周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

5月21―27日

2006年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

5/21(日) 3時間だけという条件で外出を認めてもらった。しかし外に出ちまえばこっちのもんよ。3時間を守る気持ちなんか端っから無い。9時から16時過ぎまでシャバの空気を吸わせてもらった。明日は意地でも退院するつもりなんで、今夜は病院のラストナイトでも楽しむか。

22(月) 退院やというのに血液検査にレントゲンに心電図。最後の最後まで患者から銭をしぼり取るのか!3泊4日で4万円。旅館に泊まって温泉に入ってりゃ間違いなくもっと早く元気になっとった。悔しいから僕の検尿コップを内緒で捨ててやったわい。ささやかな抵抗。せこ~。

23(火) 結局「不明熱」ということで片づけられたが、それよりも今回の高熱事件で、10日前にもっとすごいことが判明!親父の遺伝財産の生前分与にしてはちょっと早過ぎるが「糖尿病」が発覚。「この薬を食前に飲んで下さい。副作用としてガスがよく出るかも…」と言われた。

24(水) 5/12に寝込んでから7日間ベッド、入院で4日ベッド。寝たままでいることの苦痛がよく解った。体はナマるわ、腰は痛いわ、寝るっていうのは大変なことやったんや。体も昨日の夜あたりからやっと復調。さあ、たまった仕事をするぞ!と思ったが…頭ん中が、まだ入院状態。

25(木) 廿日市にて事業団評議員会。どこでどう噂が広がったのか、事業団職員の間では僕は「重病で教区総会も欠席していた」ことになっていたらしい。これは僕に「重病であってほしい」と願う人々(特に牧師たち)の思いのあらわれかもなあ。ご期待に添えんで、すんまへんなあ。

26(金) 大阪の友達らからメールが届く。そこには僕の健康を気づかうことばが綴られていた。「昔は山の上のキャンプで裸になって雨の中、一晩中騒いでいたのにねえ」か。あれは確か、和歌山のキャンプ場やったなあ。お互い気持ちの上では今も高校生。時間の止まった中年たちよ。

27(土) 久しぶりに青年たちに加わって、パソコンで仕事をするかたわら「不夜城」に参加する。僕がダウンしている間も土曜の夜の不夜城は毎週開城されていたようや。これは周防の教会たる大事な一部分やから僕が居なくても続けてほしい。え?牧師がおらん方が続けやすいって?


5月14―20日

2006年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

5/14(日) どっひゃ~!や。熱が39度のまま朝になってしもた!おまけに、週報がぜんぜん出来てない!病気で週報が作れんかったというのは、24年間牧師をしていて初めてや。とにかくフラフラで礼拝をする。午後の大島教会もフラフラダンス。夜中に40度突破!病院へGO!

15(月) 「昨日は散々でしたよ。熱で週報も作れず…」午後から岩国での牧師会でみんなにそんな話しをするはずやった。が、僕はまだベッドでウンウン唸っている。どういうこっちゃ?Dr木村はインフルエンザなら治療のタイミングを逸したという。じゃあ原因は何や?知恵熱か?

16(火) ものごころついてから、こんなに高熱が続いたなんて記憶が無い。ましてや日曜深夜の40度なんてのは青天の霹靂!まあ…ぼちぼち下がるやろ。38度台になりはじめたし。そしてせっかくの病床ゆえ、かねてから読みたかった『ダ・ヴィンチ・コード』をむさぼり読む。

17(水) この本は世界中で物議をかもし出すはずや。本の販売禁止や映画の上映中止運動がおこっている。ぜひ教団総会議長にも読んでもらって感想を聴きたいもんや。熱は37~38度台まで下がった。このまま下がってくれるやろ。しかし…この本を読んだ興奮でまた上がりそうや。

18(木) Dr木村に「限界です」と文字通りドクターストップをかけられた。でもドクターストップなんて言われてもなあ~。ずっと寝たままやったんやからこれ以上どうすりゃええねん?寝るのをストップちゅうことは「死になさい」ってことかいな?。名医木村も、もはや迷医か?

19(金) 伝染病でもあるまいし!Dr木村の点滴で熱も下がったというのに!嫌じゃ嫌じゃ!国病だけは嫌じゃ!ダダこねるぞ~!との抵抗むなしく、岩国の国病に入院させられてしまった。4年前の悪夢がよみがえる。病棟まで4年前と同じ5階。何でも言うことをききますので、

20(土) どうぞ入院だけは勘弁して下さい…なんてわがままが通るわきゃないわな。ふん!こうなりゃ4年前と同じ不良患者になったるわい。飯ゃ食わんぞ。ベッドにゃおらんぞ。消灯は守らんぞ。なんで熱が下がって元気になったのに入院やねん!治療費は病院の奢りなんやろな!


5月7―13日

2006年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

5/7(日) 今週は教区総会を迎えようというのに、なんの準備もしてない。しかし僕はけっこうのんびりしとる。それは「家族の手を借りること」を覚えたからや。子供らも色々と使えるくらいに成長したしなあ。とりあえず「反抗」を覚えるまでは、めいっぱい子供を用いにゃ損や。

8(月) タダより安い物は無いという言い方と、タダより高い物は無いという言い方の両方がある。今回はどうやら後者の方みたいや。大阪へ引っ越した中村さんが古い家のエアコンをくれるというので業者に付け替えてもらった。故障だらけ。3つの業者の世話になる。請求書が…恐ろしい。

9(火) 教区総会。今回の会場は神話の国『出雲』。教団からの問安使に対して議場は「お帰り下さい」を決議する。一見「何という失礼な」と思われるかもしれない。しかしどちらが「無礼」かは、よく考えてみれば一目瞭然や。ただ、それを議場のみんなに解るように説明しなけれ

10(水) ば、いくら意味ある決議でも、意味を成さぬことになる。大阪の教会の友達が言っていた「総会で発言される先生方。もう少し分かり易い言葉にならないものでしょうか。勉強不足の信徒は、なんでそんな細かい事が問題になるのかなあと思ったりします」。西中国も同じです。

11(木) どうもゾクゾクするなあ…出雲のホテルで素っ裸で寝たせいかもしれん。しかしシングルの醍醐味はやっぱ開放感につきる。誰にも気兼ねせんで過ごせるというのは精神的にもくつろげる。などといいながら、このゾクゾクはとんでもないゾクゾクへとなってしまうのでした。

12(金) 本格的に風邪を引いたらしく熱が38度を超えた。降圧剤も切れたし、天語の喘息の定期健診もあるし、重い腰を上げ僕も病院へ行くことにした。久しぶりに来た僕を待ってましたとばかり、検尿,採血,心電図にレントゲン。Dr木村による検査のフルコースの始まり始まり。

13(土) 今週は事務仕事に全く手をつけていないので、やや憂鬱。昼からがんばるか。もうすぐ熱も下がるはずやし。…のはずが、熱は下がるどころか39度台にまで達した。まさか今の時期インフルエンザなんてことはあるまい。思い切って夜まで寝るか。仕事はそれから徹夜やな。


内々の話しやけど

2006年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム

takeさんのコメントどおり、西中国の総会は最近平日行なわれるようになりました。「休日は宿泊施設が取れないし、料金も高い」というのが理由らしいですが、それは言い訳か詭弁です。なぜなら、今まではちゃんと休日に総会を開いていました。平日勤めのある信徒の参加を配慮すると当然なことです。では、なぜ平日に開かれるようになったかという本当の理由は「一部の牧師にとって、ゴールデンウィーク中は結婚式アルバイトの書き入れ時だから」です。そして、その牧師の多くは、結婚式の多い『街』で暮らしています。僕のような『田舎』暮らしの牧師からみると「うらやましい限り」です。信徒よ立ち上がれ!牧師の横暴を許してはならない!牧師も人の子。むやみに信用したり、尊敬してはいけません。(こっちにもバイト回せ!)


コメントおおきに!!

2006年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム

森はんに竹内、いつもコメントはばかりさん。

『寝ずの番』は、笑えるし、泣けます。ぜひご覧あれ!僕は今遅ればせながら『ダ・ヴィンチ・コード』を読んでます。とにかく読んでから映画を観ないと、付いていけんかったら悔しいのでね。『東京タワー、おかんとぼくとときどきおとん』は気になる作品やけど、まだ読んでません。『ダ・ヴィンチ…』の後で読みます。ギターは思い立った時に突然弾くことがあるけど、年に1~2回やから、指が全くついていけんだけでなく、痛くてたまりまへん。

こちらは明日(5月9~10日)から出雲で教区総会です。荒れそうです。僕も竹内と同感で、信徒に意味が通じない議論ほど愚かで情けないものはない。しかし、今年の教団総会議長の挨拶文は完全な宣戦布告です。なんで教団はこんなにカルト的に保守化したんやろ?この傾向は日本政府の動きと全く同調しているのが恐ろしい。

ほな、またコメントよろしく。