わたの原(2018年 映画)

2024-02-20 00:00:34 | 映画・演劇・Video
主人公の蛍は、会社務めの人間関係に病み、富士山のふもとにある母の実家でしばらく過ごすことにした。そして、今は空き家になっている家の庭の手入れを始める。といっても、新人監督の映画らしく、庭の手入れと言っても植木のトリマーとか草刈り機で雑草を刈り取ったりの軽作業ばかりだ。



そういった仕事の合間に、彼女は会社で起きたことを振り返り始める。先輩の男子社員との不定形の恋愛とかそれを妨害しようとしている年上の女性社員とか。よくある話だ。

振り返れば、その男子社員の趣味は無線。蛍の祖父も無線が趣味で、富士山のふもとの家にも無線機があり、彼女は無線機のスイッチをONにして、どこかの誰かと通信しようと試みるが、うまくいかないし、たぶん無資格だと違法行為なのだろう。敵国のスパイみたいだ。

そして、ついに彼女の携帯に元カレからの着信があり、彼女は荷物をまとめて山を下りていくわけだ。

行く先は都内なのだろうか。ハチ公前とか。まさか、樹海ではないだろう。あるいは、単に無線機の操作法を聴くためなのだろうか。その前に試験を受けないといけない。

映画の筋とは関係ないが、蛍が庭作業をする時に、私服の上に上下がつながった白いつなぎを重ねて着ていたが、上下が繋がっていると、女子はトイレに行く時に大苦労になるので、上下が分かれる作業着を着た方がいいと思う。

それと、富士山麓の家から、都内に戻る時、嬉しくて忘れたのに違いないが、玄関に鍵を掛けてないように見えた。

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