周防教会・牧会ジャーナル

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7月11—17日

2021年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム

ある満月の夜の写メ。場所は教会の玄関前。先日この道をキツネが通って左の方へ去って行った。以前はタヌキやアナグマもよく現れたが最近はとんと姿を見せん。ここは絶好の自然観察場所。しかもモンスターまで出没する!ポケモンスタジアムがあるからや。しかしモンスターよりもゲームをしに来る人間を見ている方が面白い。

 

7/11(日) 午前0時過ぎ、礼拝準備を終えて寝ようと教会の玄関を出たところ、獲物(大きめのネズミかイタチ)をくわえたキツネに出くわした。前に見たのは数年前やから、まだこの辺を縄張りにしていたのか。野生に生きる動物を見ると僕は元気がみなぎる。一方、キツネの方はきっと寿命が縮んだに違いない。

 

12(月) テストに採点ミスがあった人は図書室まで来てください!と掲示して待機していた。それよか昨日のキツネの話を誰かにしたくて仕方がない。でも生徒が来ない。おかしいな。僕の採点にミスが無い筈がない。誰か来るやろと待っていたが結局誰も来んかった。こんな時に限って採点ミスは無いのかい!

 

13(火) 学校から「受けた方がいいでしょう」という呼びかけもあり、生徒の列に交ざってワクチンを接種する。小学校の頃に受けた集団予防接種を思い出す。高学年になって泣く生徒は「軟弱者」の称号が授けられた。声を出して泣かずとも、涙目はなかなか隠せず「あくびをした」と誤魔化してもほぼ却下された。

 

14(水) 昨日、中国地方の梅雨明けが宣言された。蒸し暑い中、亀の里委員会を開いていると突然中学生の男の子が入ってきて「スイッチ忘れていませんか?」と言う。電気を点けっぱなしで帰っていないかを確かめに来たんやな。悪ガキにしては感心や!と思ったらスイッチという名のゲームのことかよ。

 

15(木) 午後になって激しい雷雨。子供の頃、遊んでいて雷雨に見舞われた時、よく玉ねぎ小屋で雨宿りした。岸和田は玉ねぎ栽培が盛んやったからや。進駐軍の兵士が小屋の玉ねぎをもぎ取って食べていたという話を、玉ねぎを食べ残した僕に母は何度も聞かせた。兵士の味覚がおかしいんやと思いつつ聞いた。

 

16(金) 出席数不足の生徒がいたので補習授業に行く。自慢じゃないが高校生時代精勤生徒やった僕は一度も補習を受けたことが無い。ただし授業中はほとんど寝ていて、それに追試験は毎度のことで追試の追試まで受けた。今思うとよく進級できたもんや。こんな生徒を留年させると教師も面倒やったからやろ。

 

17(土) テレビをつけたら夏の高校野球山口県大会がライブ放送されていた。さすが山口朝日放送や!今日は聖光高校野球部の試合がある。僕の教え子も出場する。ワクワクしながらテレビ中継を観ていた。第2試合が終わりいよいよ第3試合という時に中継が終了。おい!何してくれとんねん!山口朝日放送!

    ※試合は4―3。延長11回裏、防府高校に逆転サヨナラ勝ち。


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1 コメント

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Unknown (次女です。)
2021-07-25 10:00:38
今週の牧会ジャーナルが更新されていませんが、パソコンの調子が悪いだけで、父は普段通りのうのうと生きております。
また心配される方がいてはいけない(いたらいいけどな)と、父に代わりお知らせします。
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