周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

5月22―28日

2016年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

時々「もっと画像を載せて」という要望を受ける。申し訳ないが、このジャーナルはコメントへの返信や要望は基本的に取り入れないことにしている。だけど亀の里フェスティバルはとても楽しかったので、ついつい写真を4枚も載せてしまった。要するに僕の気まぐれちゅうことやな。でもこの写真じゃ、あの楽しさは今いち伝わらんな。

 

5/22(日) 第17回/亀の里フェスティバル。千円食い放題形式にしてから三回目の開催。多数の来客と大食いぶりに、あらゆる食材が不足して、そのたび買い足しに走った。買い足せば買い足すほど出費するわけやが。え~い!日頃のご愛顧に応える年一度のフェスタ!出血大サービス!と惜しみなく・・・と言いたいとこやが、惜しみながら買い足す。

 

23(月) 会計監査を受けにエビラと二人で廿日市ケアセンターへ。ちなみに亀の里は年間総予算二百万円程度の会計やが、他の何億という会計収支額を扱う施設と同じように監査を受ける。こんな平等は迷惑やで。なんと今回は税理士までも乱入してきた!似てるなあ。小市民が悪いことをしていないのにおまわりさんを見ると緊張してしまう感覚に。

 

24(火) 亀フェスが終わってホッとした日曜日の夜のこと。屋外でくつろいでいたら、キョッキョ、キョキョキョキョ!おお!やった!ホトトギスちゃんやんか。今年も帰ってきてくれたんやね。「帰りたいと泣いて血を吐くホトトギス」「あの声でトカゲ食らうかホトトギス」。浪曲のフレーズによく登場する謎多き鳥。どうせならアオバズクちゃんも誘って帰ってきてよね。

 

25(水) 何年もの間、テレビ山口で平日の夕方繰り返して放映されている『水戸黄門』を観るのが僕の細やかな幸せなんやが、ここしばらく観る暇がない。悪人を裁いた黄門さんは満足し「カッカッカッ!」と笑って終わるのが定番。でもその裁きなんやけどね。江戸時代やったら、ほぼ全て死罪になるんですけどお。考えてみりゃ、えげつない番組やで。

 

26(木) 事業団の評議員会へ行く前に、ランチを取るためココイチに入ってカレーを食べたまではええねん。いざ会計で1700円UPの請求!ええっ!何それ!そんなに食べたか?飯の量は普通にしたのに。そういえばメニューは見たけれど値段を全く見ていなかった。ファーストフード店でこんなに払って悔しいなあ~。吉野家なら4杯食えたぞ!

 

27(金) 広島にオバマ大統領が来るというので大騒ぎ。バカみたいな過剰警備が布かれている。この騒ぎに乗じて政府は色んなことを試しているに違いない。「テロの警戒だから仕方がない」などと納得してしまうなよ!誰が見てもこれは戒厳令を布くための準備や。たった半日でこれや。東京オリンピックでは人間は全て不審者になるのは間違いない。

 

28(土) 昨夜はホトトギスがよく鳴いたのでゆっくり聴き入って一週間の疲れを癒す。礼拝は一週間の準備の時などと言われるがホトトギスの声の方がよっぽど癒される。明日の礼拝説教はホトトギスにしてもらいたいくらいや。ところで岡山の県鳥は当初ホトトギスやったが托卵のイメージが悪いとキジに変更している。バカな人間を許しておくれホトトギス。


5月15―21日

2016年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

市内のおもちゃ屋で見つけた『だんじり』のプラモデル。亀の里フェスティバルが終わって一段落したら、ぼちぼち作ろうと思っている。完成したらどうする?もちろん紐をつけて「エンヤー!ソーリャー!」と叫びながら町内を引っ張るに決まっているでしょ!いやいや、いくら僕でもそんなこと、せいぜい礼拝堂の中でしかやりませんよ。

 

5/15(日) 去年の10/17に駐車場奥の竹を伐採して以来、切った竹を山積みにしたまま今日になってしまった。亀フェスまでに何とかせにゃならん。大島教会の伐採した枝同様、中西さんちの庭に運ばせていただくことにした。とてもありがたいことなんやけど、中西さんが奥さんに「またこんなもん運んできて!」と怒られないかが心配です。

 

16(月) 再び宮島口伝道所へ備品の物色に行く。前回は時間が無く、空き巣のように急いで物色したが今日はゆっくりと品選びができた。その結果、驚愕のお宝を発見!それは高くて買えなかった『讃美歌21自動演奏機』!ほんまにええの?後から「あれは別」なんて言わんでよ。まるで本当の空き巣に入ったような気分でそそくさと宮島を後にする。

 

17(火) 今日から始まった西中国教区総会に関東教区から拓ボンが来訪するとは全然知らなかった。会うのは20数年ぶりやろか?そう言えば先日九州の格さんにも会った。二人とも農伝の寮で一時期を共に過ごした学友。皆の前で学生時代の悲話や秘話をバラされるのではないかと、けん制付きのヒヤヒヤ再会。ここはお互い「武士の情け」でござる。

 

18(水) 予定時間通りに総会は終了。今回も「亀フェス」のチケットを『免罪符』と称して多くの方々に売り付けたが、参加できない方までがご厚意と付き合いで買ってくださった。本当にありがたいことです。そこまで亀の里アパートのことを心に留めてくださるなんて。いきおい僕の心も熱くなる。涙をこらえての集計。なんや。去年より売れゆき悪いがな。

 

19(木) 今月の園児礼拝へ。先月はいきなり新しい年少児に「変なおじさん」と言われてしまったが、今回は礼拝を始めた途端に、「早く紙芝居してよ」とヤジられてしまった。こ、ここは「聖秀幼稚園」かよ!(聖秀幼稚園とはまことちゃんが通っている幼稚園のことです。詳しくは漫画で読んでください)。よし、次回はビチグソのお話しをしてあげようね。

 

20(金) 分区に新しい牧師も増えたので(僕が勝手に書いたものやが)『山口東分区牧師会の伝説と習わし』(五条)というものを配布した。五番目には「これからも教区、否、教団で一番と言われ、多くの妬(ネタ)みや嫉(ソネ)みを受ける牧師会であること」と記してある。よそが羨むその魅力の正体とは!言うまでもなく毎回盛り上がる牧師会後の宴会。

 

21(土) 亀フェスを明日に控えて最終準備に取りかかる。と言いたいところやが、それよりも大事な問題が勃発。フェスタの食材費は○○から立て替えた。先日の総会参加費を△△から立て替えた。牧師会費は僕が立て替えた。真夜中に解決を見るまで会計が混乱。しかしどんなに混乱しても都知事のように豪遊できるよな額でないのが貧乏くさいのう。


5月8―14日

2016年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム

教会のトイレを縄張りにしているアシダカグモが獲物を捕らえて走り去った。捕まえたのはガガンボの一種やと思うが定かではない。瞬間の出来事やったのでピントも間に合わんかった。人から見れば単なるトイレやが、クモにしては食う場所、生きる聖地、全世界なんや。ここを利用する人は心して畏敬の念を抱きながら用を足してもらいたい。

 

5/8(日) 夜、岩国/麻里布の『焼き鳥屋つね』の大将が来会。毎年亀の里フェスティバルに来ては焼き鳥コーナーを手伝ってくださるので心強い。とは言うもののフェスタの焼き鳥は既製の冷凍品を鉄板で炒めて出すだけなので、プロの職人からすれば屈辱の焼き鳥とも言える。その屈辱フェスタは来週22日/正午に開催されます!みんなおいでませ!

 

9(月) つねさんの店で知り合った元力士「鶴の舞」が経営している牛骨ラーメン店に行く。店名は四股名をそのまま用いて『つるのまい』。今まで僕が食べてきた牛骨ラーメンは全て甘みが強すぎて、ちょっと苦手やったが、ここはあっさり味でうまい!場所は岩国/室ノ木の国道2号線沿い。『焼き鳥つね』共々どうぞご贔屓に!以上グルメリポートでした。

 

10(火) テレビの録画機が壊れて久しい中、旬が中古の録画機をくれたので重宝している。実に気が利く男や。今まで見過ごしてきた番組がこれでまた楽しめるぞ。特に連続ドラマを見逃さずに観られるのがありがたい。しかしこれでまた溜まった番組を観る録画視聴地獄の日々が始まる気がするなあ。もしそうなったら・・・。旬よ。お前のせいやからな。

 

11(水) 今日は大島教会の役員会が終わったら『アロハオレンジ』に寄ってギャング丼でも食ってこ。平日やし客も少ないやろ。店の横を通ったら確かに客がおらん。あ!忘れとった。社員旅行中で臨時休業やった。しかしそれよりもっと大事なことに気付く。財布の中は150円!よその店に入っていたら・・・。それはそれでおもろい事になってたやろな。

 

12(木) サービス向上委員会に出席するため益田市にある《ねむの家》へ。恩師の森田牧師の部屋を訪ねようと探していたら、大先輩の澄田牧師の奥さんにバッタリ出くわした。「あなた!村田さんが訪ねて来てくださいましたよ!」。あ、あの・・・。なりゆきで部屋の中に招かれる。森田牧師への手土産を後ろ手に隠して「お元気ですか」。こ、心が痛むぞ。

 

13(金) テレビは舛添都知事の公費流用疑惑の釈明会見で持ちきり。この手の釈明や謝罪の会見を見ていつも不思議に思うことがある。当事者たちは誰しも口をそろえて言う。「ご心配をおかけしました」って。誰が心配しとんねん?皆、怒ってるんやぞ!ここは「ごめんなさい」やろ。でもこれって使えるかも。僕も責められた時は「ご心配」って言うたろ。

 

14(土) 義文&彩七夫婦が家を建てるので地鎮祭・・・もとえ!起工式を頼まれた。業者も「キリスト教の式を観るのは初めてです」とのこと。そりゃ珍しかろう。僕もあんまりやったことない。あちこちに聖水をふり撒いて荘厳に行なってやった。え?その聖水はどこで手に入れたのかって?内緒や。ドラキュラや狼男やゾンビに知られるとまずいからな。


5月1―7日

2016年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム

大太鼓(ウフデークー)を郵送しようとしたら、先輩から「大事な太鼓だから自分で持って行きなさい」と言われ、石垣島から自分で運んで来た。その大事な太鼓を広島FFのパレードで披露する天語(中央)。でも結構な雨やぞ。めっちゃ濡れてるぞ。飛行機~電車~バスでも、あちこちでぶつけたり、周囲に迷惑をかけたそうな。アキサミヨー!

 

5/1(日) さすが連休ともなれば、礼拝の出席者はいつもの倍近い23名+1名。しかしこのプラス1名が大騒ぎを演じる。説教中に大声で「ジイチャン!ジイチャン!」を連発。たまりかねて母親に「授乳命令」を発令した。でも説教中にこういうハプニングがあると実はちょっと助かるのである。今日の説教は邪魔が入ったせいで・・・と言い訳ができるからね。

 

2(月) おもちゃ屋でたまたま発見したのは、なんと『だんじり』のプラモデル。こんなレアな逸品はご当地の岸和田でももう売ってないぞ。この千載一遇のチャンスは見逃がせん。もはや買うしかない。でも定価が五千円か・・・。きっついなあ・・・。ん?箱の色があせとる。ずいぶん長い間展示されていたらしい。よし!と、交渉の末、半額まで値切って購入した。

 

3(火) 広島フラワーフェスティバルには全く興味など無いが、雨にもかかわらず角田一家までが来てくれた。理由はひとえに天語の太鼓を観るため。目の前を色んな団体がパレードする。傘をさして待つこと2時間半。やっと来た来た!琉球国祭り太鼓隊。ええぞ天語!なのにたった2分で目の前を通り過ぎてしまった。アイヤ~!イ~ヤ~サッサァ~!やで。

 

4(水) それにしても昨日のパレードに色んな宗教団体までが参加していた。地元の西中国教区が参加しないのは残念や。次の教区総会で『広島FF参加動議』を提案するか。でも、出し物は何にする?音楽隊!は無理やろなあ。神輿!は顰蹙を買うやろなあ。ダンス!誰が踊るねん。荊冠をかぶった教区議長が十字架を背負って行進!なかなかええやん。

 

5(木) 十時半の夜行バスで天語は山口を発った。6日間の滞在中ほとんど家に居なかったが、僕も学生時代、大阪に帰省しても天語と同じようにほとんど出歩いて家に居なかった。今思うと家族に悪いことをした。一方、天語は石垣に8日に帰るが、大阪で婆さんと走野一家にも顔を見せるのだという。わしを越えたな。もはやお前に教えることは何もない。

 

6(金) 角田家の愛娘のゆうちゃんを島根の愛真高校まで送る。あいにくの雨やったが中国山地の新緑は目を楽しませてくれた。緑に包まれた中に建つ愛真高校は農伝にとてもよく似ている。今にも潰れそうな厳しい財政状況も農伝にそっくりや。だけどここの卒業生は誰もがみんな生き生きとしている!そこも農伝に・・・。あんまり似とらんかもな。

 

7(土) 今日は信徒の友の『日毎の糧』で全国の教会が周防のことを祈ってくださる(?)日。教団総幹事からも「祈りました」という葉書が届いた。しかし達筆すぎて一ケ所一番肝心な部分が読みとれない。明日みんなで解読するか。あ!切手に消印を押し忘れとる。はがしたらまた使える。これこそ祈りを超えて、小教会を憐れんでくださった神の恵み。


4月24―30日

2016年05月01日 | 日記・エッセイ・コラム

鞍掛山の展望台。礼拝堂では抗しきれないエネルギーを山の上で発散させるために連れてきた。この中の一人が特に悪ガキで、何度叱っても教会のジュースを黙って飲む。昔の悪ガキは何度怒られても柿の実を盗んで食ったが、言わばそういう部類のガキなんやろな。そんな風に考えると、むしろ懐かしく見守ってやりたくなるから不思議や。

 

4/24(日) 午後、徳山教会の礼拝の応援説教に行く。応援とは言っても説教中に「フレー!フレー!と~く~や~ま~!」などとエールを送るわけではない。いらんこと言わんでもええ。逆に応援なのにお手当てはしっかりといただく。だとしたら正しくは樋口一葉獲得説教(分かるかな?)と言うべきやと思うなあ。また、いらんこと言わんでもええ。

 

25(月) 未だに献金者名を週報に載せている教会がある。神社の奉納者じゃあるまいし。献金をしたくてもできない人の気持ちを配慮しろ!周防教会はというと・・・未だ載せています。でもこんな名目の感謝献金が捧げられるから仕方ないんよね。「カラオケ卒業」「生きていてよかった」「大相撲初観戦」「千代鳳三役昇進」「神の思し召し」「ほなさいなら」。

 

26(火) 二日連続で「焼き鳥つね」に行く。昨日は鎌ちゃんとエビラ。今日は保男とエビラ。ところで最近、絶滅危惧種に位置付けられていると思える鳥の「千鳥」を久しぶりに見た。昨日鎌ちゃんがキープしたばかりの焼酎を空っぽにしてしまった保男が、あっちフラフラ、こっちフラフラ。近ごろではめったに見られないという千鳥足を披露してくれた。

 

27(水) 野村敏京という女子プロゴルファーがいる。敏京と書いてハルキョウと読むらしい。世界中に知られている僕の名前は敏(サトシ)と読むが、敏と書いてハルと読むとは初めて知った。そこで調べてみたら他にもあるわあるわ、「あきら,すすむ,つとむ,と,はや,はやし,みぬ,ゆき,よし」。知らんかったなあ。「さとし」こそ全てやと思っていたのに。

 

28(木) 久しぶりに大島のラーメン「たちばな屋」に行く。ここのメニューは中華そば・餃子・稲荷寿司・きつねうどんの、たった四種類。中華そばは絶品。お稲荷さんも美味い。餃子はそこそこかな?しかし何度も食べに来ているのにきつねうどんを注文したことがない。坂上二郎似の大将。次は必ず注文するから、丼にその親指を入れて出してくれい!

 

29(金) GWに突入し、朝から子供らが礼拝堂で大騒ぎ。そこで解決策として鞍掛山に連れて行ってやった。ところで子供らは僕のことを「こらおじさん」とか「こら牧師」と呼ぶ。理由は、いつも「こら!」と怒鳴るからや。決して怒っているのではない。驚かすのである。ま、時々怒ることもあるけどね。でも「先生」なんて呼ばれるよりゃよっぽど嬉しいね。

 

30(土) 天語が1年4カ月ぶりに帰省してきた。昨夜10時過ぎに大荷物を抱えて岩国駅に降りてきたが、開口一番「なめちょった」と言う。それもそのはず。出で立ちは半ズボン。岩国は気温10℃。お前が住む石垣の25℃とは世界が違う。先が読めんスカタンぶりは相変わらず。大荷物はウフデークー(大太鼓)。3日に広島FFで琉球太鼓を叩くとか。