将棋講師の敵「ねこ将棋」

2021-08-28 00:00:18 | しょうぎ
最近、将棋を覚えたてのこどもに教えていて、気になることがあった。教室で使っているのは普通の駒(木製かプラ製)なので、「王将」「歩兵」のように漢字二字である。その駒を見て、「いつもと違う」という子がいて、私製の「かいておぼえよう」というシートを使うことになった。そのシートは漢字が読めない子のためのもので、二文字駒を読むためのものではないので、違和感があった。しかし、一文字の駒というのは入手が難しい。2万円ぐらいのツゲの駒ではあるが普及駒ではみない。

また、直近ではメールで教室の内容を聞かれたのだが、両親が将棋が分らず、こどもが「ねこ将棋」で遊んでいるという内容で、どのクラスがいいかということ。直感的に上の話と結びついたので、「家に駒があるかどうか」を確認したところ「駒はないし、2文字駒というのがあるのは知らなかった」とのこと。とりあえず、「ピアノなしでピアノ教室に入るようなものだから」といって、さらに大人用のテキストも送ることにした。



そして、ねこ将棋の実力を調べるためにインストールして30局ほど指してみた。実力は猫並み以下の感じだ。平手では最短で36秒で詰ましたのだが、ハンデを付けることができる。猫より弱い人は二枚落ちができるが、猫より強い人は駒を落とせばいいのだが、六枚落ちというのはなく、「六枚あげる」というハンデになる。さっそく指し始めると、いきなり隙間に飛車を打たれて驚いた。六枚落ちの上、六枚を相手の持ち駒にあげるわけだ。つまり十二枚落ちみたいなものだが、それでも猫に勝てた。

ねこ将棋は1日で卒業した方がいい。


さて、8月14日出題作の解答。








今週の問題。



わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛇塚の坂本)
2021-08-31 15:55:34
最終手〇〇〇の〇〇手詰みとなりました。
銀が、大いに活躍。
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Unknown (おおた葉一郎)
2021-08-31 15:56:24
坂本様、
正解です。銀ですね。
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