周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

9月19-25日

2010年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

005夜中、突如現れたテロリスト集団。うちのガキ共や。青年に借りたモデルガンを持って悦に入っとる。気持ちは分からんわけではない。僕もガキの頃はこんなのに憧れたこともある。でもここは教会やぞ。どうせなら天神さんの境内でやってくれ。

9/19(日) 今日はナイト開園。しかも無料。ということで周囲の絶大なる要望に応え(実は逆らえず)徳山動物園に行く。闇の中で動く動物は結構リアルで迫力あるなあ。しかしこれがあの徳山動物園か?と疑ってしまうほど霊長類サル目ヒト科でごった返し、ひっきりなしに迷子の呼び出しアナウンスが流れとった。

20(月) 昨日は食事して帰ろうとした。ところが吉野家がなんと順番待ち!吉野家のくせに。しょうない。高速のSAや。ところがここも満席!せっかく気持ちを牛丼からラーメンに切り替えとったのに。諦めてスーパーへ。なんと惣菜が売り切れ!懸命にラーメンから煮物へと変更したこの気持ちはどうしてくれるねん。

21(火) 先月亡くなった大将の家に弔問に行く。途中、高速のPAで一服しながら屁を一発ひったところ、あろうことか空砲ではなく、実弾をひねり出してしもうた。腹の調子が悪かった訳ではないからつい油断した。初歩的ミス。それにしても、まさか大将の遺品パンツをはいて帰ることになるとは夢にも思わんかったな。

22(水) 今夜は中秋の名月。あいにくの曇り。仲秋と書くよりも中秋の方が正しい。ところで中秋=満月ということではない。秋の中心の月という意味やがいつも満月に近い日なので勘違いされたんやろ。ゆえに「中秋の満月」とも言わない。そんなウンチクより、団子を買い忘れたことの方がどんだけ悔しかったか。

23(木) 5日ほど早いが家族が揃える今日彩七の誕生祝いをした。うちの多忙ランキングは次の通り。1位=学校とクラブで天語(同、有馬で板前修業の走野)。2位=患者と格闘の彩七。3位=町工場で友佳。4位=一家の要の雅子。5位=狩りでめかり。最下位はもちろんゲゲゲ生活を満喫している帆波と僕。

24(金) ところで『ゲゲゲの女房』は明日で終わる。水木しげるの「少年よ頑張るなかれ」とか「なまけ者になりなさい」という名言が好きや。ところが88歳になった水木がテレビで今の若者に向けて「がんばりなさい」とか「働きなさい」と言ってたのでのけぞった。ま、価値観が変わるということは人間にとって大事やが。

25(土) 徳山に『キャタピラー』を観に行った。ひと昔前なら右翼が抗議に来そうな反戦映画や。第二次大戦で四肢や言語を失い帰還した兵士が村で軍神と崇められる内容。軍神,鬼神,死神,貧乏神もあれば、荒神,天神,女神に福の神と、神と付くのは両刃の剣。主とか父とかがつく神の方は…大丈夫かいな。


9月12―18日

2010年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

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予定の無い日はゆっくり眠った後、ガーデンテラスでブランチとシャレ込む。持論=『牧師は暇であるべし』。少なくとも「牧師先生はいつもお忙しい」などと信徒に言われるような牧師になったらおしまいや。いつ行っても教会におる暇な牧師になるべし。これを維持するには教会員の深い理解も要るからマネは難しいぞ。

9/12(日) この夏、屋外テラスでどれだけ蚊取り線香を焚いたか分からんが、少なくともフマキラーから感謝されてもええ量やろ。しかし金鳥の蚊取り線香は焚けんかった。やや値段が高い。その分効くんやろか?いずれにせよ僕には贅沢品。でもいつかは惜しみなく金鳥を焚けるような身分になって家族を喜ばせたい。

13(月) 昨日大島教会で講演してくださった農伝の君島校長を近隣案内する。帰りがけ「亀の里に」と献金をくださった。「え?つい先日もいただきましたが…」と言うと、「まあまあこれはこれで」とでも言うのかなあ…と思っていたが、さすが農伝の校長!言うことが違うねえ。「しまった!」と結構本気で言っとったぞ。

14(火) 今日の『ストレッチマン・ハイパー』を見て驚いた。秋葉原のメイド喫茶で「お帰りなさいませ。ご主人さま」などと言われ、嬉しそうに鼻の下を伸ばしとったからや。やるなあNHK。しかも教育やぞ。制作がNHK大阪だけに基準がギャグなんやろな。今後もっと羽目を外しながらNHKを改革しろ、ストレッチマン。

15(水) 8/26に載せた「凄まじい部屋」の件で、某K牧師から「あのイニシャルじゃ紛らわしいよ。うちのことだと思われる」との苦情を受けた。まあそれはしょうないね。僕の知ってるKとイニシャルがつく牧師は変人とかカタブツの類が極めて多いからなあ(ついでにHやTもや)。逆に言えば変人が牧師になるんや。

16(木) ドコモの請求書を見てビックリ!36000円!犯人はすぐに判明した。帆波のやつや。親の携帯で夏の間中パケット通信をしとった。判決「使用料相当分(2万円)の支払い、もしくは貯金全額の没収を命ず」。そこで貯金を確認したら15000円。故意でしたわけではないことを酌量して1万円に減額してやった。

17(金) 本屋は鬼門や。居れば居るほど欲しくなる。気が付きゃ小脇に6冊も抱えていたので「この本が無かったら僕の人生にどれだけ支障を来すか?」と自分に問うてみて、3冊まで絞り込んだ。その中に『ゲゲゲの娘・レレレの娘・らららの娘』という本が残ったくらいやから…僕の人生も大したことないかもな。

18(土) 先週10日に寝違えた痛みがまだとれん。激痛こそなくなったが、未だに首が自由に回らん。ある牧師から「借金のせいやろ」と言われた。借金とは「借りた金を返すという約束の元に成立する契約」やろ?返すすべがないので借金ができん。いつかは存分に借金できるような身分になって家族を喜ばせたい。


9月5―11日

2010年09月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo炎天下の広島カープ由宇球場で2軍の試合を眺める若虎たち。フェンス越しに「兄ちゃん写メ撮らして」と声をかけたが無視された。そういえばさっきコーチから「しっかり試合を観とけ!」と叱られとった。観客の前で怒られ凹んどった124番のヨシオカ!君を応援するぞ!試合は9回裏阪神が追いついて引き分け。

9/5(日) 教会の片隅に7月のフェスティバルからそのままにしている日除けテントとカキ氷機がある。この2つは夏の間どれだけ活躍してくれたことか。テントは頂いた物やが、カキ氷機は借り物。いつ「返して」と言われるかドキドキしている。できればずっと忘れていてほしい…と思うのがうちの家族全員の本音。

6(月) 藤沢周平の隠し剣シリーズ『必死剣・鳥刺し』を観たくて、パソコンで映画館情報を検索していたら幸いにも岩国で上映中やった。どんな割引があるかを調べていたら…ん?「自衛隊員は千円。同伴者1名まで同料金」やと!どういうことや!それはおかしいぞ!こうなりゃ自衛隊員の友達作ったるわい!

7(火) 接近している台風9号はマーロウと呼ばれている。最近はアジア風の名がつくらしい。過去にこんな名前があるが、どうしてもふざけているようにしか聞こえてならん。テンテン,レンレンはまだしも、サンサンは太陽の日差しやろ?うさぎ,チャーミー,バービーってのはいったいどれだけ可愛い台風やねん。

8(水) 自衛隊員の友達はまだできんので、メンズデー千円の今日『鳥刺し』を観に行った。どうでもええけどオバはんらよ!友達同士で楽しいのは分かるが、今のシーンがどうのとか、出演者がどうとか、ペチャクチャしゃべるのは止めてくれい。席を2度変えてオバはんから自分を守る。これもある意味で自衛隊員。

9(木) 7日から岩国を会場に開かれていた開伝協の帰りに、関西の牧師・信徒3名が周防に立ち寄ってくれた。うちに来られた方はもれなく1回に限り無料で『山賊』にお連れします。これは僕の公約です。ちなみに、今日の3名は教会に献金をして帰られたことも報告し、わたくしの挨拶に代えさせて頂きます。

10(金) 寝違えた。左肩と首に激痛が走る。僕は寝違えと歯痛と口内炎が大嫌いや。以前、イボ痔ができた時は嬉しかった。ルンルンで病院に行って切ってもらったなあ。身体にブツブツがいっぱい出来て、潰したら小さな白い種のようなのが出てきた時はもっと嬉しかった。でも…寝違えと歯痛と口内炎は大嫌いや。

11(土) ①彩七の仕事が翌日休み②天語も学校&クラブが休み③僕の予定が空いている。この条件が揃った時カラオケに連れてってやるという約束を帆波と交わしている。残念ながらこれがなかなか揃わんのや。あ、もう一つ大事な条件があった。④僕の小遣いに余裕がある時。すなわち…永遠にあかんちゃうか。


8月29日―9月4日

2010年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム

2010 今年も8月のはじめ、錦帯橋の花火を見物に行った。山口に来たころは、こんなにも間近で見られる花火に心から感動したもんや。見上げる首が痛くなるくらいに近い。落ちてくる花火のクズが目に入って困るくらいに近い。そんな中、一つだけ遠いものがある。長蛇の列をなして順番を待つ簡易便所までの距離。

8/29(日) 夏休みも終わり。最後の日曜の今日、きっと多くの子供が叱られとる。一方、叱りつつも放っておけぬ親は自分が書いた答えが間違っていないか不安になりながらも手伝っておる。風物詩のように毎年繰り返されている無益な光景。宿題は手伝うなかれ。教師は宿題なんて出すな。子供らはサボれ。

30(月) 珠ミミ姉妹が「大将を偲ぶ会をしましょう」と言って下関からやって来た。大将の姉さんから届いたメールを読むまでは、誰一人そんな偶然を知る由もなく(偲ぶことすら忘れて)バーベキューに夢中やった。なんと今日が大将の誕生日やという!おお神よ!思わずあなたの存在を信じてしまいそうになりました!

31(火) 夜、懐かしい青年から電話があった。別段用事はないが何となくかけてきたという。今、民主党衆議院議員の秘書をしているとか。ほお~う。その日暮らしをしていた彼がねえ。「その議員が落選したらどうなるんや?」と聞いたら「おマンマの食いあげです」と答えた。その日暮らししていた昔と似とらんか?

1(水) 夕方けたたましいサイレン。火事か?あかん…いつぞや妻に怒られたことを思い出しながらもバイクにまたがっていた。どこやどこや!火事はどこや!すると…道路で見物している友希夫婦を発見。「こら!野次馬はいかんぞ!」と叱った。僕は野次馬を注意するためにここに来てついでに見物しただけやし。

2(木) 山口県民になって早28年。今日「みてた」という山口弁があることを初めてテレビで知った。自分でも結構山口弁を使えると思っていたのに。以前地元の人から「山口の人だと思ってました」とまで言われたのに。なのに家族は知っていた。帆波まで知っとった。まさに僕の自信がみてた(無くなった)瞬間でした。

3(金) 尿検査は無いと踏んで、家を出る前に心置きなく用を足したのでコップに1cmくらいしか出んかった。いつも思うんやが…どれくらい入れればええんやろ?僕はたいてい半分くらい入れる。出始めの小便はなんとなく濃そうな気がするから捨てて、途中からあらためて入れ直そうとして止まったこともあった。

4(土) 春風亭小朝の独演会の招待券をもらい隣町のホールへ。久しぶりに聴く生の落語は実に面白かった。前座でも20分。小朝が30分。じっくり聴かせるねえ。なんとかこの落語の技術を説教にも活かせんかが僕の長年の夢。今の技術は…夢は夢でも5分もありゃ皆を夢の世界に誘えるという質のもの。