子供の頃、蛾と蜘蛛が大の苦手やった。そこで夏休みの自由研究で蜘蛛の生態研究を行なった。恐さで叫びながら研究した結果、えらいもんで蜘蛛嫌いを克服。蛾も同じように研究して克服した。やっぱ苦手なもんは避けずに近づくべきやな。全国津々浦々の僕を嫌いな方々!ぜひ近寄っといで。噛み付かんからね。写真はヤママユ。
8/21(日) 広島空港⇒羽田行きは13:30発。うちから空港まで110km。普通ならアウトやが僕の説教が短いのと、暴走運転で、礼拝が終わってからでも余裕で間に合う(色んな意味において説教は短い方が得やで)。夏休みの里帰りラッシュの家族連れで混み合う空港で、めぐちゃんとの最後の昼餐は尾道ラーメン。またおいで。
22(月) 行きつけのクリニックの最大の難点はトイレが男女共同スペースであること。今日も検尿を取っている最中に突然後ろからバアちゃんが「これはどこに出すんかいのう?」とコップを差し出してきたので「そ、そこの窓んとこですよ」とアゴで教えてあげた。危うく出かかった小便が止まるとこやったぞ。
23(火) 鹿島教会の久保田愛策牧師が来山。今回は妻の瞳ちゃんが来られないらしく、みんなガッカリしていた。三日後に、やはり女房を置いて一人で来るという佐藤牧師にもガッカリした人は少なくない。かく言う僕もこの30年でいったい何度「雅子さんは?」と聞かれ、あちこちでガッカリを撒き散らしながら旅してきたことか。
24(水) 中西さんから「今晩ですよ」と教えられ、灯篭流しの見物に行った。初めて観る灯篭流しやが、先頭を行く親舟は沈没し、他の灯篭は岸にへばりついて流れない。たしかこれは先祖の魂を弔う儀式やったよな。へばりつく灯篭を竿で突き返す村人の姿は、この世に未練を残す魂を棒で追い払うように見えた。
25(木) 飲酒問題で光星学院の祝賀会は中止,準優勝報告会は謝罪報告会となった。飲酒3部員(停学)は「野球を愛する者たちへの背信行為」との酷評。でもそれは「規律を忠実に守る高校生の模範的な姿を愛する者たちへ」の間違いやろ。高校時代、部活の先輩送別会は予約した割烹料亭で大宴会。トイレはゲロの山やった。
26(金) 桂浜に建っている坂本龍馬の銅像に似ていると思うんやが、漫才コンビ・オードリーの春日の方がもっと似ているという佐藤直樹牧師が来山。カラオケが大嫌いで、軽いツッコミにもボケで返せず、旭川出身なのにスキーは苦手、猛虎一筋生涯虎党の無骨な彼やが、僕の留守を助けに来てくれたええ奴や。
27(土) 明日の走野の結婚式のため大阪へ。当初「日曜の正午。大阪のホテルのチャペル。司式は外国人牧師」と聞いた時にはのけぞった。『門前の小僧習わぬ経を読む』という諺があるが、君の父も牧師やということを知っとるか?結局、式は僕がすることになったが…もうちょっと経を読み聞かせておくべきやったかのう。