周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

10月19―25日

2014年10月26日 | 日記

 I・H教会バザーで僕が毎年担当するゲーム。空気圧で丸い的を倒せば景品がもらえる。一回百円。やが!景品は十円程度の品。他に不要になったぬいぐるみやオモチャもある。そんなこととは知らない子供らが行列を作る。騙されるなプロレタリアートたち!あんたたちは搾取されている!こら!そこ、ちゃんと並ばんかい!

 

 

10/19(日) 柳井の道を車で走っていて思わず「あ!」っと声が出た。バッティングセンターが取り壊されているではないか!ショックやった。どれほどのショックやったかというと、末娘から「死ねジジイ」と言われた時よりもショック。もっとも、末娘からそんなふうに罵倒されるような場合、たいてい僕の方に原因があるんやが。

20(月) 大島教会にて牧師会。やっぱりビール7リッターじゃ全然足りんかった。今日あわてて7リッター追加しておいて良かったわい。それにしてもみんなもう若くもないのに何ちゅう飲酒量や。それだけ飲んだら出るわなあ。帰りにトイレまで間に合わなくて某幼稚園の園庭で用を足した牧師までいた。え?これって内緒なの?

21(火) 寝袋を使用するにはまだ冷え込みが足りないが、布団の横に置いていつでも使用できる準備をしている。これで眠るととても落ち着くんやが、一つだけ欠点がある。電話などで急いで起きなければいけない時に、あわてているうえ、寝ぼけているので、昨年の冬は起き上がろうとして少なくとも5回は転倒した。

22(水) 次女の彩七(サイナ)が出産。保育園の礼拝が終わったその足で病院に駆けつけた。生まれて2時間の子の顔はどう見てもモンゴル出身力士の逸ノ城にそっくりやったのに、みんなは「かわいい」と言う。その「かわいい」は「ちいさい」という意味における「かわいい」やろ?僕はどう見ても「おもろい」としか言えんけどな。

23(木) 昨日の園児礼拝でのこと。いつものように紙芝居をする前に少しだけ聖書の話を始めたところ、「早く紙芝居してよ」と年少の子に苦情を言われてしまった。すまんのう。実は僕も紙芝居だけしてサッサと帰りたいんやが、なんせ礼拝時間は三十分。紙芝居だけじゃ持たんのよ。悪いけど大人の都合に付き合ってね。

24(金) 明後日の岩国市議選挙を前に某立候補者さんの演説会で応援スピーチを頼まれた。先約があったのでお断りせざるを得なかったが、僕にスピーチを頼むとは藁をもつかむ心境か?でも岩国で明確に反基地を訴える候補は40人中11人だけ(定数32)。全員当選しても少数。ま、どこぞの全数連記でないだけマシか。

25(土) 教会カレンダー11、12月分を作った。うちのカレンダーには「今日は何の日コーナー」がある。ちなみに11/13は「エリン・ブロコビッチが謎の死をとげた日」、11/30は「老いらくの恋の日」、12/9は「北海道・三毛別羆害事件」等々。教会と何の関係があるのって?教会はこの世のあらゆることに「愛」を注ぐのです。らしいぞ。


10月12―18日

2014年10月19日 | 日記

 阪神が巨人を4タテにして日本シリーズ進出を決めた。大阪の友人らが狂喜乱舞している姿が目に浮かぶ。でもクライマックスシリーズって何やねん?やっぱりリーグ優勝したチームが出るべきやろ。それはそうと連敗中、巨人がベンチに盛り塩をしていたのには驚いた。もし塩を撒きながら打席に立つのなら僕も認めるが。

 

 

10/12(日) 間もなくハードが壊れるぞ!という警告が出ているパソコンを見てもらうため慎を呼ぶ。彼は石川県の能登半島の先っちょにある秘密組織の学校を出ている。確か北陸の先端の科学地球防衛技術何たらとかいう学校やったはずや。そしてパソコンは見事危機を脱した。そう、この日のためにお前は生まれてきたんや。

13(月) 怪獣を倒した後「よし」と言わんばかりにうなずいて飛び去るウルトラマンの如く、台風19号に追われるように慎は広島へと帰って行った。しかし思えば今までパソコンの調子が悪くなった時に何人の人々に助けてもらったことか。心より感謝はするが、僕がついつい人に頼ってしまうのはお前らが甘やかすからやぞ。

14(火) オークションで落札した『世界動物文学全集』30巻が届いた。ページは聖書のように上下二段に分かれている。就寝時の読書本として読むので、睡魔が襲うまでが読書タイム。それゆえ数ページくらいしか進まん。眠い時などは数行で夢の世界や。一巻350ページある。一日1ページやと・・・30年!死んでまうがな。

15(水) 駐車場のアスファルトがモコモコ。イチョウの根以外に最近は竹の根まではびこり出した。スミレもアスファルトを割って群生している。植物に負けず虫たちも深まる寒さの中、元気にうごめいている。予算が乏しくとも、援助で息をつなぐとも、信徒が増えなくともこの教会には勢いがある!ゲゲゲの教会と呼んでくれ。

16(木) 気温6度台の寒い朝。さすがにTシャツに毛布一枚じゃ寒いが、今年も僕の好きな季節がやってきた。気分は雪山で野営しながら獲物を追うマタギ。これで読む物語が極寒の動物ものなら臨場感あふれるんやが、第1巻目はケニヤが舞台の『野生のエルザ』。今からガンガンストーブ焚いて部屋をアフリカにするか。

17(金) 四カ月ぶりに年貢を納めクリニックへ。さっそく心電図やら血液検査やら色々チェックされることに。ところで検尿の時のこと、僕の後ろの個室の中から婆ちゃんが大声でヘルパーさんを呼んでいる。チョ、チョイ待ち婆ちゃん!僕がまだ小便しとる!この男女差別の無い平等トイレ、ほんまになんとかならんかいな。

18(土) 明後日の大島教会での牧師会で用いるため、ビールサーバーを運び込む。僕はこの教会の代務者やが教会活動は全て辻建牧師に丸投げしている以上、せめてビールでも差し入れにゃ立つ瀬がない。ただ、O川,T田,K原,H本,ベム,ボス・・。あらためて牧師らの顔を浮かべるとビール7リットルじゃ全然足りんぞ。


10月5―11日

2014年10月12日 | 日記

(なんと!写真が消えた!気長に待ってちょ)

ある場所で見つけた戦没者慰霊碑の横にあった碑文。なかなか立派なものやったが、信じられないことに誤字がある。他にも送り仮名に間違いがあった。 最初は外国人が建てたのかなとも思ったが間違いなく日本人の慰霊碑や。ま、戦争という間違いよりゃマシか。あ、いや失礼!でも、もうちょっと心を込めろよな。

 

 

10/5(日) 武器輸出三原則が緩和されたのをきっかけに、国際武器見本市に初めて日本ブースが設けられた。世界に誇るという日本製を、嬉しそうに自慢げに語る関係者を見ていると気分が悪くなりチャンネルをかえた。平和は武力で守るものと考える人は少なくない。武器で平和をおびやかす奴らに対抗するには、より

6(月) 強力な武器で応戦せにゃならん。儲かりまんな。ところでイスラム武装集団が持つ武器にはアメリカ製も多い。今後は日本製が使用される可能性も出てくるやろ。職人が作った包丁が殺傷事件で使用されると無念やが、殺傷目的で作られた武器をその目的のために使用されたら、武器商人冥利に尽きるんやろか?

7(火) イスラム戦闘員になるために渡航しようとした大学生の事件で大騒ぎ。そういう考えの人間が出てもおかしくはないと思っていたので驚きはしなかった。いったいどんな罪にあたるのか知らんが、今後日本が連合国として参戦する可能性もある中で彼は国賊扱いとなった。この国の戦時意識はな~んも変っとらん。

8(水) 1964年の東京オリンピックで使用された聖火台が石巻に移送されるらしい。2020年五輪計画で根こそぎ東京に建築業者を持ってゆかれて復興工事の目途すら立たなくなった東北に、邪魔になった聖火台を送り復興のシンボルにするという。へええ~。信じられんほど粋なことするねえ。これもおもてなしってやつか?

9(木) 久しぶりにネットオークションをした。狙っているのは『世界動物文学全集』。こんなもん誰も競争相手はおらんやろと思っていたのに一人だけ入札が入った。4500円からのスタートやったが4700円であっけなく僕が落札。あらら、ごめんなさいね。競争相手の方は、きっと動物好きで気の優しいお方であったに違いない。

10(金) 秋に発売される栗と芋のジャムを買うために大島のジャム屋へ。ここのジャムは普通のジャムに比べると、量は少ない上、価格も2~3倍ときている。これも贈り物にしたいがための購入や。一つだけ悔しいのは、受け取った人はこんなに高いジャムやなんてこと知らんやろなあ・・・ということ。ああ値段を教えたい。

11(土) 先日のとある集会にて。懇親会で獺祭を取り出した理由は「どや、これが噂の獺祭よ。しかも2割3分、大吟醸。六千円じゃ!」と見せびらかして自慢するだけの目的やった。だが意に反して若手牧師らは羨ましがりこそすれ「飲ませろ」などと要求しない。なんと健気な連中よ。ここで開封せにゃ僕は単に嫌な野郎やぞ。


9月28日―10月4日

2014年10月05日 | 日記

(写真が消えてしもた!またなんぞ貼ります)

 

9回の表。カープ3点リード2アウトの場面。カープ席に座っている白髪頭のオッサンが何を血迷うたか突然ヤクルトの応援を始めた。周囲の顔色をうかがいながらあわてて止めようとする奥さん。戦時中「日本は負ける」とか「戦争はいかん」と言う人を止める光景を思い浮かべてしまった。ま、ある意味においてここは戦場か。

 

 

 

 

 

9/28(日) 布団のへりを7mmくらいのゴキブリの子が歩いていたのでピンと指ではじいたら枕元にある小さなクモの巣に引っかかった。すかさず5mmくらいのクモが飛び出て「いただきます」とばかり糸で巻き始めた。間近で繰り広げられる弱肉強食の世界に見入ってしまう。枕元での大自然スペクタクル。

29(月) 新球場になって5年目。初めてマツダスタジアムへ。めったに来れないので隅から隅までくまなく探索する。色んな種類の観戦席がある。ビジター席での注意「ここではカープグッズの着用・使用はご遠慮ください」か。まるで一触即発の紛争地帯か自然保護区やな。今日のヤクルト戦はカープの勝利。

30(火) 昨日はるか南の太平洋上で台風18号が発生。不安がよぎる。来週早々に開かれる集会と重なるかも。嫌やなあ主催者って。昔、沖縄で研修の帰りの日に台風に遭遇した。主催者ゆえ、みんなの手前、顔では心配して心じゃ欠航を願った。だって沖縄でもう一泊できるやん。結局期待は裏切られ飛んだけど。

1(水) パソコンに『ハードディスクが壊れそう』という赤色警告。何が起きた?赤はハザード。レッドカード。家計簿の赤字。学生時代の試験の欠点。しかし腑に落ちないのは、水にぬらしたとか、落としたとか、変なサイトにアクセスをしたとか「心当たりが全く無い」こと。謄写版印刷をした時代が懐かしい。

2(木) 夜、川原牧師がパソコン治療に来てくれた。とにかくまだ息があるうちにバックアップをしてくれるという。僕にわかるよう説明してよ。それは遺言状を残すということか?外付けの機械がなんやて?人工心肺につなぐってことか?入院か?余命は?とにかくわからんことだらけ。命だけは助けてくれ。

3(金) 光市と大和町が強制合併10年。ニュースで特産品を用いた給食が紹介されていた。地元食材のタイにアナゴ、ホウレン草。「何が一番美味しかったですか」という質問に声を揃え「デザート」「牛乳」。のけぞった。市としては嘘でもタイとかアナゴって言ってほしかったやろ。ガキ共、その調子で育てよ!

4(土) 先日大阪の友人がDVD映画をドッサリ送ってくれた。その中に前から観たかった『ひとごろし』(原作/山本周五郎)があり嬉々として観る。原作の方が断然面白いが今は亡き松田優作の名演が光る。名うての剣客に挑む腰抜け侍の物語。こんな戦い方もあるんやなと感心する。ぜひ原作をお読みなされい。