周防教会・牧会ジャーナル

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9月7―13日

2014年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム

20140909203600中秋の翌日の満月はスーパームーンやった。この呼び名は占星術師が付けた。(天文学界では「近点満月」と呼ぶ。おお、学界らしいぞ)。この日には何かが起こるとか。動物生態学的に分析すると、たぶん兎が踊ったり、狸が腹鼓を打つのやと思う。ちなみに携帯の高感度設定で撮ったが、やっぱガラ携は画質悪いな。

9/7(日) ぼちぼち寝ようと牧師室を出たら道路を中型犬が歩いていた。夜中にしかも一匹で。なんか懐かしいなあ。子供の頃は野良犬がうろついていたが、今じゃ一匹だけで歩く犬なんてめったに出会わん。昔『名犬ロンドン』というドラマがあった。道を歩くあの犬は名犬か?迷犬か? 僕には自由を得た雄姿にも見えた。

8(月) 今夜は中秋の名月。弁当を持って鞍掛山に登った。去年は福ちゃんと登ったが今年は周陽教会の桝田神学生を連れてゆく。ゼイゼイハアハア息を切って登り、呼吸が落ち着いたところで弁当を広げる。なんじゃこりゃ!ま、まず!観月が台無しになるほど不味い弁当。自分だけ高い弁当にしたバチでしょか?お月様。

9(火) 大島教会の役員会の前に弁当を買って防波堤に腰かけて食べた。昨日の不味い弁当の一件が悔しくて今日は見た目にも旨そうな弁当を買ったんやがこれまた大ハズレ。眼下に群れる小魚に米粒を投げてやったらすぐさま我先にと集まってきた。魚には奪い合うご馳走なんやろな。と思ったら、すぐに吐き出しとった。

10(水) 某教会に電話をしたら奥さんが出たので、いつものようにふざけた口調で話しかけると「今、牧師はお出かけです」と。え!あんた、Kちゃんじゃないの?その口調は実に丁寧。そこで「周防の村田です」と名乗った。「まあ、オホホホ」という反応を期待したが・・・無い。また一人「村田は変や」という評価を与えてしまった。

11(木) 携帯に着信。知人のMさんからや。「へいへい」と出たら、相談者のSさんやった。着信名を見間違ってしまった!老眼のせいや。たぶん「こんな牧師に相談しても大丈夫だろうか?」という印象を与えてしまったに違いない。連続して不味い弁当の次は、連続して恥ずかしい電話。次はいったい何が連続するんやろ?

12(金) 郵便局に行った。振り込み用紙をATMに入れると「始めからやり直してください」との音声で用紙を突っ返された。始めからやり直すとまたしても「始めからやり直してください」。頭にきて「始めからやり直したがな!」とATMに向かって怒鳴ったら、後ろで人の気配。明日はこんな赤っ恥が続きませんように。

13(土) 熊本の友人母子が来山。チャンスなので「新岩国駅は大きい駅だから下車したら必ず中央口から降りてください」と教えておいた。ちなみに新岩国駅には中央口なんて無い。とにかく改札口は一ケ所だけの小さな駅や。過去には下車後、念入りに駅員に確かめる人までおった。都会から来る客ほど騙されております。


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