正月から始まり、ひな祭り、七夕、ハロウィンにクリスマス。他にもパイレーツ・オブ・カリビアンなどのド派手な装飾。ほんまに『山賊』の飾りつけには節操が無い。しかしそこが『山賊』たるゆえんかも知れん。とにかく初めて訪れた人は度肝を抜かれる。うちから車で5分ほど。この37年間で案内したお客は数知れず。ビップ扱いしてくれてもバチは当たらんで。
10/21(日) 大島教会創立110周年記念式。周防のメンバー総勢が大島教会に集まり合同礼拝。そこまでは良かった。昼食時、某周防信徒が「頂きます」と食べ始めた。あのね、よそではお祈りしてから食事なんですよ。記念会では某周防信徒から「長い」「飽きた」との大きなため息。牧師をして37年「僕の牧会は間違っていたのか?」。陰の声「たぶんそうです」
22(月) 早朝、のあから「大島がまた断水に」という非常事態メール。時間が経つにつれ次第に状況が判明してきた。どこぞの外国の大型貨物船が大島大橋に接触して、水道ラインやらネットケーブルやらを切断したらしい。それからが大騒ぎ。橋が通行止めになるというので、島から出ようとする車で大渋滞。もしもこれが昨日のことならば周防教会の連中は大島
23(火) で足止めを食っていたかも知れない。そう考えると身が縮む。神様に感謝したい気分や。あの人たちのパワーは大島では受け止めきれんからな。しかし今年に入って大島は事件続き。広辞苑の誤記に始まり、断水騒ぎ、迷子騒動や逃亡者騒動の時はワイドショーテレビまでが来島。そして今回の接触事故。これぞ当たり年!んなこと言っとる場合やない。
24(水) オケーさんに頼まれた作業内容⇒B4の色画用紙五十枚を縦5mm。もう五十枚を3mmに裁断すること。良い所に来ていた福ちゃんと、同じく良い所に来た慶君に手伝ってもらった(二人にとっては災難でしかないけど)。気が遠くなるような単純作業やが、災難二人組の作業を見ていて違う意味で気が遠くなりそうになった。あんたら、幅がバラバラやがな!
25(木) 三日目の夜12時過ぎ。ついに作業完了!似ているなあ。苦労して高い山を制した時のような清々しさに。それもこれも福ちゃんと慶君が手伝ってくれたおかげです。もしもこの作業が僕一人ならば、間違いなく二日はかかっていたであろうところ、彼らのお手伝いがあったので三日で完成させることが出来ました。だからこそ何倍にも感じられた清々しさよ。
26(金) 牙城の一角が崩れたという興奮気味の情報が入った。昨日終了した教団総会でガチガチに固められている三十人砦の中に四人の刺客が当選したという。しかも三役の中にも一人(副議長)入った。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。盛者必衰の理が現れ始めたんやな。待てば海路の日和あり。カチャーシーを踊るほどでもないが小躍りはしたい。
27(土) 大橋の通行止めで大島からうちの近くの中学に通学している世与(せと)が数泊した。何でもきちんと出来る預かりやすい子や。建ジイ(辻建牧師)の体調が悪い時も手助けをするらしい。出来ればもっと預かって教会の仕事を教え、小坊主として育てたいところやが、その前に牧師の影響が伝わって、良からぬ方向に向かわせてしまう公算の方が大きいか。