周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

8月24―30日

2008年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo アメリカのコメディードラマで『ミスター・エド』ってのがあった。エドってのは馬の名前で、奇妙な設定やが…その馬が人間の言葉をしゃべるっちゅうんやからお立会い!しゃべるだけでなく、歌ったり、シャワーキャップかぶったり、あげくの果てはメガネをかけて本まで読む。今なら間違いなく動物愛護団体にヤリ玉にあげられるとこやな。   ところでこの写真の馬はしゃべっているのか、歌っているのか、怒っているのか?誰か分かる?

8/24(日) 大島教会に携帯電話を忘れてしまい、アロハに短パンにサンダル(要するに礼拝に出た時の姿)のまま原チャリにまたがって取りに行く。これが悲劇の始まりやった。いつも車やから気付かんかったが、海沿いはええけど山間部では日向と日陰の気温が極端に違う。おかげで寒くて遭難しそうになった。

25(月) ついに彩七(サイナ)が運転免許を取得。高校時代、校則違反を承知でバイトをして稼いだ貯金で教習所に通ったのだ。あっぱれな娘や。兄の走野(ソウヤ)もバイトで免許を取得し、バイクも買った。さすが我が子たちよ!…という僕は学生時代、免許も車もぜ~んぶ親のスネをかじりました。さすが僕やで!

26(火) 僕が助言をしたのに耳を傾けてくれんかった人が、後から弁護士も同じ意見を言ってくれたので信用して下さったという出来事があった。牧師よりも弁護士が上か…とイジけていたが、待てよ。うちの子らは昔から僕が何を言っても「ホント?お母さん?」と確認をとる。ちゅうことは…僕の問題か!

27(水) 頭部のMRI検査を受ける。10年前にメニエルをした時にも受けたが、あの時は頭の血管が固くなっていると言われた。今回は…と、気をもんでいたが特に異常なしとの診断にホッとした30分後、受付で呼ばれた。「8000円になります」という言葉を聞いたとたん、別な意味で異常が発生した。

28(木) 昨日、検査の帰りに棚田さんが入院されている病院に寄った。その時「午後にも退院する」と聞いていたのに、今日「退院が一週間延びました」との連絡が入る。なにがあったんやろ?と思ったが、一つだけ心当たりがある。いや、あれが原因としか思えん。病室でのお祈り。やり慣れんことしてしもた。

29(金) カラオケボックスにゃ何度も行ったことはあるが、一人で行ったのはもちろん初めて。突然思い立って、夜8時に入り、出たのが午前1時。熱唱5時間。51曲。一人カラオケの味を覚えてしまった「50おやじ」は、妖しくも、なまめかしい気分を覚えつつ、笑みを浮かべながら帰路についたのでした。

30(土) 亀の里事務所の冷蔵庫でゴキブリが冷え固まっていた。設定温度が冷凍庫並みに下がっていたので完全に凍っている。しかし奴は死んでなんかいない。ケースに入れて部屋に置いていたら、案の定、復活!ハレルヤ!さすが3億年以上前からの完成形。もちろん生物の大先輩に敬意を表し逃がしてあげた。


8月17―23日

2008年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo

今はもう取り壊されて跡形もなくなった『旧亀の里アパート』の上空約300mから撮った写真。どうやって撮ったかって?ハンググライダーからや。誰が撮ったかって?僕が撮ったんや。でも今から20年ほど前のこと。あの頃の僕は若さも手伝って「ぶっ飛んで」いたからなあ。え?今の僕?歳とともに「ぶっ豚で」しまって浮かびもせんでよ。

8/17(日) 大島教会の礼拝が終わったと同時に鬼太郎のひと夏の実習も終了。それを慰労するかのように、のあのフラダンスが始まった。おお、前よりもずっと上達しとるぞ(こいつを見世物にしたら一儲けできるかも…)などと考える罪深い僕は、もう一度実習を受けて修行し直すべきでしょうか。

18(月) 世界中が血まなこで金の奪い合いをしていた時、中国人民解放軍は140人のチベット人を射殺していた。それの抗議に対して「平和の祭典であるオリンピックに政治問題を持ち込むな」と一蹴する中国政府。金争いにのみ目がくらむ日本は「中国と同じ見解」ってことでよろしいでしょうか?

19(火) 高速道路教習の途中でパーキングに立ち寄らせ、教官にアイスをおごらせたという話を彩七(サイナ)から聞いて唖然。厚かましいというか、怖いもの知らずというか。確かに小さい頃から人を操る才能がある娘やった。でもな、僕の娘ならアイスと言わず、うどんくらいおごってもらわんかい!

20(水) 朝起きたら鬼太郎が消えていた。黙って帰京したらしい。ある人は「いかにも鬼太郎らしい」と感心していた。昔『名犬ロンドン』というドラマがあり、事件を解決した後、黙って立ち去る犬がカッコよかった。ゲタの音もなく去ってしまった鬼太郎。カッコええというよりゃ…不気味やのう。

21(木) カルト集団をやめる決心をした方が訪ねて来られた。どんなに勇気ある決断がいったことか。きっとここに来るのも迷ったことやろなあ。こちらも心して話さねばと聖書を開いたら、めくったページに鼻クソがくっついていた。すぐさま払いのけたが…絶対に見られたと思う。

22(金) 鬼太郎からメールが届いていた。実習から帰って一日中カッタルクて何もする気になれず、教会の修養会を黙ってサボったとのこと。黙って帰ったり、黙ってサボったり。あ、そうか!歌にもあるじゃない。朝は寝床でグーグーグー♪この人間離れした行動こそ本物の妖怪の証やで。

23(土) セミに替わって秋の虫が鳴き出した。そういえば急に秋風が吹き出したのは鬼太郎が去った20日の夜から。60歳の実習生をあだ名で、しかも呼び捨てるなんて失礼かも知れんが、やっぱり彼はあのキャラでいてくれれば、みんなが安心して眠れるような人です。ゲッゲゲのゲ~♪


8月10―16日

2008年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_2 お前ら、人が写メを撮るまで待てんのか!赤、青、黄色、緑色。カラフルなカキ氷がそうめん丼にドッカと入って300円。夜店やバザーで出される目の粗いカキ氷と違って、きめ細やかで綿菓子のような舌触りのふわふわ氷が、口の中でマイナス0度のアイスダンス。溶けたのではなく消えちゃった。おばちゃん、お代わりはミルク金時ね。

今夏2008年の実習生、鬼太郎が書いた「ゲゲゲジャーナル」を堪能あれ!

<鬼太郎日誌>

8/10(日) 岩国東教会で実習3回目の説教。留守のはずの川原牧師がいた。午後は大島教会へ。周陽教会で実習中のJBTSの川上氏の説教を聴く。礼拝後チビちゃん2人のフラダンスに感嘆し、夜は周防教会でJBTSのもう一人の実習生三浦女史も合流して会食。おかしいのは農伝生だけではないのだと判った。

11(月) 実習生の慰労(?)旅行。慰労というなら対象者は村田雅子さんだろうと思うが、そういう慣わしとのことなので秋吉台に。途中でサビエル記念聖堂に立ち寄っていただいたが、近代建築に建て直されていてガッカリ。カルスト地帯と秋芳洞は今後話のタネになります。行きも帰りもブッチャケさんが運転してくれた。大感謝。

12(火) 村田さんに広島の平和記念公園に御案内いただいた。日本が戦争をしていた歴史の風化が危惧されているが、そこにはまだ事実を知ろうとする人達が国籍を越えてあふれていてホッとした。それにしても広島は暑かった。

13(水) 朝から何だかやたらに眠くて、一日中寝て過ごした。結構な御身分で…。

14(木) 統一協会の被害者家族と牧師の面談に立ち合わせていただく。「私達のことが何か(実習の)お役に立ちましたか?」とおっしゃっていただいて、ひたすら恐縮。統一協会の目的が信徒のお金だけとは寂しい。

15(金) 夜になって事務室でパソコンに向かっていた村田さんがふと振り向いて「実習生には毎年最後の一週間は週報のここを書いてもらうことになっていたのを言い忘れていました」って、おーい、こんなドタンバになって思い出すなあ!

16(土) ということで、今日は朝から今週一週間のことを思い出して日記を書いています。また今朝は農伝の寮委員から電話で、先週から寮で問題が起きている云々と連絡がきましたので、明日で実習終了なので急いで帰ると約束しました。実習中、御関係の皆様に大変お世話になりました。Good luck!& See you again!


8月3―9日

2008年08月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 今年はマムシが多いそうな。そう言えばキャンプ場に行く道に轢死体があったし、例年よりもカジカ(蛙)がよく鳴く。10数年前、やはりカジカとノネズミが多い夏があって、その年のキャンプはマムシが3匹出た。ここの名物はマムシにアブに蚊に雷。それでも毎年大勢が集まるキャンプ。僕の母は言う「あんたも、もう若くないんやから、ええ加減にやめなさい」。そのセリフ、みんなに言ってよ。ママ!

8/3(日) エアコンが入った大島教会の台所で礼拝。暑い間はここで礼拝することになる。「今日は平和聖日を覚えて聖餐式を行ないます」と言ったら、子供らが「やったー!」と叫んで小躍りした。こんなに楽しい聖餐式を《受洗した人》たちだけで行なったら神様が化けて出よるで。

4(月) 明日からのキャンプに備えて“場所取り前泊”をする。午前中に広瀬夫妻が現地入りし、テントを設営するための整地作業までしてくれている。年々体力の衰えを感じる僕だけに心強い助っ人が帰ってきてくれたもんや。来年から主催者になってくれたらもっと心強いんやけどなあ。

5(火) 教会キャンプ本番。中学生たちはみんな毛布一枚もって駐車場で寝たのでテントは5張りで済んだ。駐車場で寝かせるなんてひどい!と言われそうやが、日中熱せられたアスファルトが冷え込む夜にオンドル効果を発揮して気持ち良いこと!空は満天の星。離れの特別室と呼んでもらおう。

6(水) 2日目。広瀬徹さんと僕がギターを持ち込んで70年代を再現しようと試みたが、満足に練習できなかったので、歌える曲は少ないわ、指は動かんわ、声が出んわ、歌ったら歌ったで寝た子が泣くわ…散々やった。河原では高らかなテナーを奏でカジカガエルが鳴いて…いや笑ってるんちゃうか。

7(木) 撤収日。今回のキャンプでは寝坊して夜明けが楽しめんかった。毎年、川面を珍しい鳥が飛ぶ。カワセミ、ヤマセミ、アカショウビン、カワガラス。うちのキャンプの常連は、看護婦、大工、警察官、牧師、豪傑カメラマンから謎の怪人B。今年はオペラ歌手まで加わった。人間の珍種が観られます。

8(金) 教育委員会にキャンプ道具を返しに行く。このキャンプ道具はどうやらうちの教会以外には借りる人がいないらしい。言うなれば「毎年、周防のキャンプ道具を教育委員会に保管してもらっている」状態や。ものはついでなんやけど…ランタンとかテーブルとかも預かってくれんやろか。

9(土) 昨日開幕したオリンピックの参加国は過去最多とか。中国という巨大市場を前にし、チベット問題や巨大地震の被害者に目をつむりさえすりゃ、国益から考えても参加しておいて損はないということか。意地でもテレビを見んつもりやったが、気付いたら電話しながら柔道を見とった。


7月27日―8月2日

2008年08月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 毎日毎日灼熱の日差しにうんざりしていた。短時間の雷雨が過ぎたあと、やっと陽が翳ってきて涼しくなるかなと思いながら玄関を出たら、ん?あたりの雰囲気がなんか変やぞ。空を見てビックリ!空を覆っているうすい雲がオレンジ色に染まっている。あわてて教会のみんなを外に呼んだ。ほんの1分30秒のマジック・アワーやった。

7/27(日) 午後、岩国教会の説教奉仕から戻った鬼太郎(神学生)が言う。「20分遅刻しました」。カーナビは今回の実習のため、はりきって取り付けたらしいが、指示通りに走ったら迷いに迷ったって。そりゃ焦ったやろ。初っ端から思い出深い実習がスタートしたことをお見舞い申し上げます。

28(月) 岩国東教会にて牧師会。今日の夕食は屋上ビアガーデン。90分間飲み放題&食い放題のコース。6時にスタートしたから7時半に終了して、あろうことかまだ明るいうちにお開きとなり、8時過ぎにはうちに帰っていた。でも考えりゃそれが普通なんやろ。腐っても《牧師会》なんやからな。

29(火) キャンプ地の下見に行く。今年は雨が少ないから水位がやや低いので、例年よりもテントを張るスペースが広そうや。潜ると真っ先に目に飛び込んで来たのがウグイ。そしてカワムツにアユ。お!あれはヤマメか?美味そうなのに手が届かん。悔しいなあ。先週石垣島の海でもいっぱい悔しかった。

30(水) 外出中、うちから電話。お客さんだという。ええ?約束していたっけ?あわてて教会に帰ったが…さあ困ったぞ。「今日でしたっけ?」と聴くのも悪いしなあ。とにかく「お待たせしました」と言った。「突然にすみません」との返事がなかったということは…やっぱり約束しとったみたいやな。

31(木) 走野(ソウヤ)が今日で『小料理なかの』を退職した。店は次の職人がまだ見つからずに困っているらしい。はたして走野がどれだけの働きをしたのかは知らんが「居なくなれば困る存在」であったのは間違いないみたいやな。僕が手伝ってもええが。「居れば困る存在」になるのが目に見えている。

1(金) 連日雷雲が発生している。昨日などは10分もありゃ済む郵便局の用事が2度の停電で機械がダウン。50分もかかった。コンピューターが止まったらアウトやな。僕もパソコンを使っていたがその時に停電せんでラッキーやった。ここで一句。『落雷で パソコン落ちて 頭フリーズ』。

2(土) 夜、走野の送別をこめた夕食。さよならのモツ鍋。このクソ熱いのに鍋。35度を超える夏でも鍋。オオイちゃんから教わったモツ鍋…ん?このフレーズどっかで聞いたこと(7/6のジャーナル)があるぞ。ま、とにかく家族で食べる最後(?)の食事が鍋とは。いよいよここは「すもう協会」やで。