たわわに実ったマスカット。と思った人もいるかも知れない。しかしこれはイチョウに実ったギンナン。木の下に実が落ちていたので不思議に思って見上げるとこのありさま。どうしたんやイチョウさん!今からこんなに実をつけていたら秋はどうするの?今年はどこやらで竹の花も咲いたとか。これはいよいよ終末の予兆か?などと首をひねりながら過ごす週末。
6/23(日) 朝から町内一斉清掃。去年は自治会長やったので、ゴミ袋を準備したり、ドリンクを用意したり、草刈り機の燃料代を配り回ったり、目まぐるしかった。懐かしい思い出。ところで今まで掃除には妻が出ていたのに、いつの間にか僕の当番に。ドサクサに紛れてまんまとすり替わられた。でも自治会長を退任した途端不参加じゃイメージが悪い。言わば見栄掃除。
24(月) 一昨日、昨日、今日と改革派教会の信徒夫妻がうちに来られた。昨夜は信仰論を交わしたが、周防と改革派とではチョッコし違いがあるゆえ、もしかしたらプチッとつまづかせてしまったかも。以前、韓国のクリスチャンの女性がうちの礼拝に出席して僕の説教を聴いた後、しばらく寝込んでしまわれたことがあった。うちに来られる方はくれぐれも信仰にご注意を。
25(火) 歯医者の定期検診へ。またしても歯磨きの仕方に教育的指導が入った。たかが歯磨きとあなどるなかれ。なんと奥の深いことよ。そこで思ったんやが、いっそのこと歯磨きを極める流儀を開いてみるのはどや?秘伝奥歯磨きとか、必殺前歯処理、北辰一刀歯石削り、柳生新陰歯間洗浄。よ~し!まずは今日からがんばって、円月殺法歯茎鍛錬を習得するぞ。
26(水) 恩師の森田恒一牧師が入院されたと聞き益田の病院に行く。思ったよりお元気そうで安心したが「百歳超えたら動物や」と繰り返し言われていた。そうか人間百歳を過ぎたら動物と同じか。百歳で動物ねえ。百歳で獣。森田牧師は百二歳。百と獣。森田翁!あなたこそ真の百獣の王です。「また伺います」と言ったら「もう来んでもええ」とのご返答を給わる。
27(木) 事業団の評議員会に続いて理事会。僕は評議員でも理事でもなく、単なる要請陪席者なので、なるべく大人しくしている。と思います。しかし黙って両方に出席するのは、さすがに疲れるなあ。こんなことならパソコン持ってきて週報でも作ればよかったなあ。ナンプレで頭の体操という手もあったなあ。いや、黙って陪席することこそ、今の僕には一番の修行です。
28(金) お昼の弁当を買いに行った。目当てはスーパーの惣菜コーナーにある「あなご弁当」。普通に買うと七百円以上するので、半額になる夕方まで待ちたいが、すぐに売り切れるし実際待ってられん。もしもこれを宮島で買うと値段はたちまち倍以上になる。世界遺産の登録地はいずれも一気に倍々値上げ。足元見やがって!人々はこれを「世界悲惨」と呼ぶ。
29(土) 朝早く萩のアーティスト・Hさんより電話。「聞きたいことがあります」と真剣な声。「聖書に『初めに言葉があった』と書かれていますが・・・(以下略)」。当初は(ついに彼も人生の終焉を迎えたか)と案じたが、俳句の論評を書くにあたり、聖書の言葉を引用したかったとのこと。それで安心。信仰の質問などを僕なんかにしたら「寝込む」事態になりかねんからな。