普賢祭りに出ていたおばけ屋敷。うらやましいのは、分かっていても恐がる人たち。そんな人らは確実に入場料五百円の元が取れる。しかし、もっとうらやましいのは恐がる女性にしがみつかれて至福の笑みを浮かべる連中や。ただ、マツコ・デラックスのような相手にしがみつかれたら…。それはそれで違う恐怖で元が取れるってもんよ。
5/22(日) 高校卒業の春、東北を一人旅した。秋田で訪ねたある教会でのこと。ちょうど洗礼志願の青年と牧師が面接している場面に出くわした。「タバコを止めるか!」と問い詰める牧師。うなだれる青年。こんなキッパリと物が言える牧師になりたいと思った。今、キッパリと物は言うが、庭のテーブルで一服している日曜の午後。
23(月) 帆波が修学旅行から帰ってきた。奈良⇒京都⇒大阪の旅が楽しかったかどうかはあまり興味がない。何を食わされたかが気になる。案の定、上の子ら同様、見た目が派手だけの格安バイキングやったらしい。給食に毛が生えた程度の料理で子供らを誤魔化し暴利をむさぼる者共よ。お前らいつかバチ当たっど。
24(火) 妙な筋肉痛が起こっている。今までに傷めたことがない場所が変に痛む。具体的には右のケツ。自転車か?ウォーキングマシンか?どれも思い当たる節がない。そこでふと思い出したのは、以前ある人がつぶやいていた言葉。「歳を取ると訳が分からん場所が痛くなる」。僕に限って!…と否定しつつ撫でるケツ。
25(水) 床に入り本を読みながら、うつらうつらした時やった。あ!記憶にあるぞ、この感触。飛び起きて見たらやっぱりムカデや。右足の甲を咬まれた。こいつめ!と生け捕りにして一晩こらしめてやることにする。でもおかげで目が覚めたので、急ぎの本の続きを読み進めることができた。眠気覚ましにゃムカデが一番や。
26(木) アオバズクが鳴いた。毎年GW前後に鳴き始め、夏の夜は楽しませてくれるんやが、去年は一回だけ鳴き声を耳にしただけで、今年はだめかもとあきらめていた矢先やっただけに嬉しい。でもなんとなく元気がないな。まだ練習中なんやろか?ホトトギスも鳴き出したし、ツバクロも飛ぶ。これで夏の三役そろい踏み。
27(金) 統一協会の信者が二人来会。アオバズク同様あきらめていただけに嬉しい。目的は要注意人物の僕を探りに来たというところか?短時間で帰ろうとするのを「せっかく来たんですから」と引き止めて90分。今度は昼か夕方に来てくれたらランチか夕食でもご馳走するんやけど。マジやで。でももう来てくれんやろな。
28(土) 「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と挨拶をさせ、天語と帆波にお年玉をあげた。考えてみぃ。もし元旦に渡しとったら、今ごろはもうとっくに無くなっていたやろが?どや、お前らに分かるかこの親心が。でも走野の結婚式が終わるまで使うなよ。ちょっと借りることになるかも知れんから。