周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

1月20―26日

2013年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo ん?この光景どっかで見たことあるぞ?と気付かれた方は素晴らしい。そうです2011年1月のジャーナルで、ある人に激写されたあの方です。今回激写され投稿下さいましたのは何と、この方の奥様であられます。どうですか?このえも言えぬ哀愁。そんな夫に戸惑いながらも付いてゆく妻。けなげで麗しい夫婦愛。さすがや!同じ分区のY教会T牧師!

1/20(日) 説明するとややこしいので略すけれど、今日は岩国カトリック教会のミサに出席。ミサの後に自己紹介するよう言われ、緊張のあまり名乗るのを忘れて、神父さんから指摘された。しかしなんでカトリックは上品な信者さんばっかりなんやろ?それに比べたら、うちの教会はさながら百鬼夜行やがな。という感想です。

21(月) アルジェリアで実に悲惨なテロ事件が起こった。大阪では悲しい体罰事件もあった。その結果、政府は自衛隊の行動規定を見直すなどと言い出し、大阪市長はその学校の体育科の受験取り止めを決めた。『羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く』ということわざがある。説明するまでもないが、羹=熱い吸い物でヤケ

22(火) ドをしたので、膾=冷たい酢の物を吹いて食べるという、トンデモ人間バカ野郎を揶揄したことわざである。そしてあろうことか、それをしようとしている。困ったことに支持する声まである。いやいや奴らは決してバカではない。これらを利用してまた危ない何かを企んでいる。この国は人の不幸を用いて歴史を作る天才や。

23(水) 今年最初の幼児礼拝に行く。まあ僕は前からここの保育園児たちは人を見る目が肥えていて、判断能力も高く、出来る子供たちばかりが揃っているなあ~と気付いてはいたが、それにしても僕のことまでよく観察しておるのには感心した。久しぶりに会った園児が僕を見て言った。「お兄さん」。あなたには主が共にいます。

24(木) 大島教会の大改造を前に荷物移動をする。礼拝堂二階部にある聖歌隊デッキにハシゴを掛けて段ボールに入った本を運び上げる作業が倒れるほどえらかった。思い出すのは高校時代の激しいクラブ練習。あれに比べりゃこんなの屁でもないわ!とハシゴを上る。そうか、僕は今日のような時のためアメフトをしていたんや。

25(金) コピー機がいよいよ末期症状を呈し、コピー屋さんを呼ぶ。ついにご臨終か、春まで持たんかったな、と思ったところ、必死の延命修理が功を奏し、なんと甦ったではないか!「一時的なものですよ」と念を押されたが、それでも嬉しい。もちろん歌いましたよ「ハレルヤコーラス」。ここで歌わにゃどこで歌うのよ?

26(土) クリニックに行った後の数日を解禁日としている。「何を」って?それは食い物です。食いたい物をカロリー計算したり、糖分量を考えたりせず存分に食うわけ。そしてまた10日間ほどのレント(受難期)に入る。すなわち、僕には二週間に一度、必ず幸せが訪れるわけ。羨ましいでしょ。なってみる?糖尿病患者に。


1月13―19日

2013年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

2013某寺の初詣の賽銭。バブルの前は万札も珍しくなかったが今は千円札ですらこの程度。でもここの参拝客が毎年約20万人。一人十円で200万。百円なら2000万か。うちの教会にそれだけ献金があれば新しいコピー機が買えるぞ。エアコンとオルガンを修理して新しい聖書と讃美歌をそろえて・・。その前に周防らしくなくなるやろな。

1/13(日) 夜遅く熊本からキム・ソンヒョ牧師が来会。最近は新しい失恋話しが無いので、ある意味つまらんが、それでも話題の尽きない彼だけあって遅く(月曜の未明)まで話が盛り上がった。サラリーマンとは違って多くの牧師は日曜の夜、解放される。いわゆるサザエさんを見ても憂鬱にならない種族なのである。分かる人には分かる。

14(月) 一昨日、テレビ山口で紹介されたペンションアロハオレンジのレストラン前に行列ができたらしい。マンガで簡単に描けそうな顔のシェフ友希自慢のテールスープやステーキを見た視聴者が殺到したのである。ハワイアン料理を食べたくなったらここがお勧め!それにしてもテレビの影響って怖いのう。

15(火) 今日もコンサートでお世話になった人に挨拶回りに行く。準備段階でも大変やったが、終わってからもこんなに忙しくなるとは夢にも思っていなかった。夜は夜で礼状書き。ほんまはメールでチョイチョイと打つか、パソコンで書いた手紙を出したいとこやが、感謝の気持ちを伝えたい一心で「あ~めんどくさ」などと

16(水) つぶやきながらも礼状を直筆で書く(こんなことをつぶやいてるのがバレたら感謝もへったくれもないな)。まあ受け取った方もこちらの意に反して「読みにくいのう。パソコンで書いて寄こせよな」などとつぶやいとるかも知れん。ここはお互いさまということで、日本人の伝統文化「誠意」に関する一考察でした。

17(木) 今でも毎日コンサートのCDを聴いている僕に向かって、末娘の帆波が言った「ハレルヤ中毒じゃ」と。結構、的を射ているが、中毒は言い過ぎやぞ。たとえば「ハレルヤ父さん」とか「ハレルヤパパ」、せめて「ハレルヤ親父」と呼んでくれたまえ。そうそう「ハレルヤン」なんて可愛いではないか。やっぱ・・・中毒かも。

18(金) JASRAC(ジャスラック)め!え?そのセリフは先週読んだ?もちろん覚えてます。あれは曲を使用した料金を払えと、ヤクザまがいの要求をしてきたことに対してです。今回は歌詞を使用した料金を払えと言ってきやがった。しかも讃美歌に対してまで金をせびってきたからお立ち会い!神様、今こそ奴らに天罰を下す時です。

19(土) パソコンで一番嫌なのは突然壊れること。プリンターが急に止まった。中古をつないだがこれもダメ。仕方なく新品を購入。こいつらはいつも突然や。現在、じわじわと調子を悪くしているコピー機を見習え!コピー屋には「春まで持つか・・・」と宣告されている。今のうちに少しでも元気な顔を見に来てあげて下さい。


1月6―12日

2013年01月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo人でごった返している正月の道頓堀。タイガースを意識した訳ではないやろが、ひときわ目立つ黄色に黒文字の看板を持って立つ青年。うちの宗派とは違いまっせ!と言いたくなるが、一般人から見ればこれも同じキリスト教。僕から見れば、今の我が教団も大差はない。でももし教団がここまでやるなら認めてやるぞ。どや?勇気ないやろ?

1/6(日) 今月もダブル役員会。礼拝後、大島に行きチャッチャと済ませ、周防に戻ってチャッチャと済ます。昼飯を食べる時間がなかったがガマンする。それには理由がある。年末~正月にかけてチィと食い過ぎたので、11日の検査日までに帳尻を合わせたいがため。今年も優等生を目指す僕らしくない一年が始まった。

7(月) 朝目覚めた時からひどい頭痛。久しぶりの頭痛で思い出したのは、小学生の頃、頭痛に悩まされるたびに父方の祖母が僕の頭に手をかざして拝んでくれたこと。実際それで痛みが軽減することもあり、自分から進んで祖母に「いやし」を乞うたのを覚えている。気分で治る病も確かにあるが・・もしかして祖母は真光教?

8(火) 16年以上使っていない大型灯油ストーブがあったので引っ張り出して恐る恐る点火してみた。大爆発!は、しなかったが妙な音がしてすこぶる調子が悪い。修理すること12時間。たぶん大丈夫やと思うんやがなあ・・。という段階までは直ったが自信はない。もちろんうちで使う勇気は無いので柳井教会に献上予定。

9(水) JASRAC(ジャスラック)め!亀チャリのコンサートで歌った曲を正直に申告したら、なんと10500円も著作権料をふんだくりやがった!黙っときゃよかったかなあ。正直者はバカを見る。しかし柳井のKちゃんが一生懸命書いて申告してくれたおかげで正々堂々過ごせるというものよ。それにしても・・JASRACめぇ!

10(木) 甥っ子がひったくり犯を捕まえたという。ところが警察に呼ばれ、午前2時まで事情聴取ということで引きとめられ、しかも臭い飯すら出されんかったらしい。よし!おじさんが文句を言ってやる!と意気込んでいたら、母親(僕の妹)がすでに文句を言うべく「文句メモ」まで用意してあったとか。血は争えんわい。

11(金) 新年牧師家族会の後、有志で二次会に行く。居酒屋の個室でカラオケ。最初にかけられた曲はヘンデルの「ハレルヤ」。締めくくりも「ハレルヤ」。みんなで大合唱する。去年の興奮はまだまだ冷めとらんぞ。それはええが、ガキから大人まで15人が居酒屋でハレルヤを大熱唱する姿に、店員もさぞ驚いたことやろ。

12(土) 二次会から帰ったあとも一人燃え続ける。柳井の角ちゃんが亀チャリコンサートを録画したDVDをくれたので「暇な時にでも観よう」と思いながら案の定すぐに観てしまった。しかも2回も。へ~え、最後の拍手は1分近くも鳴りやまんかったんや。知らなんだなあ。気が付きゃカーテンの隙間から朝の陽ざし。今朝も晴れるや。


12月30日―1月5日

2013年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 2013年元旦。走野がフグを3尾さばいてくれて夕食は贅沢にテッチリとなった。目の前でさばくのかと思ったが家でさばいてきたと言う。ほんまにお前がさばいたんか?にわかに疑わしくなってきたぞ。でもそう聞いたとたん、安心して食べる気になったのも事実。しかし我が子も僕を見て「人をさばくならフグさばこ」と思って育ったんやろなあ。

12/30(日) コンサートで赤字が出たら、年末年始にどっかの神社の境内で屋台を出してミドリガメを売らねばならなかったが、大成功したおかげで故郷に凱旋して正月を迎えることができる。礼拝後、家族全員ではないが大阪に向かう。帰省して最初に食べたのはファーストフード店のキツネうどん。メッチャまずかった。

31(月) 早朝の大阪南港は強風が吹き荒れ、しびれるような寒さ。鹿児島の志布志港から到着されるS教会のY牧師先生をお迎えし、ご自宅までお送りするためにやってきた。このクソ忙しい大晦日にわざわざ港まで迎えに来て、朝食をご馳走した上、自宅へ送らねばならぬほど、Y牧師野郎にはお世話になってるか?

1/1(火) 一富士二鷹三茄子の夢を見た。しかも見事に三つ全てが揃って登場した。生まれて初めての快挙や。こんなことなら無理してでも年末ジャンボを買っておくべきやった!とは言っても、真相は年末に見た何かのテレビCMがそのまま夢に出ただけ。今年も単純で、すぐに影響される性格のまま一年を送るんやろな。

2(水) 姪っ子にジンマシンが出て病院に行った。正月から結構混んでいたらしいが、「ゆうべフグを食べた」と告げたとたんに医師が慌て出したという。最終的には点滴を受けて帰ってきたが、それにしてもフグの力って凄いなあ。まるで葵の御紋やで。皆さんも病院が混んでいる時、「フグをちょっと」とか言ってみたらどう?

3(木) 貝塚市の水間寺へ初詣に行く。「人につまづきを与えるな」と聖書に書いてあるので正確に言います。「屋台めぐり」です。今回はポン菓子売りのおっさんとおふくろの値切りバトルが見ものでした。しかし念のため僕は、今年もたぶん「多くの人をつまづかせながら牧師をしてゆくであろう」ことをここに公言しときます。

4(金) 夏から閉店していた故郷の喫茶店が今日から再開。「ここは父さんの高校時代の思い出の店や」と言って天語を連れて行く。ん?なんか変やぞ。入ると同時に「五十路を迎えて~知るなさけ~♪」とヘタクソなおばはんの歌声。ガ~ン!カラオケ喫茶になっとる!僕は~呼びかけはしな~い~♪終わったな。さらば青春。

5(土) 昼過ぎに実家を出発。いつも強気で見送ってくれる母。一緒に居ると毎日のように小言を並べる母やが、また一人になって泣くんやろなと思うと胸が痛い。全行程天語の運転で20時に山口に到着。待っていたのは、亀の里への去年の春の印刷代請求書。チャリティーの儲けが全て吹っ飛ぶ額。こっちも・・終わったな。