にアルコール分解酵素の無い体を与えて下さったと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

25(火) 日曜日から来山している義弟と妻を倉敷に降ろして、僕は仕事で岡山へ。連ドラ『カーネーション』に出てくる美観地区を見たかったんやが今回はあきらめた。今、宗教にハマったかの如く連ドラを欠かさず見ている。ついでやから言うと宗教にハマるとロクなことないで。牧師が言うのも何やけどホドホドにしときや。

26(水) 義弟がまだ一度も行ったことがないらしく、広がる秋空に誘われるまま、秋吉台に行くことになった。途中で寄った蕎麦屋の大将が「新蕎麦が入ったからね。ざるで食べなきゃあ」と強く強く勧めてくる。ううう…僕は温かい鴨南蛮が食べたかったのに。確かに美味かった。でもやっぱり鴨南蛮が食いたかった。

27(木) 回転寿司を食べに行ったんやが、食っている途中で財布の中味が少ないことに気づいた。しかも、こんな時に限って誰も財布を持って来とらん。いっぺんに寿司が喉を通らんようになった。頭をフル回転させて食べた皿の計算を始める。子供の頃に習っていたそろばんが役に立ったわい。これがホンマの回転寿司。

28(金) 今年は松茸が大豊作。今までエリンギを松茸風の吸い物で炊いてごまかしとったが、今夜は思い切って一番安い国産を買った。とは言っても量が少ない。カナダ産もまぜて(やっぱり)ごまかすことにしよっと。うちの教会とカナダ連合教会の信条もどことなく似とるしね。おかげで国際松茸ごはんは見事に合同。

29(土) 今日、義弟の啓君が帰京。昨日亀の里の車の音響設備を強化してくれたので車内はサラウンド効果抜群になりドライブが一段と楽しくなった。しかし音楽をバンバン流しながら走る社会福祉車両(リフト付バス)って聞いたことないなあ。六甲颪でもかけたら右翼と間違えられるで。そこのけそこのけ亀バスが通る。


10月16―22日

2011年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo子供の頃、旅先で初めて見た秘宝館。当然入れんかったが、不思議な興味をそそられた記憶がある。そんな僕が今は性に関して扉の重いキリスト教界で生きる牧師となった。主よお許し下さい。な~んて嘘に決まってるがな。昔から坊主に教師、警察官は助べえの代表や。おしいなあ~5月に別府秘宝館が閉館したって。おしいなあ~

10/16(日) 三丘温泉の従業員にカヌーの結果を聞かれる。僕の発音が悪かったのか、相手が聞き間違ったのか、優勝と間違えられた。たしかに入賞と優勝の発音は紙一重。後の弁明は天語に任せて僕はそそくさと風呂場に向かった。これからはいよいよ温泉の季節。ところで天語。入賞の賞金5000円はもう貰ったんか?

17(月) 牧師会で広大の辻教授の研究発表を神学校入学当時の気分で拝聴した。思えば1年生の頃は生涯で最も勉強した時代やった。学年が進むにつれジェットコースターの如く成績が下がってったっけ。ジェットコースターで思い出したが富士急ハイランドの絶叫マシンの年齢上限が増えたのは福音としか言いようがない。

18(火) 北海道からの旅の途中で逗留している三浦元気君を岩国基地に案内する。ここが岩国市民を翻弄愚弄している悪名高き米軍基地や。カメラマニア達が戦闘機の撮影に来ていた。僕もガキの頃は戦闘機や軍艦,戦車のプラモに夢中やった。そんな過去は置いといて、ああいう連中を見るとシバキ回したくなる。

19(水) 今日、光回線工事が完了したが、どうやってパソコンに適応させるのかが分からん。うちの青年ブッチャケ君にヘルプを出す。先週深夜まで手伝ってくれた川原牧師も再び参戦に来て下さった。ええなあ~パソコンが扱える人って。でももっとええなあ~困った時にこうして駆けつけてくれる人がいる僕って。

20(木) 早朝、元気君を徳山まで送って行く。そこからは今夜の宿となる防府教会まで歩くらしい。名の通り元気やのう。気ままな一人旅かぁ。僕も若い頃には日本全国色んな土地を旅したなあ。おかげで行ったことのない都道府県はない。五十を越えて「一人旅」は無くなったが、「気まま」だけはまだ人一倍ある。

21(金) 説明が難しいので略し、結論だけ言うと、ある手違いからサーバーの生ビール28リットルを持て余すことになった。こうなりゃ猫でも杓子でも酒飲みを集めにゃいけんと下松のベムベラをお招きする。そういうわけで、今周防に来た人はもれなく無料で生ビールが飲み放題!意識を失っても教会に泊まり放題!

22(土) 文化祭会場の体育館。「ほな~!」という声援が壇上で友達4人と振り付けダンスを踊っている帆波に浴びせられる。6月まで不登校だったことを思うと熱いものが込み上げて来る…かなあと思ったが、込み上げて来るのは疑問符ばっか。結局お前の不登校の原因はなんやったんや?チェケラッチョォ~♪


10月9―16日

2011年10月16日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo最下位のままゴールした瞬間に(僕の三年間はこれで終わった)と思ったという。これで部活も隠退か…と振り返った目に、水面にポッカリ浮かんでいる黄色いカヌーが。優勝候補のまさかの転覆で繰り上がり入賞!父さんは知らんぞ!神風なんか吹くよう祈ってないぞ!でも天語よ。最後まで笑かしてくれるのう。それでこそ我が息子。

10/9(日) 礼拝中のことやった。友佳の携帯に妻から天語入賞のメールが届いたらしい。しかしやで、「入賞したって!」などと僕が説教しとる最中にいきなり言うか?そもそも友佳の名前は憂歌団からきているが、関西で「こんな状況でそういうことを発言するか?」を一言で表現する言葉「言うか」から取った。無理ないわな。

10(月) 帆波が国体の半日ボランティアから帰ってきた。スタッフジャケットを着とる。聞くと「もらった」という。ええ!僕が着ている980円(しかも上下で)のよりずっとええがな。国体にどれだけ税金かけとんねん!この金は県民の血税やぞ!県は麻痺しとる。でも僕の納税額は微々たるもんやし。ある意味で、出かした!

11(火) 破格値の中古車を買って早くも2年。今日、車検に出した修理工場のご主人から電話がかかってきて、これ以上ないほど申し訳なさそうな口調で話すので、何事かと思ったら「あのう…結構かかりそうなんですが…大丈夫ですか?」と。このご主人はうちの台所事情を誰よりも心配してくださる町民のお一人です。

12(水) お約束通り、山口が総合優勝。選手個人の記録はええとして、「国体開催地は必ず総合優勝する」という茶番劇をどこの誰に自慢するんやろ? 47年に一度の貧乏くじ。せめて名称を「国民運動会」にして、皆で参加したらどや?僕はもちろん借り物競争に出て、金を持ってそうな人から財布を借りたまま逃げます。

13(木) 車検が仕上がった。請求書を見て先日のご主人の低姿勢がよくわかった。僕のほぼ一月分の給料額や。でも交換した部品を見て納得がいく。どれを見ても「あかんやろ」と思える状態の物ばかり。やっぱり安い中古にゃ裏がある。ふと思った。僕の説教は安っぽいが裏はない!かといって中味も無いんやけどね。

14(金) ついに玖珂にも光回線が開通したそうな。その説明に来てくれた業者がうちのパソコンを見、しばし絶句して言った。「これじゃ光にする意味がない」。そんな窮地を助けてくれたのが山口最東端にある教会のK牧師。中古のパソコンを寄付してくれた上、設定までしてくれた。ただうちのパソコンの反応があまりに

15(土) 遅く、終わったのが午前1時半。今回は「公務」ということで、奥さんから堂々と夜の外出許可を得て来られたのに、チョチョイと済ませて余った時間を飲み屋でルンルン♪という千載一遇の大チャンスがパーになってしまったみたい。よし、今度また口裏を合わせて夜のネオン街に解き放してあげましょうぞ。


10月2―8日

2011年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム

Photoカヌー競技のスプリントとは陸上で言えば短距離走。天語はジュニア・カヤック二人乗り に出場した。毎日練習に夢中で夜10時を過ぎることも珍しくなかった。たぶん父親の血を引いたんやな。僕も高校時代は帰りがいつも遅かった。ただ、夢中になっていたのは女の子と自転車に乗ることやったんやけどね。ジュニア・アベック二人乗り。

10/2(日) キンモクセイが満開の花を咲かせた。庭中にいい香りが漂っている。その下で炭で火をおこし、脂の乗った秋刀魚を焼く。「さんま、さんま、さんま苦いかしょっぱいか」の佐藤春夫の悲しい詩のようではなく、ここに秋あり、これぞ至福の時!でもキンモクセイと秋刀魚の混じった匂いって、なんか…頭痛がしそうや。

3(月) 大阪が舞台の連ドラ『カーネーション』が始まった。知人友人たちに「見てる?」と聞かれる。舞台は岸和田の五軒屋町。主人公は洋裁デザイナー。そら見らいでか!(訳=そりゃあ見ずにいられようか)。僕の父は五軒家町の生まれ。母は洋裁家やった。僕もだんじりに夢中で育った。これ以上の感情移入はないな。

4(火) よその都道府県から参加する選手のみが対象やと思っていたのに、なんと天語までが昨日から民泊している。全てを平等に扱いたいのなら開催県優勝なんていう八百長まがいのシステム自体を改めろ。と言いつつ…食べ物屋さんやお金持ちの家やったら、ぜひお近づきになりたいなあ~なんて思ったりしてねえ。

5(水) 入院中の三浦さんちに毎日猫の餌をあげに行っているが、今日「誰もいないのに寝室の電気が点いている!」と怯えて友佳が戻ってきた。行って部屋中を調べたが誰もいない。コナンになって推理し、原因が判明。犯人は電灯の長いコードにじゃれついた猫のマヤ。せっかく泥棒とか心霊現象を期待しとったのに。

6(木) 天語がカヌーで予選を通過した。そのことを電話で誰かに伝えている妻が、「準優勝」などと言っとる。興奮するな。それを言うなら「明日のレースは準決勝」やろ。ま、「応援に行かない」と言った僕も、実はバイクに乗ってこっそり見に行っていた。星一徹にはなれんが、星明子のように陰から息子を眺めていました。

7(金) その準決勝はコンマゼロ何秒かの差で決勝進出ならず。今日は陰からも見に行かんかった僕やが、来る日も来る日も練習に明け暮れていた天語のことを思うと、たまらなくなり泣けてくる。そんな気持ちも知らないで、昨日より更に興奮した妻が今日のレースのことを語る。「ほんの鼻の差だったのよ」。天語は馬か?

8(土) 角田牧師一家や青年たちと応援に行く。昨日の500mは残念やったが今日200mで決勝進出。目標は8位以内の入賞やが、監督までが涙を流して喜んでいたし…助さん格さん、もういいでしょう!しかし妻の興奮は治まらず、明日の決勝戦は礼拝を休んで応援にいくという。それじゃ僕も神風が吹くことを祈っとくか。


9月25日―10月1日

2011年10月02日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_2 以前、別府温泉の地獄巡りに行った人から土産に灰皿をもらったが、そこに「毎日が地獄です」と書いてあった。 写真は蟻地獄。下に2個と上に1個。細い枝で突付いたら獲物と間違ってすぐさまパッパッと砂をかけてきた。これは先週、農伝の校舎横で撮ったもの。この学校には植物や生物がよく似合う。ただ経営は火炎地獄。支えてね。

9/25(日) 反原発候補が勝てるとは思っていなかったが、どれだけ票を増やせるかには興味があった。だが前回よりも減らしてしまう結果に。立地をめぐる町民同士の争いは今回の事故を受けても何も変わらんかった。毒を食らわば皿まで。30年間保ち続けた信念は今更変えられんのやろな。なまやさしい根ではない。

26(月) 山賊に電話を入れると「いい気分です。山賊村です」と返ってきて一瞬とまどってしまった。そりゃ儲かるあんたらはええ気分やろ。誰が考えたフレーズか知らんが客の側に立って言うならば、「いい気分になってね」とか「いい気分にさせます」の方が適切とちゃうか?でもそれじゃまるで怪しいお店みたいやな。

27(火) ビールサーバーに毎日スズメバチがやってくる。一杯やりたいんか?あいにく中は空。帰り際、苦情でも言いたげに僕の周りをブンブン飛んで行く。ところでハチにまとわりつかれると誰でも慌てて追い払おうとするが、巣に近づき過ぎる以外は刺される心配はない。虫が去るまで我慢するのが大人ってもんよ。

28(水) ハチが毎日くるのを知っているということは、僕も毎日そこにいるわけで、そんな暇な僕のところへ大阪の母を含めた親戚6人が来会。昼間は錦帯橋~岩国城~岩屋観音を案内。もちろん夕食はいい気分を求めて山賊へ。ちなみに山賊はファミレスに分類されるそうな。てっきりトウゾク目オイハギ科やと思ってた。

29(木) ファミレスで思い出したんやが、先週上京した折、イタリアンのファミレス/サイゼリヤで、酔った勢いか大声ではしゃぐ7~8人の客がいた。みんなええ歳こいたオッサンばっかりや。他の客の迷惑も考えず騒いでいるので店員に注意されていた。この非常識なオッサンらこそ僕らです。それから店員さん…全員牧師やで。

30(金) 原発事故のあおりを受け、土日出勤シフトになっていた友佳の工場も明日から元に戻るので日帰り温泉に行った。帰りの高速、後一時間で割引タイムになるので玖珂Pにて湯冷め覚悟の時間待ち。ショボい奴だとお思いでしょうがショボい奴ほど新しいものを欲しがるもんでございます。欲だらけの人生。分かるかなあ?

1(土) 去年、副知事が「ヤシ(不正)をしてでも一位を取る」などとバカ発言をして謝罪問題にもなった山口国体が開会を迎えた。天語よ、あともうちょっとで引退できるぞ。応援横断幕に恥じない負け方で花と散れ。ところであの横断幕やけど、使用後にもらえるんかなあ?亀の里フェスティバルで賑わいに使いたいんやが。