今夜は誰もいない。そこでステーキを買って帰った。ん?帆波!今日に限ってなんでおるねん!しかし帆波はすでに一人でうどんを作っている最中。残念やな。悪いが僕はステーキを焼くぞ。昔、父は自分が食べたいものがあっても必ず僕にくれた。だが悲しいかな、そのDNAは僕には全て伝わっていない。「全て」と言ったのは、二切れだけあげたからや。
2/15(日) 礼拝後、ある信徒が『猪鍋』を振る舞ってくれた。地方の教会ならではの特権やね。捕獲後の処理が手馴れていたのか、臭みが無く、実に美味い!本当に体の芯まで温まる。ところでこの猪はどこかの田畑を荒らしたのかなあ?それとも無罪猪?いずれにせよ、これも食物連鎖って言うのかなあ?やっぱり人間って一番恐い生き物やで。
16(月) 先日の土曜の深夜、帆波からこんな用件の電話があった。駅で最終に乗り過ごした酔っ払いのおっさんがタクシーがなくて困ってるから高森駅(隣駅)まで送ってやってという内容。そこでたまたま牧師室に遊びに来ていた祥平を派遣した。いいことしたね、帆波ちゃん!と言いたいとこやが・・お前、何時までほっつき歩いとんじゃ!
17(火) 午前2時。ぼちぼち寝ようと牧師室を出たら教会の前に狸がおる。久しぶりやん。しばらく睨めっこをしていたが動かん。なお睨みあったがやはり全く動かん。この信楽焼きめ!くそ、負けんぞ!ビックリして固まったんかよ?目を開けたままで狸寝入りか?ついに寒さに負けて僕の方が退散。今日一日の締めくくりが狸との敗北かよ。
18(水) 三人でお好み焼きを食べに行った。色々と注文したあとで財布に全財産が4050円しかないのに気がつく。念のため、ざっと暗算したが4000円は超えそう。50年前、うどん屋をしていた爺ちゃんちのお好み焼きは90~120円やったのに。そして運命のレジ。神様ありがとう!「4050円です」と言う店員の言葉に、あなたの存在を感じました。
19(木) 明日は園児礼拝。紙芝居から聖書の話を導き出さねばいけん。明日の出し物は『うりこ姫と天邪鬼』。さあ、どこの聖書箇所が該当するかや?落語に三題噺というのがある。人名,品,場所を客から貰って即興でオチまで付けて演じる落語。その点こちらは二題噺やから楽勝!な訳がなく、オチが付いた例がない。(例=「ためし」って読んで)
20(金) さて保育園での礼拝。問題の聖書とのコラボは「みんなの心の中にも天邪鬼がいるかもよ」なんて無理オチを付けて終了。こんな風に毎回々々お茶を濁して、何食わぬ顔で謝礼を受け取って帰る僕はたぶん天邪鬼です。でも二日前すっからかんになった財布が少し潤った。有難うございます。一度なったらやめられんのも天邪鬼。
21(土) 3&4月の教会カレンダーを作成。さあ、コピー機が来て初のカラーコピーをするぞ。今までコンビニで一枚50円で刷っていたが、今日から25円で済むんや。緊張の一瞬。おお!素晴らしい出来上がり!でも急にもったいなくなり、いつもなら15枚刷るところを12枚だけにケチる。これじゃコンビニで刷っていた時の方がずっと気が楽や。