周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

3月20—26日

2022年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

ドライブしていて偶然見つけた廃墟。1883年(明治16年)に開校し、1968年(昭和43年)に廃校となったという木谷小学校。ううう・・・寝てみたい。一人で夜を明かしたい。そんなことすれば通報騒ぎになるやろなあ。あこがれの幽霊とかが出たら最高やろな。ちなみに僕は幽霊に出会ったら牧師を辞めてその道の研究者となります。

 

3/20(日) 今日は寝不足やし、早めに芋食て屁ぇこいて寝よか(これは大阪人のお約束なので気にしないでください)と思っていたところに、久々のつねさんが登場。マンボウ(魚ではない)解除後も自粛ムードは続き、お店の経営は散々とのこと。出したお菓子を全部平らげられた。餓死しそうな時はまたおいで。

 

21(月) 春分の日。三寒四温とは言うがここまで来たらもう春や。それに今は彼岸の真っ最中。そう言えば昨日、袈裟をまとわれたご住職が教会の前の道を何やらニコニコ顔で通り過ぎて行かれたな。説教壇に立っていた僕からはよく見えた。きっと小遣い稼ぎ…もとえ!お勤めなんやろな。うらやましいなあ。

 

22(火) 花粉症歴45年の僕は対策だけは上達して以前のようにひどい症状は出てこない。しかし今年はやたらと妙な目ヤニが出て仕方がない。粘着性があって、ただですら細い目なのに瞼がくっついて離れないのである。心当たりがある。バイクや。シールドの隙間から花粉が目を直撃するんや。でも乗るし!

 

23(水) 今日は愛隣幼児学園の年長さんに最後のお話をする日。出かける前に必ず外気温を確かめる。9℃か。大丈夫やろと薄手のジャンパーを着てバイクにまたがって出発。その判断が失敗やった。帰りは歯の根が合わないくらいの寒さに見舞われる。頭の中に浮かぶことは一つ。風呂!30分後には熱い湯舟!

 

24(木) 昨日風呂で生き返った後、3度目のワクチンを接種しに診療所へ。本当は4月まで予約が詰まっていたみたいやが、糖尿病に高血圧、心筋梗塞までした僕を優先して下さった。そのご厚意は牧師としてお断りすべきやったのではないか?他の人に順番を譲るべきではなかったか?「村田さ~ん」「はぁい」

 

25(金) 今日は高校の新入生に聖書と讃美歌を販売する日。セットで5700円。毎年自問自答する。その金額に見合う授業をしているのかと。いや!聖書にはそれ以上の価値がある!筈なんやけど…。「そこのお兄さん、この本はお買い得だっせ!」。悪い仕事では決してないが啖呵売する寅さん気分になっていた。

 

26(土) 戸川幸夫の動物全集15巻をもう一度最初から読み直している。そして頭をひねっている。その理由は一度読んだので覚えている物語も確かにあるが全く覚えていないものが何と多いことか。少しくらいは覚えている筈と記憶をたどるが見事に忘れている。まあええわい。おかげでもう一回新鮮に読める。


3月13—19日

2022年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

4人の娘たちを光の虹ケ浜に連れて行ったら大層喜んでくれた。二年半前に知り合った頃は高校1年生。立派に成長したもんや。恐る恐る尋ねてみたら4人とも第1志望校に合格したとのこと。それは何よりや!けどな、この山羊みたいな靴は何やねん?え?今流行ってる?爺さんをからかうな!わしは信じないぞ。

 

3/13(日) コロナを警戒して休会していた大島教会やが、今年初めての礼拝を開催。礼拝後には役員会もあるので、周防からの出席者には車で来てもらって僕はバイクで向かった。と、言ったところでどうせバレていると思うが、ただバイクに乗りたかっただけ。だって風が招いているもん。海が呼んでるも~ん。

 

14(月) 今年広島女学院高校を卒業した4人が来泊。そうコロナが始まる前に二度ばかし来た子たち。ヤノイチ先生から「あの牧師は大丈夫や」とお墨付きを頂いてうちに来たのが始まり。どういう意味で大丈夫と言ったのかは分からないが、たぶん信仰に導いたりしない、人畜無害牧師という意味やろと思う。

 

15(火) 夕方4人は「また夏に来ま~す」なんて言って帰った。来たら歓迎するが高校時代のようにはいかんやろな。この春からそれぞれ大学に進んで離れ離れになっていく身。そもそも彼女らの目的は、①山賊が近い。②明け方まで大騒ぎしても叱られない。それ以外の理由でこんな所に来て何が面白いんや。

 

16(水) 歯の定期検診を受けてもう何年になるんやろ?あれだけ歯医者が恐かった僕としては驚異的なことやが、行く度に注意されるのは「強く磨き過ぎ」という一点。これだけ毎回注意を受けても治らないというのは、何か根本的に問題があるんやろなあ。磨き過ぎねえ。もはや歯磨きを止めるしかないがな。

 

17(木) 成績は上々なんやが出席日数が足りない女子生徒が一人だけいたので補習授業をしに学校へ。開口一番生徒が言う「何するんですかあ?」。思わぬ質問に驚いたが「そうやなあ。何して遊ぼうか?」とナマ返答。家庭教師じゃあるまいし二人じゃ間が持たんで。トランプでも用意しときゃよかったかな。

 

18(金) 大島の光信翁の納骨式。あいにく朝から本降りの雨。墓地は急な丘の上で、この雨では危ないからとご自宅で式だけ執り行なった。墓地からは海が見渡せるそうな。景色のいい所に埋葬したいという家族の思いやり。僕の家族への遺言は「遺骨は鉢に入れ、プチトマトを育てて食え」。気色悪い?何でや!

 

19(土) バイクに全く興味は無かった僕が去年急に教習所に通い出したのは63歳やった。胃が痛くなりながら通ったなあ。まあ教官の方が胃を痛くしたかもしれんが。しかしネット動画を見ていると65歳で中型二輪免許を取った人もいることを知って興奮した。なに?75歳の人もおるって!師と仰ぎたい。


3月6—12日

2022年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

先月、島根に行った時に買って帰ったお土産。僕の好きな漫画(鷹の爪団)のキャラクターによる自虐ネタがええ。他にも「また来るぞ~!と言ったバンドが二度と来ない」というのや、(シャッター商店街をバックに)「こんな日が来ると思って、あらかじめ自粛してました」など、さすが!僕は「また行くぞ~!」

 

3/6(日) 古い亀の里アパートの夢を見た。解体されるはずの伝染病棟を改造したアパートやったから、今考えると「よくあんな廃屋で暮らしていたな」と思うけれど、思い出だけは最高やった。今日の夢ではオンボロアパートは超満員でみんな口々に僕に建物の文句や愚痴を言ってくる。なんとも最低な夢やった。

 

7(月) 教室の窓から女子生徒らが呼んでいる。話をして、いざ颯爽とバイクにまたがって走り去ろうとしたらキーが無い。やってもた。シートの下に入れてロックしたんや。担任の先生が「すみません。この子らが呼び止めたから」と謝られた。いや、ええ歳こいて鼻の下を伸ばした煩悩まみれの僕のせいです。

 

8(火) 昨日、役場に確定申告に行ったが、今年の担当者はちょっと厳しい女性で、あと数分議論したらブチ切れたくなるレベルやった。でも牧師がブチ切れたりしたら印象が悪いゆえ、小さな宗教法人のお涙ちょうだい戦法を用いる。しかし蛙の面に小便。相手は全く動じない。おんどりゃあ!出直すことにした。

 

9(水) 確定申告その2。今日は優しい女性が担当。昨日と違ってスムーズに進んでゆく。やったこれで終わるぞ!と思った矢先、病院代が免除になることを忘れていた。そうや!去年は死にそうな病気をして、毎月、目ん玉が飛び出るほどの薬代を払ったんやった!大損するとこや。また出直しますと言って帰る。

 

10(木) 確定申告その3。万全の準備をして向かう。今日は若い女性が担当。その結果、なんと還付金があるとのこと。しかも2万円近く!考えてみたら、それもこれも初日の厳しい担当者さんのおかげや。あの時「もうこれでええわい!」とキレとったら、反対に所得税を払うハメに。あなたは命の恩人です。

 

11(金) オケーさんから「持ってきて」と言われていた孫の手と爪楊枝を携え柳井の光輝病院へ。室津半島の山の上にあって、瀬戸内海の絶景が眺望できる抜群の立地。さぞかし景色に癒されるやろうと思っていたが、オケーさんいわく「ベッドにおるけえ、な~んも見えん」とのこと。お早い退院を祈ります。

 

12(土) 昨日も今日も食堂で聞かれた「ごはんは大中小どれにしますか?」。同じ値段やからもちろん大!結果、苦しくて動けなくなる。今日は中にして、動けたが苦しかった。関西人の判断は全て損得勘定。その上もったいないから無理して全部食べる。命をかけてまで得を選ぶ悲しき関西人。

 注意:関西人にも個人差があります。


2月27日—3月5日

2022年03月06日 | 日記・エッセイ・コラム

めったに投稿などもらわないブログにコメントが入っていた。ヤノイチの教え子さんという人やった。『筋の通った血の通った先生でした…。困った時の神頼みで良いと笑っていた…』か。まさにヤノイチ節。ええ先生から学びましたね。天国か地獄か、あるいはまだその辺でさ迷っているヤノイチ!聞いたか!ここで照れなきゃ、もう照れるとこ無いよ。

 

2/27(日) 店から「修理が終わりました」との電話を受けた。今までこの手の物は一度も修理になど出したことが無い。しかも修理にかかった期間は約一カ月。その品物とは!革靴。え?高くても1980円くらいの靴しか買わん村田が修理?と思うやろ。それには訳がある。この靴は25年前に二人の看護婦さん

 

28(月) からもらった思い出のリーガルなのである。年に数回しか履くことがないし、靴よりも先に冬用のスーツを買えと言われそうやが、思い出は何にも代えられない。でも修理代15,000円は痛かったなあ。1980円の靴が7足は買えたぞ。あの時の看護婦さんに泣きつこうかと思ったが自分で払いました。

 

1(火) 絢爛と書いて何と読むか?先日生徒らに配ったプリントに僕は「ジュンラン」とルビをふってしまった。しかし後で間違いに気づいて「ケンラン」と訂正したものを掲示しに学校へ。たったこれだけのことで学校に出向き、しかも素直に非を認めるなんて教師の鏡だと思いませんか!思いません?やろね。

 

2(水) 春も近づきバイクの季節も近いが一つだけ残念なことがある。それはこの町の低温を利用していた室外天然冷蔵庫のお役目も終わってしまうからや。大好きな無糖ネスカフェ・エクセラを僕はいつも室外で冷やしていて、好きな時に取り出しいつでも冷えたコーヒーが飲めた。僕の幸せは大体こんな程度。

 

3(木) 卒業式。生徒たちから「面白い話をしてください」とリクエストされていた。僕の話は聖書と関係なく、どちらかと言えば下ネタまがいの内容が多いゆえ、そんな期待を持たれてしまったようや。でもさすがに卒業式で下ネタはなあ。ふと気付く。保護者席に同業者らしき人の姿。下ネタやめて良かった。

 

4(金) 紙芝居を借りに柳井の柳美幼稚園に行く。僕を見て近寄って来たのは園児たち。お決まりの言葉が飛び交う。児「誰?」僕「どろぼう」。児「何しに来たの?」僕「君たちをもらいに」。今の時代なら先生に通報やが、ここの園児たちは紙芝居部屋まで付いて来て言った「紙芝居してよ」。君たちは合格や!

 

5(土) 今日は通信制の卒業式。一昨日の全日制に続いて、めったに着ないガウンを着る。あの時も生徒が不審者を見るような目で僕を見ていたが、今日はヱヴァ友の教師に「インスタグラムにのせてもいい?」と言われ、聞いたことはあるが分からぬまま「どうぞ」と返答。それって何や?何かのプログラムか?