新神戸駅前風景。玖珂駅前(うちの教会がある駅)とは違うなあ。昔、玖珂駅でこんなことがあった。駅に電話がかかって、駅員が「はいはい」とだけ言って切った後、列車が入線。しばらく発車せんかった。と、タクシーから降りて来た婆ちゃんが「すみませんねえ」と言って列車に乗り込んだ。待たせていたんかい!古き良き時代の出来事。
7/24(日) コロナ禍、全国的に精神科病院では患者の外出を禁止。罹患しても救急搬送されなかった。でも外出を許さなかったのは社会の方だ。今日、敏子さんが2年半ぶりに礼拝に出席。いつも礼拝後に恋人の植木さんと過ごされていた和室で長い長い眠りについて。やっと戻って来られましたね、敏子さん。
25(月) 時速70km/hで走る霊柩車なんて見たことがないぞ。首をかしげながらついて行った。すると途中で止まったドライバーが降りてきて「すみません道を間違いました」と謝った。きっと植木さんを一人残して逝くことに未練があって、急ぐドライバーを惑わしたんやろなあ。そうなんでしょ?敏子さん。
26(火) キャンプ場の下見に行く。例年通り、川の水は澄んでいて河原の地形も問題ない。ひとつだけ心配があるとすれば、ここはキャンプ場ではないし、河原は狭いので先客があればアウトや。しかもコロナの流行で世の中は空前のキャンプブーム。あの作戦で行くか。「ここクマが出ますよ」と言って人払い。
27(水) 先週第4子目を出産した彩七が退院して教会にやって来た。しばらくうちで面倒を見ることになる。初めての男の子で命名は隼(しゅん)。時代劇好きの僕としては隼之介とかにしてもらいたかったんやが仕方あるまい。昔、自分の子の名前の候補に苦死勝(くしかつ)というのもあったなあ。却下されたが。
28(木) モビリオのエンジンがぶっ壊れてしまったので、新しい車シエンタを購入した。新しいとは言っても残念ながら新車ではない。とにかく車が無ければどうしようもないので「何でもええからとにかく安いの!」と車屋に頼んでいたらこの車を紹介された。車の年式はまだまだ青春真っ盛り今年で19歳。
29(金) 友達の結婚式で帆波が沖縄から昨日帰って来た。奇しくも隼は帆波と同じ日に生まれたので、ささやかながら誕生祝いのケーキを買って祝う。が、僕が選んだチーズケーキを孫娘がとった。普通の祖父は「いいよ。お食べ」と言うかも知れません。僕の場合は「こら!それはわしのじゃ!ぶち殺すぞ!」
30(土) 闘病中の中西さんに代わって教会の会計を担当して二カ月目。月末が来ているのであわてて郵便局に振り込みをしに行く。自分の給料を自分で計算して自分に支払うというのは結構ハードボイルド的な行為であって、いつか頭ん中がメダパニ(TVゲームで言う混乱)状態になりはしまいかと心配している。