「もらった物は返さない!!」話が二つ。

2019-01-24 00:00:20 | 市民A
奇しくも、「もらった物は返さない!!」話が同時進行している(進行していないとも言える)。

どちらが重要かはよくわからないので順不同で、一件目。

日ロ領土交渉。いわゆる北方四島問題。「固有の領土論」の日本側に対して、「ヤルタ会議の結果、千島列島をもらえることになった」「戦争で獲得した領土は自分の物にすることになっている」というのがロシアの言い分である。

その中間にあるのが1956年の日ソ共同宣言。この宣言によって、日ソ間の戦争状態が終結したので、平和(講和)条約を新たに結ぶ価値があるとしたら、領土の確定ということになる。共同宣言では、平和条約締結後に歯舞色丹を日本に引き渡すとなっているが、この宣言の解釈にも日ロの差があり、日本側は、平和条約が締結されると領土が確定するので、事務的手続きの後ですみやかに日本領になる、と解釈しているが、P大統領は、島を引き渡すと言っても主権を渡すとは書かれていないと言い出した。

この主権を渡さないということは、言い換えると、「島を貸す」ということになる。例えば、賃料年間一兆円で、海は貸さないから漁業権はロシアの物という解釈になる。

もちろん、そんな条件なら交渉は無意味で、四島案に戻り、次のロシアの崩壊を待つということになるのだろう。Pの次の次あたりだろうか、一旦、右に傾き、結局左に倒れる。米国の未来もそうだろう。

また、戦争で獲得した領地は返さないというのも、最大の死者を出した国なので心中はわかるが、欧州の方では、ほとんど領地獲得できなかったわけだ。こだわるのも無理はないだろう。


そして、もう一つの「返さない」話は、皇室から一刻も早く抜け出したい王女様の婚約者の母親の金銭トラブル。

母親の話がなんで関係するのかとか、そもそも元婚約者の方と母親はどういう関係だったのか、単なる婚約者なのか事実婚状態で年金極大化のための偽装婚約者だったのか。

問題の400万円は貸したのか、譲渡したのか。どうも話を聞くと、あげたつもりだったが母の態度が冷たくなったので、返してほしい。ということのようだ。

実際は皇室から支度金として1億円が払われるようなので、それを担保にして400万円を借りて交渉すればいい、と思ってしまう・・・

「もらったものは返さない!」と基本原理を小室家が出してきたので、それを突き崩すのは元婚約者側なのだろう。

ロシアなら、元婚約者という人物がいつの間にどこかに消えてしまうということだろうか。


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