周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

10月20―26日

2013年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Photoえらいこちゃ!町内で唯一のラーメン屋が閉店したらしい。大事件。ただし、ラーメン屋は数件ある。実は「唯一」という言葉は「出前してくれる」という意味。この店が閉じられたら、町内には出前をしてくれる食べ物屋さん自体が存在しなくなるのである。当然宅配ピザ店なんて最初から無い。あ、牧師の出前ならば24時間受け付けてます。

10/20(日) 過去に何度かうちで潤牧師に礼拝説教を担当してもらったが、今日は副牧師になって最初の説教日。完全な関西弁の語り口調と共に、彼の独特な説教内容の評判は上々。僕の説教に飽きている会衆にとって今後は月一回の心の休息になるはずや!と、やんわりプレッシャーをかける僕って牧師じゃなくてゴト師?

21(月) 今夜はハレー彗星が残していったチリが織りなすオリオン座流星群の日。駐車場で寝転んで眺めたが、欠け始めた満月がちょっと邪魔。イチョウの木も邪魔。かと言って場所を変えて観るのも邪魔くさい。なんとか2個だけ観たが、それも「観たぞ」という満足感の味わえない流星。僕にだってスッキリしない夜もあるんだ!

22(火) 最近一定の姿勢を続けていると体が固まってしまい、すぐには動けなくなることがある。風呂から出て尻を拭いた時、一度では拭き取れない。シワの間に入った水分が残ってしまう。おかしい。いったい僕の体に何が起ころうとしているのか?思うに、これはたぶん若返るための脱皮準備やろな。楽しみにしておこっと。

23(水) 保育園の礼拝へ。今回も「お兄さん」と呼んでくれる子供がいた。よっしゃ!僕はまだまだ若いぞ。でも、すぐさま別の子が「おじさんだよ」と訂正した。やっぱりそうやろなあ。ところが「違うよ。お兄さんだよ!」と再び最初の子が反論。そうや!言うたれ言うたれ!しかし現実は、体は固まるし、おケツはたるむし・・・。

24(木) 神学書を2冊10日で読み終えた。2冊とも面白かったが、僕としては異例の速さで読み終えた理由は、中座していた虎さんの小説の続きを早く読みたかったからに他ならない。食べ物も、好きな品を最後に残すという子供の頃からの癖は本にも共通するみたい。誰かが言っていた「幸せが薄い人に多い性格」とか。

25(金) 南岩国の本屋の前でリフトバスの窓をバンバン叩かれ驚いた。見たら看護師のマルちゃんや。数年ぶりの再会。やっぱ車のボディーに『愛は地球を救う』なんて書かれたバスは目立つわなあ。実際にあちこちで目撃証言を聞く。うかつな所に行けやしない。うかつな所ってどこ?と問われても言えんが、ま、そんな所。

26(土) 今年も某幼稚園のバザー手伝いへ。毎年僕が担当するのは子供たちのゲームコーナー。そう、あの「一回百円のゲームで『当たり』を出しても20円程度の賞品しかもらえない」という、子供だましの暴利コーナーや。今回はついに僕の正義感が炸裂!心の中で「この子らは金持ちの子なんや!」と信じながら担当した。


10月13―19日

2013年10月20日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo ある牧師から「近々閉館するらしい」との情報を耳にした。今だけ格安プランで泊まれるとのことでチョイ無理して時間を割き同行させてもらった宿。この露天から眺める夕陽もこれで最後か。教会に帰り改めて宿のHPを見たら・・あれ?閉館なんてどこにも書いとらんがな!ガセネタかい!でも夕陽がきれいやったから許して・あ・げ・る。

10/13(日) 最近『ゴジラ』の夢を見ていないのでパソコン動画で1954年の第一作を観た。夢に出やすい性質ゆえに、こうして刺激を与えておくと夢に出てくる確率がグンとあがる。いわば近日公開というとこか。今は全く見ないけれど以前は礼拝の説教原稿が書けていない夢も時々見た。逆に、金を拾う夢は連ドラのように見る。

14(月) 大島の辻牧師をお訪ねする。お昼に名物の瀬戸貝ごはんを買って行くつもりやったが売り切れていたので、もう一つの名物、揚げたての熱々を食べると思わず笑顔が出るエビカツを買う。ところが辻牧師お手製の肉ジャガも笑顔が出るほど旨かった。なのに副ちゃんこと横山潤副牧師が一人で食ってしまいました。

15(火) 安達ヶ原の鬼婆・・もとい、A牧師(もとい過ぎるやろ)が来泊。以前A牧師は僕の母教会の牧師をされていた。そこで思い出すのは・・。昔、M牧師から僕は洗礼を受けたがM牧師隠退後の小さな教会を支えてくれたのがA牧師。その二人の間に繰り広げられたバトル。どちらにもつけぬ僕。手に汗握って見守った思い出。

16(水) 急ぎの会計仕事を思い出した。通帳記入に行く時間すらなかったので副ちゃんに銀行までひとっ走りしてもらう。しばらくして戻ってきた副ちゃんはなぜか息せき切っている。ほんまに走って行ったの?バイクで行ったとばかり思っていたが「急ぐと事故るような気がしたので」とのこと。そう。君はそういう副ちゃんやったのね。

17(木) 台風26号で大被害を受けた伊豆大島には一度も会ったことがない友達がいる。高校時代文通をしていた佐藤美代子さん。姓が変わっているかもしれん。今は大島に住んでないのかもしれん。身内に被害が出たかもしれん。顔も知らない美代ちゃん。僕のことをムータンなんて呼んでいた美代ちゃん。本当に心配です。

18(金) この十年間、誰が説得しようと「死んでも行かない」と運転免許の取得を拒否し続けていた友佳がなんと自動車学校に通い出している。誰かの説得に応じたからではない。本人は濁して語らないが、どうやら車のCMに好きなタレントが出ていたかららしい。あなおそろしきは熱狂的ファン心理。そういえば僕の高校時代

19(土) クラスで僕と丙丁(甲乙に非ず)を争うほどアホやった友人がある時、急にテストの点が上がったことがある。大好きなDJに「テスト勉強する僕を励ましてください」とハガキを出したところ、ラジオで「○○君。試験勉強がんばってネ」と言われたのが真相やった。我が娘もそういう類か。猿もおだてりゃ竹下登ってか?


10月6―12日

2013年10月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Img003うちの週報や総会議案報告書に載せられている表紙絵。十数年前に統一協会を脱会した看護婦さんが描いてくれたもの。その他、礼拝堂の椅子の背もたれにあるテーブルも元信者だった男性が取り付けてくれた。みんな各地で元気に暮らしている。しかしよく考えてみたら、うちの教会員の誰かがやってくれたものって・・なんかあったっけ?

10/6(日) 臨時教会総会。Y牧師を周防教会の福牧師・・・いや、副牧師として招くかどうかを討議した結果、予想していたよりも倍以上協議時間がかかったが最終的に満場一致で可決。これで正式にY牧師こと横山潤牧師は周防の福・・・いや、副牧師と相成りました。招聘条件は「福をもたらす事」。ちなみに総会時間は9分。

7(月) ボス夫妻と一緒にキタナシュランかと思えるくらいに古くて汚い大島のラーメン屋『たちばなや』へ。でも、ここの煮干しスープのラーメンは絶品。夫妻も喜んで下さった。ただ一点だけ気になるのは店の外壁にある黒地に黄文字の看板。『キリストは間もなく来る』とか書いてあったような。来るなら、もちょっと綺麗にせにゃ。

8(火) 入院中のベムのお見舞いへ。重症とか緊急とかではなく、看護師の彩七に「自業自得よ」と言われるような教育入院。ちなみに柔道では教育的指導を二回受けると反則になります。実は僕も以前医師からこの教育入院を勧められたことがあったが逃げ通した。一方ベラは羽を伸ばしてることやろ。めでたしめでたし。

9(水) 熱帯夜が戻ってきた。台風の影響らしいが寝苦しくってかなわん。これが先週ならば灼熱のアフリカを舞台にしたライオンさんの本を読んでいたので熱帯夜だと臨場感を盛り上げてくれたやろうが、今読んでいるのは中国の雪深い深山が舞台のトラさんの本。そしてこれが終わったらいよいよ日本が舞台のクマさんです。

10(木) 夜明け前、激しい雨を伴う雷で目が覚めた。先日、潤牧師に手伝ってもらって庭のテントを補修しておいたのがここで役に立った。備えあれば憂いなしとは正にこのこと。彼がいなければ、たぶんあのままにしておいたやろな。雇うべきは副牧師。しかも「雇う」は名目上で実は無給。どっかにレンタルでもして稼ごかな。

11(金) 広島で上映されている『31年目の夫婦げんか』という映画を観に行った。主演のメリル・ストリープと、缶コーヒーのCM(特に錦帯橋をバックに鵜飼をするCMは最高や)でおなじみの宇宙人ジョーンズこと、トミー・リー・ジョーンズの細かな演技はさすが。ちなみに今日は31年目の結婚記念日。喧嘩は今日まで幾千度。

12(土) 携帯電話のテキストメモのデータをうっかり全消去してしまった。ガ~ン!ドコモの顧客サービスに「復旧できないか」と電話で尋ねたら、担当のお姉ちゃんが「申し訳ありません。復旧はできません」との返事。いや、あんたのせいやないで。なんで謝るの?日本人はすぐに謝る。悪い癖や。でもなんか癒されたのは事実。


9月29日―10月5日

2013年10月06日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo先月、津和野の乙女峠に行った時のこと。山の中にもかかわらず珍しく公衆電話があった。全く気が付かんかったが、突然誰かが「あ!これ珍百景で見たことがある」と叫んだ。そう言われても僕はしばらく何のことやら気づかんかった。ま、気がつかんというのは得てしてこんなもんやろ。だからここではあえて何のことかは申しますまい。

9/29(日) 先日あった出来事。礼拝が始まるのに誰も週報を持っていない。あ!僕が受付に出し忘れたんや。なのに皆黙って座っとる。言ってくれよ!すると「まだ出来とらんと思った」という反応。そう言えば過去にそんなことがあったなあ(しかも何度も)。こんな鈍い・・・いや心の広い信徒を誇りに思います。でも次は言ってね。

30(月) 口は災いの元というお話を一席。T牧師が「某芸大はアホでも入学できるんですよ」という発言をした時、「実は僕の弟がその芸大出で」とY牧師が恥ずかしそうに言った。あわわわ・・さあ、この難局、どう取り繕うのか?固唾を飲んで見守った。苦境のT牧師、言い訳するも逆に墓穴を掘るばかり。勝負あり、そこまで!

1(火) 自動ドアのセンサーでいたずらをしていたカマキリを捕まえた。すると鎌で僕の指を挟んだあげく咬みついた。イテテテという程度の痛さなのでガマンはできる。子供のころに咬みつかれた世界屈指の猛毒を持つカバキコマチグモは痛かった。中華チマキを見るたびに思い出す。理由を知りたい方はネットで調べて。

2(水) 大島教会の役員会の帰りに磯で休憩としゃれこんだ。波打ち際に姿を見せるクサフグの稚魚を眺めながらアイスコーヒーとバナナケーキでティータイム。沖を行くフェリー。静かに寄せる波。周防大島は山口のハワイとも呼ばれる。一緒にいる相手がフラガールなら最高やったけれども、なぜかここでもY牧師。

3(木) まるで合否通知か成績表が入った封筒を開けるような気分で車検の請求書を開封した。整備工場の大将から「心の準備をしておくよう」に言われてはいたが、実際に見て落ち込む。讃美歌21が搭載されたヒムプレーヤーが買える!吉野家の特盛り牛丼が300杯食べられるぞ! 僕の親父の葬儀代に匹敵するぞ!

4(金) クリニックへ。尿酸値は合格。血圧もOK。食後二時間半の血糖値は174でギリギリセーフ。胸を張って診察室へ。「よろしい」と言われて嬉しかったが、前は「非常によろしい」と褒めてくれた。一度ええ思いをしたら次は同等かそれ以上の賛辞を望む。そうやって良い芸を教え込むのが優れた調教師だ。なんか変やな?

5(土) 先日天語が通行禁止時間帯のある道で捕まった。今日現場に行って「こ、これは・・」。迷彩服のように道路標識にツタがからまり見えづらい。証拠の写メを撮る。天語よ。これを持って警察に行くか否かはお前次第。父さんは助けん。かつてマサイ族は一人で猛獣を狩って成人とみなされた。さあ勇気出して行ってこいや!